まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[便利]今年度は齋藤孝先生の「教師力手帳2018」を活用!中身をご紹介。

「教師用手帳も色々あって迷っちゃう」

Amazon で売られてはいるけれど、中身がわからないので選びようがない」

そんなあなたのお悩みにお答えするシリーズです。

以前もスクールプランニングノートやティーチャーズログノートの内容についてご紹介しました。

 

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今回は齋藤孝先生の教師力手帳2018のレビューをしたいと思います。

「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝先生プロデュースの手帳

中高の先生向けの手帳のようです。

Amazonの商品紹介より。

齋藤孝先生監修、仕事の段取り力を高め、知的な教師生活をサポートする工夫がいっぱいの手帳です!
教師力を高める「教養語録&読書記録欄」、一覧表でもれなくチェックができる「テスト範囲記録ページ」他を掲載。
中学・高校の先生向け。

【内容一覧】
・年間カレンダー
・私の決意
齋藤孝のデキる教師になるための読書術
齋藤孝のデキる教師になるための三色ボールペン活用術
・教師力手帳 スケジュールの活用術
・名簿
・座席表
・年間予定表
ガントチャート
・マンスリー
・ウィークリー(週間)
・メモ
・読書の記録
・私の教養語録
・声に出して読みたい言葉
・テスト範囲確認表
・付録
時間割
担当学級一覧
年齢早見表
各教科等の授業時数/単位数
・一年間の振り返り
・私のプロフィール

 なかなか盛りだくさんの内容ですね。

それぞれのページ構成はこちら!

まずは表紙。

カバーの内側に入っている帯を取るところから、この手帳は始まると感じました。(笑)

職員室だけじゃなく、教室にも持っていく予定なので…。

デキる教師になる工夫が満載!満載!

まずは、自分の今年度の宣言を書きましょう。

アクションプランまで落とし込むことが重要!

デキる教師になるためのアクションは、まずは読書!

本をそばに置く生活を始めましょう。

三色ボールペンの活用法までご教授くださっています。

スケジュールの活用法。

生徒一覧。アナログに記入する先生はいないだろうとは思いますが…

貼り付け場所としては良いかもしれない。

座席表。

年間予定一覧。ここも貼り付けか。

プロジェクトごとに進捗状況が確認できるガントチャートもついています。

マンスリーの予定表。

一番利用するのは、ウィークリーですよね?

中高の先生向けなので、授業のコマに様子などを記入するためのページになっています。

ページ右端にはTODOリストが書けるようになっていますね。

なにもない方眼ページ。

ここに面談記録を書いたほうが良いかもしれない。

読書記録のページ。

私は読書メーターにデジタルで記録を残しています。

齋藤孝先生ならやっぱり「声に出して読みたい日本語」ですよね!

定期テスト試験範囲表。

生徒の生まれ年早見表、各科目の授業時間や単位数が掲載されています。

巻末には、振り返りページもあります。

裏表紙見返しは、住所などの記入欄になっています。

B5版のノートが挟めます、と書いてありました。

スクールプランニングノートのように、できれば面談を記録などの小さなノートがついてくると嬉しかったです。

紙ベースだけでなく、ダウンロードもできます

それぞれのページを撮影しながら、

「今、紙ベースで記録する先生はどのぐらいいらっしゃるのだろうか…?」

と思っていたところ、座席表や時間割などのデータはサイトからダウンロードできるそうです。

QR コードが本に載っていたので、後ほど確認してみたいと思います。

まとめ

今年度は、この齋藤孝先生の「教師力手帳2018」を使うことにしました。

なぜなら、3月の終わり頃にスクールプランニングノートを買おうとしてまさかの一か月待ちとなってしまったからです。

一ヶ月経っても発送されず、注文をキャンセルしました。

現在は転売屋さんにより、スクールプランニングノートの値段がつり上がってしまっています。

学事出版のサイトを見ても在庫切れ。

5月以降に増刷したたとしても、すでに4月が終わってしまっています。

まだ買える手帳がこの教師力手帳しかなかったというのが本音…。

齋藤孝先生、ごめんなさい!)

デザイン的な不満はないので、今年一年はこの手帳を利用しようと思っています。

ではまた☆

[書評]2018年春に読んで良かったおすすめ本、GWのお供に。教育・ビジネス書・雑誌など24選♪

冬のおすすめ本に引き続き、この春までに読んだ本のなかでおすすめをご紹介します。 GWのお供にいかが?まだ間に合いますよっ!

4月は勝間さんのコミュニティで積読を減らそうイベントに参加していたので、3月から積読されまくっていて途方にくれていた本をなんとか読み切ることができました。

10年以上勝間和代さんのファンでして…でも、塾に入ったのはこの春から。

www.katsumaweb.com

そのための強力な助っ人がこちら。

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iPhoneのテキスト読み上げ機能です!!

簡易オーディオブックとして、本文テキストをどんどん読み上げてくれます。

速度も調整できるスグレモノ。

読書がホントにはかどりました。

読み方が間違ってることも多いため、

「病児保育」を、「やまいこほいく」

と連呼されてたけど…。

Kindle積読がたまってる方に絶対おすすめしたい読書方法です!

これからもっと本の購入がKindleに偏りそう。

教えてくださったふたせん先生、ありがとうございました!

www.kesuke03.xyz

いわゆる教育書・教育雑誌

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

これはいわゆる教育書に入るかしら…?今年、はやくも一番背筋が凍った本。

AIで東大合格を目指す東ロボくんは100人以上の協力者のお陰でMARCH合格できるまでになった。

著者が明らかにしたかったのは、AIは何が得意で何が不得意なのか測ること。

AIは四則演算で表せるものしか理解できず、AIに期待しすぎとも。

人間が得意なはずの論理、教科書を読むことができたのは国公立大学に入学した上位の子どもたちだけだったこと。

読み取りできない子どもはどうなる?教師データの取り扱いなど読んだ人と話してみたい。

RSTテストを同僚や生徒にも受けてほしい。必読の一冊。

その後、いろいろな批評が出ていますね。

確かに、「読めて当然」なのかは疑問が残るような。

「なんでも1人でできるようになること」

が良いことなのか、という感想を上げていた人もいました。(学びが1人で成立するのか的な)

www.watariyoichi.net

教師のための「なりたい教師」になれる本!

来月、このTPチャートのワークショップに参加する予定なので読むのを楽しみにしていました。

実際に5人の先生がチャートを作ってからの教育実践の変化がよく分かりました。

具体的な教育実践を付箋に書き、大切にしている理念を探ります。

「なぜ、それをするのか」改めて理解し、生徒に説明できると生徒も変わりそう。

また、チャートを1人ではなく仲間と交流しながら作ることにも意義を感じました。

職場でもワークショップができると良いな。

教育以外の場、例えば子育てについてもこのチャート作成ができると子どもへの接し方が変化しそうな予感。

↓実際に行ってきました!

 

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まんがで知る教師の学び3━━学校と社会の幸福論

大人気シリーズの3冊目。地域と学校がいかに繋がるか。

著者は小学校の教頭在職中に熊本地震に遭い、このマンガとほぼ同じような体験をしている。

学校か避難所になり、そこで地域の方々が普段からのネットワークを使って共助していくさまを目の当たりにする。

小学生が地域の課題を聞き取り、リーフレットづくりに取り組む。教師の多忙化にも触れられており、教頭先生に「裏庭でハトが死んでます」報告のコマにツボりました。

実際あることなんだろうな。カリキュラムの見直しは忙しい3月にすべきか見直す案に賛成。

職場の図書室リクエストします。

ネットの高校、はじめました。 新設校「N高」の教育革命

2016年に新設され、まだ卒業生も出ていないのにすでに4000人以上が通う高校に。

読んでみて、生半可な気持ちで始めた学校ではないことがよくわかった。

授業の動画を自社で作成できるし、参考書を作る出版社は傘下にあるし、プログラミングもラノベも講師陣は一流。

これだけ生徒が多くなったらスクーリングや体験学習の枠は大丈夫なのかちょっと心配かなぁ…。

今の学校制度に対してズレを感じている子には良い選択肢のひとつになるのでは?

やりたいことがあって、一斉授業がムダな時間に感じられる子にもいいかも。

私が通いたい笑。

 

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月刊学校教育相談 2018年 03 月号 [雑誌]

読むとやさしい気持ちになれる教育相談の雑誌。

3月号の特集は、「先生だってほめられたい」「座間の事件から、子どもの死にたいという気持ちを考える」。

内容は個別のエピソード含めてなかなかハードだし自分もこれやっちゃってるかも!ヤバい!と思うことが多いです。

連載も「保護者をクレーマーにしないために」保護者対応でやってはいけないことをしていました。

タイトルが「クレーマー対策」ではない優しさ!

この雑誌の良くないところは、参考文献や関連書籍の広告が目についてすべてアマゾンポチしたくなるところ…危険な雑誌です。

月刊学校教育相談 2018年 04 月号

年度初めの新連載がたくさん詰まってます。

ちょんせいこさんの「教育相談ファシリテーターになろう」という連載が楽しみ!

衝撃だったのは「新年度あるある子どものお試し行動」。

今度の担任はどんな人?と学級崩壊につながるエスカレート現象を起こす子どもは発達より愛着の問題を抱えていることが多い。

厳しい先生や男性の先生の前だと態度を変えるのも愛着の問題を抱える子の特徴。

先手を取って主導権をしっかりと担任が握ること、毎日どこかの時間で子どもと担任が1対1になる機会を持つ。

愛着形成は1対1の関係から始まる。顔が浮かびます…。

この1冊で、始められる! 深められる! まいにち! 『学び合い』

1年間を通して『学び合い』を続けていくためのガイドブック。

今までは科目ごと、学校種ごとの『学び合い』の本はありましたが、学期ごとにチェックリストがあり、なぜ、なんのためにそれをするのか書かれている本は今までなかったかも。

著者の川西先生は課題を使い回しせず、毎回オリジナルなのだそう。

『学び合い』に妥協をしたくないということなのでしょう。

職場の同僚と折り合いをつける方法も載ってます。

巻末のフローチャートではクラスが壊れてないかチェック、『学び合い』を一度辞めるなどシビアな項目があり、本気度が伝わりました。

学校でしなやかに生きるということ

石川先生の講座から直接購入。

学校でしなやかに生きるためのハウツー本ではなく、石川先生が学校でどのように感じ生きてきたかということを中心に書かれているエッセイです。

有名な先生なので自信に満ち溢れているかと思いきや、生徒との関わりの中で本当にしんどい思いをされていたということ。

そして少子化の過疎地域の大変さを知りました。

卒業後も地域の中で生きる子どもたちが大人になっても助け合えるためにはどうしたらいいのか?

首都圏では実感を持つのは難しいです。

石川先生の人柄を知ってから読むのがおすすめ。

また読み返したい一冊。

家庭科

家庭科関連とビジネス書の線引きが難しい。当たり前か。

超高齢社会2.0 (平凡社新書838)

家庭科で高齢者分野を教えるなら絶対読んでおくべき。

人生100年時代の新しい生き方、働き方。

五輪後の日本を見すえた本。

著者はアラフォー世代で、東大柏の葉キャンパス周辺の高齢者にICTを活用できるスマートシニア育成をすすめている。

ICT活用により若者から支えてもらう高齢者から支える高齢者になれる。

キモは「モザイク型就労」と「高齢者クラウド」。

ライフシフトのような本が日本から出版されなかったことが著者が残念に思ったそう。

でも、この本を読めば年齢にかかわらずいつまでも活躍できる、明るい未来が見えるはず。

フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

ボリュームたっぷりの本で夜寝る前に読むとすぐ寝てしまう。

後半はiPhoneKindle読み上げ機能でなんとか読了しました。

内容はショッキング。企業は売れる加工食品を作るため、塩分糖分脂肪分を計算し尽くした「至福ポイント」を知っている。

無知な貧困層がそれらを食べて太り、害した健康を取り戻すための食品も企業が作る。

食品会社の経営陣は自社の製品を食べない。

これらに対抗した家庭科教師がいたというエピソードもあり、忙しいからといってなんでも加工食品で済ませるのは健康のためにもよろしくないことを再確認できました。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

不動産で青色申告10万控除をしている会社員ママ友のおすすめ。

少々古い本なので制度など変わっているところはありますが、申告と節税についての基本的な軸は変わっていないので参考になりました。

今後にフリーランスになる予定はないけれど、会社員だと会社がすべて手続きをしてくれるものだから納税意識は低くなってしまいます。

最近医療費やふるさと納税で確定申告をしているのでもっとお金について学ばないとと思いました。

目指せ、お金に強い家庭科教師(笑)。

ビジネス書

ロビイング入門

勝間さんの、教育がテーマのサポートメールで紹介されていて気になり手に取りました。

ロビイングは海外でさかんなイメージを持ってました。

この本で紹介されていたのは日本の自殺対策、子育てしやすい社会づくり、いじめ対策、性的マイノリティの自殺防止などどちらかというと社会で弱者と言われる立場の人たちへのロビイングでした。

議員さんと勉強会をして問題を知らせ国会で取り上げてもらったり、メディア対策を取り新聞やテレビで取り上げてもらったりするそうです。

社会を変えたい具体的なテーマがあるなら、議員よりロビイストになるべき理由もよ理解できました。

主体的に関われば社会が変わると実感できるようになるといいな。

この本の紹介を職場でしていたら、先週職場の若者が著者と一緒にロビイング活動をしていたことを知りました。

びっくり…!

働く大人のための「学び」の教科書

人生100年時代、自分のキャリアをどのように作ればよいか?

かなり平易な文章で、ココはぜひ知ってほしいところは太字で書いてありとても読みやすい本でした。

外で学んだことを現場で活かすにはどうしたら良いのか、私も学び好きですが答えは出ません。

7人のキャリア紹介では、高卒で働いた後に大学に入りなおしてまた再就職した人もいて、もっと日本でも社会人になってからの学び直しがメジャーになるといいなと感じました。

実際家族持ちながら、子育てしながらの女性はいなかったかな。

たまたまかもしれないけど、難しいものがあるよね。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

多くのお金に関する本は、現在の資本主義が前提で書かれています。

この本は、お金の概念や歴史を紹介することで、お金を相対的な存在として確認できました。

もし、ベーシックインカムが導入され、皆があくせく働かなくてもお金は手に入るようになったら?

働くことが人間にとってどんな意味があるのか。自分の好きなことで生きると、お金に値する価値が得られる社会はどのようなものなのか、生きているうちに見てみたい。

これからのお金がどうなっていくのか、子どもたちが幸せになる方向に向かってるといいなぁ。

【実用のことば】会議を変えるワンフレーズ

会議の起承転結に合わせてどんなフレーズを使えばスムーズにすすめられるか、簡単な解説が載っている本。

会議が終わる前に「今回の会議で決まったことはなんですか?」「いつまでに何をしますか?」と、アクションを確認するだけでも違います。

このフレーズにホワイトボード係を買って出たら鬼に金棒、会議乗っ取れちゃうかも?

実際このフレーズを使い、ホワイトボードに書いて整理したら会議が進みました。

俯瞰して会議をみて、自分の正しさを主張するのではなくより良い形にしていくことが大事。

何のために会議をしているのか、改めて考えたい。

いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学

時間がなく、忙しい人へのハウツー本かと思いきや、「欠乏」が人にどのような影響を及ぼすのかこれでもかと書かれていました。

特に衝撃だったのは、「貧困によるお金の欠乏」。

常に頭の中にあり、脳の処理能力が下がってしまう。

なので奨学金の申込をする書類を書くこともままならなかったり、職業訓練を一度も休まず受けるということがとても難しかったりする。

そのためスラックというゆとりを持つことができない。

生徒が急に貧困に陥りやる気をなくしていても、なぜもっと頑張らないのかと非難してはいけない。

ぜひ読んでほしい一冊!!

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

「空飛ぶ車が欲しかったのに、手にしたのは140 文字だ。」

勝間コミュニティの課題書籍。

ペイパルを立ち上げ、いまは投資家として活躍する著者。

起業するときには7つの質問をすること。エンジニアリング、タイミング、独占、人財、販売、永続性、隠れた真実。

いちばん大事な要件はエンジニアリング。テクノロジーの進歩により、勝間さんは毎日郵送ではなくサポートメールを発行し、オンラインで仲間と学ぶビジネスができている。

今の仕事にエンジニアリングをあてはめるなら、学校では何ができるだろうか?

勝間さんの具体例があってやっと理解できた。

新しい副業の教科書 スキマ時間で月5万円の副収入! (インプレスムック)

ITの進歩により、メルカリやUberなどCtoCを繋げるプラットフォームがたくさんできた。

育児中で長時間働けない人もスキマ時間を使ってある程度の収入を得られるようになってきている。

好きを仕事に、スマホで稼げる、本業のスキルが活かせる、おもてなしマインドがある人向け、経験やスキルがなくても稼げるなど各章ごとに稼げている人の体験談や気をつけるべきことなどが紹介されています。

昔より確実に副業のチャンスは広がっていて、そのためには常に情報収集をすることが大切。

とりあえずスナップマート登録してみました。

世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法

メールのやり取りをしてるヒマがあったら、集まって成果物を作ってしまえという話。

会議でもプロセスや決まったことを誰かがまとめてくる手間がかかる。

それならGoogleドキュメントで共有してどんどんその場で記入すればアクションプランがその場でできてしまうし持ち帰る必要性がない。

Googleの福利厚生の理由もわかった。

他には、コンテンツを学ぼうと教室に通うのは時間のムダ、自分で勉強して知りたいことをわかる人に聞く。

頭を休めるため1分でも瞑想する。

自分の仕事をなくして別の価値を生み出すことを考える。

変化を恐れない。

kindle本を出すにあたり大事なこと50 (大隈文庫)

Kindleで出版してみたい人はご一読を。

何万字書けばよいのか、価格設定は、読みやすいレイアウトは、表紙の作り方は…といった、初心者なら必ずぶつかるであろう壁に的確に応えるコンテンツが揃っています。

出版社で紙の本を出すなら10万字で1000円台でしょうか?

Kindleなら2万字程度でも良いそうで、それならブログの記事をゆっくりリライトしても2ヶ月位でKindle出版までこぎつけられそうです。

しかし、Kindle価格が1万字で100円が目安となるとnoteの価格設定ってめちゃめちゃ高い気がしました。

性教育ジェンダー

教科書にみる世界の性教育

早すぎる性教育は若者の性行動を早める、わざわざ教えなくても必要なこ とはそのうち自然に身につく…ワケがない。

この本では、学校で性教育を行っている先進国を中心に、どの科目でどんなことを教えているか、国が性教育にとっている立場はどこなのか、といった内容がコンパクトにまとめられています。

生物の時間に性教育を扱っている国もあり意外。

学校外でも困っている若者をサポートする仕組みがある国も多い。

ユネスコが作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」が世界に広がっているようなので日本も習ってほしいな。

井の中の蛙すぎる。

男が痴漢になる理由

痴漢加害者のプロフィール、なぜ痴漢をするのか、逮捕されたあとのこと、治療のアプローチは、加害者の家族の暮らしはどうなるのか…?

毎日数多くの女性が被害にあっているのにも関わらず、痴漢について書かれている本は少ない。

衝撃的なのは、痴漢中は性的興奮がなく、ストレスのはけ口として自分より立場の弱い女性を選んでいること。支配的欲求の表れであること。

初犯で捕まる前にも痴漢をしており、再犯率も非常に高いこと。

「相手も喜んでいる」と認知の歪みを起こしていること。

依存症なので完治はしないそう。

衝撃の一冊、ぜひご一読を。

マンガ

鋼の錬金術師全27巻 完結セット

表紙が硬派ぽいし少年マンガなので敬遠してたけどお友達のを貸してもらったら一気に読んじゃった…!

10年以上前のマンガとは思えない、色褪せない名作。

伏線も全て回収されていて、あらかじめすべて作り込んで描いたのか気になる。

シリアスとギャグのバランスが程良くて重苦しい話なのに希望を持ちながら読み進めることができたし、悪者がはっきりしている王道の少年マンガでした。

表紙の見返しと巻末のおまけ漫画も楽しみ。

最終巻まで読むべき!!

子どもたちにも読んでほしいとすすめたらプライムのアニメでいいと…全然話違うけどなぁ〜。

毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で

発達障害を持つ人目線で描いたコミックエッセイ。

思い込みの激しさ、なぜそう考えて行動に移してしまうのかといった理由がわかって納得しました。

悪気はないだけに周囲も困っちゃうだろうな…。

本人ではなくストーカー男性編集者の話が怖かった。

でも、誰しも発達の偏りは多かれ少なかれ持っているはずなので自分の特徴をよく知り、いいところを伸ばしていくことが大切ですね。

まとめ

この4月は新しい環境に慣れるのと並行して、よく本を読みました。

頑張った!

まあ、口当たりの良い本ばかりで論文ぽい本は大して読んでなくてすみません。

来月は、読書と並行してgaccoの講座もチェックしてみようと思います。

lms.gacco.org

ではまた☆

[働き方]教師のワークライフバランスって?平日と休日の過ごし方と課題とは。

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「仕事を早く終えて、休日もしっかり休みたい」

最近、教師の働き方改革も声高に叫ばれていますね。

2017年4月の文科省の調査では、日本の中学校の先生の6割が過労死ラインで働いているとのこと。

学校と教師と部活の関係も見直されてきています。

高校生の頃を思い出すと、私も部活三昧でした。

あの頃は、教師も土日出勤する働き方を何とも思っていなかった気がしました。

何故でしょうか…?

私が通っていた高校は19時には学校に誰もいなくなり、施錠されていたようです。

現在の勤務先は、毎日23時近くまで残る先生もいます。

それでも数年前、やっとタイムカードが導入されて早く帰る先生が増えるようになりました。

今回は、子どもを3人育てながら高校で教えている私が、平日と休日どのような過ごし方をしているのか記録し、振り返ってみたいと思います。

もっと早く帰りたい…平日の過ごし方

 月曜日から金曜日までの過ごし方です。

  • 5時から5時30分の間 起床
  • 6時からお弁当と朝ごはんの準備、子どもを起こしてご飯を食べさせる。自分の身だしなみの準備
  • 6時25分 夫が出勤
  • 6時50分 近所に住んでいる母が手伝いに来る
  • 7時 娘のピアノの練習を見る
  • 7時10分過ぎ 出勤
  • 7時50分 職場到着、朝の準備、教室の見回り
  • 8時20分 職員打ち合わせ
  • 8時30分 ホームルーム
  • 8時40分以降 授業、会議、授業準備など
  • 15時15分 ホームルーム、掃除、教室整備、事務、生徒指導、授業準備、保護者に連絡、会議
  • 17時30分から18時の間 退勤
  • 18時15分から18時30分 帰宅、それから夕食の準備
  • 19時頃 夕食
  • 20時30分 お風呂に入る
  • 21時30分から22時の間 子どもと就寝

朝は私と夫が出て行く時間が子どもよりも早いので、朝は近所に住む私の母に来てもらい子どもが登校するまでいてもらっています。

このあたりの環境は恵まれていると思います。

こうして記録をつけてみると、なぜ退勤時間が17時半から18時の間になってしまうのか不思議でなりません…。

授業準備をする時間も気がついたらなくなっていて、空いている時間にできることがもっとあったはずなのにといつも思ってしまいます。

会議が多いのかもしれません。

今年度の授業内の会議を数えてみたら、5時間分ありました。

教科会が2つ(教科と、総合的な学習の時間)、学年会、分掌の会議、教育課程の会議です。

司会をする会議のレジュメ準備もあったなぁ…。

放課後にも、週一の職員会議以外に生徒指導や教育課程の会議が予定されています。

ちなみに部活は週一活動の文化部の顧問をしており、退勤が19時半を過ぎる日は今のところその日だけです。

自分の時間がない?!休日の過ごし方

  • 5時から5時半の間に起床、日曜日は6時からママ友と近所をジョギング
  • 6時 土曜は夫が出勤なので朝食準備、子ども達と朝食
    ひたすら家事、または子どもの病院、子どもの行事(運動会など)、子どもの遊びに付き合う、または休日出勤も月1回以上
  • 11時30分 昼食準備、昼食、
  • 午後 近所のスーパーへ一週間の食材の買い物
  • 17時30分 夕食の準備
  • 18時30分 夕食
  • 20時30分 お風呂
  • 21時30分 就寝

こうして書いてみると、朝の1時間以外自分の時間はほぼありません。

平日も休日も朝は4時台に起きて、放送大学で勉強をして特別支援学校教諭の免許取得にチャレンジした時期もありました。

最近は加齢によるのか、仕事がハードなのか、朝起きるのも辛くなってきました。

先週の土曜日は、午前中は子どもが学校の健康診断で近視と言われたので眼科に行きました。

午後は次男の矯正歯科で矯正歯科へ。

夕方は娘のメガネを作るために眼鏡屋に行きました。

子どもの病院や行事で、あっという間に一日が過ぎていきます。

他の先生方のブログを拝見していると、休日出勤をしている先生も多いようです。

私の場合、通勤時間が往復2時間近くになるためちょっと学校に行って仕事をして戻るということは避けたいと考えています。

先日、休日日直で職場に行った時には、

「職場に人がいないとこんなにも仕事はかどるのか…!これなら休日出勤をした方が良いのではないか?」

とも感じました。

が、その分翌週の家事が滞ってしまったので、休日出勤をする案は見送ります。

それ以前に、夫は土曜授業のある学校に勤務しています。

さらに入試広報の業務で日曜日も年の半分は相談会や説明会に参加しているのです。

土日に夫に何かを任せること自体が非常に難しいのでした。

「いつも時間のないあなたに」を読んで

私が最近読んで衝撃を受けた方が、この

「いつも時間がないあなたに」

です。

この本は時間の使い方のハウツー本ではありません。

お金や時間がないことにより、人間の脳はそれでいっぱいになってしまい(トンネリングと言います)、本来発揮できるはずの処理能力が下がってしまうとのこと。

IQも、もちろん下がってしまいます。

この欠乏病は、周囲の人間にも影響を与えてしまいます。

欠乏を無くすために必要なのがある程度の余裕「スラック」です。

ハンドルに遊びがなければ、いきなり車は曲がって崖下に落ちてしまうイメージといえばよいでしょうか。

そんな例がこれでもか!と載っていて、まずは睡眠時間の確保をしないと…と思った次第。

Kindle の読み上げでも読めますので、是非購入して読んでほしいです。

私も時間の欠乏を感じており、掃除の仕上げをブラーバに頼んだり、食洗機を買ってみたり、食材宅配を頼んだりしていますが、これ以上時間を作るのは難しそうです。

時間がないとは言え、毎週ブログを書いて思考の整理はできているのかな…?

自由時間に対する欲求が他の人よりも多いのかもしれませんね。

まとめ

子どもが生まれてからというもの、保育園の迎えに間に合うようにと全力で仕事や家事の合理化を進めてきたつもりです。

↓リピートするタスクを記録すると毎日、毎週知らせてくれるアプリ「たすくま」。

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毎日スマホのタスクと夫との共有カレンダーを見ながら過ごしています。

とはいえ、周囲を見渡してみると、

「子持ちの女性職員に負担がかからないよう気遣いをされている」

だけだよね…と思うことも。

運動部の部活を持っていれば、毎日8時すぎに退勤するのは当たり前。

他の役職についているとか、生徒指導があると帰りがもっと遅くなることもあります。

そこで自分だけが声高にワークライフバランスを叫んでみても、

「運動部を持ってない人間が何を言うか」

と言われると思います(言われたことないけど…)。

絶対的な仕事量が軽減されない限り、教員が早く家に帰って家族と食事が取れるようになる日は遠いと感じました。

普段から自分がどのような仕事をしていて、どのくらい時間がかかっているのかを職員が記録することから始めることが必要ですね。

本来しなくてもよい仕事が結構あるのかもしれません。

慣例だからと疑問を持たなかったり、また「生徒のためだから」と何も減らさないでやることばかり増やしていないか、振り返ることが必要そうです。

ではまた☆

[考え]4月はやる気に満ち溢れてる!今年度仕事で達成したい9つの目標を考えた

4月になって、生徒の顔を見ると

「あれもやりたい、これもやりたい!」

と意欲が湧いてくるのはなぜでしょうね?

3月中に目標を決めておけば良いものを…なぜ今決めようとしているのでしょうか。

去年のブログを見返してみると、今年度の目標を特に書き記してはいなかった様子。

今回は目標をオープンにしてみたいと思います。

テーマは、

「新たなチャレンジと、自分が劣化しない」

習慣と劣化の違いってなんだろう?

生徒の進路を確保するため、きめ細かい指導を心がける

今年度は高校3年生の担任になりました。

進路多様校であるため、教室の中に大学・短大・専門学校への進学希望の生徒、就職希望の生徒が1つの教室に存在しています。

勤務先ではAO入試がメインの受験方法のため、入試募集要項を一緒に読み込みエントリーシートの作成をしていかなければなりません。

入試募集要項を読み込めず締め切りの確認が遅れ、

「今日、調査書ください」

と言ってくる生徒が後を絶たないので(発行できないよ…)。

面接練習も一人一人行います。

就職の場合は求人票を見て、会社見学の連絡をして、履歴書の内容を一緒に考えます。

40人の生徒をそれぞれ個別オーダーメイドで指導していくのは、なかなかしんどいものがありますね…。

専門学校は6月から AO 入試を始めてしまうため、早く進路が決まりすぎて夏休み以降の授業を真面目に受けられない生徒も出てきてしまいます。

大学は一般入試を控えている生徒もクラスに何人かおり、一般入試のレベルに達していない授業を内職に当てる生徒もいます。

一般入試の生徒以外は、12月までに進路が決められるよう声をかけていきます。

振り返りジャーナルの継続

昨年のクラスではたまたまメンバーに恵まれ、振り返りジャーナルの継続が一年間できました。

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まさか、誰も紛失せずに振り返りジャーナルが続けられるなんて…夢にも思いませんでした!

今年もぜひ続けたいと思い3月から準備をしてきました。

進路に悩みのある生徒に対して、ノートを読むことで生徒が感じている不安や準備状況を把握できることは大きなメリットです。

ポイントとしては、

「ノートを書くとこんなメリットがある」

という価値のインストラクションができるかということでしょうか。

時間が経つとお互い慣れてしまうので、切り口を変えてインストラクションできるようにスキルを磨きたいと思います。

絵本の読み聞かせ

家庭科の授業では、毎回(または、保育分野)授業の初めに絵本の読み聞かせをしている先生がいらっしゃいます。

kumasan5580.hatenablog.com

Facebook の投稿を見て、私も今年取り組もうかと2、3日前に思いつきました。

誰かのシェアが自分に火をつける…Facebookってすごいな。

小学校では保護者がボランティアをするほど、絵本の読み聞かせが普及していますね。

iwasen.hatenablog.com

akikan-ainoarukurasu.hatenablog.com

しかし、高校生に読み聞かせる絵本として何がいいかというのはなかなか頭が痛い問題です。。。

高校生が楽しめる絵本のハードルの高さよ、トホホ。

自分も読み聞かせが大して上手でもありませんし、絵本のコレクションをしているわけでもありません。

我が子のために、絵本を読みきかせていたことがあることぐらい。

総合的な学習の時間や福祉的な授業で使用しているのか、図書室に絵本はあるのですが虐待や平和を扱ったテーマのものが多いのです。

どうしたらいいのか少し困っています。

今のところ考えている対策としては、

  • 先生方のおすすめ絵本の中で、近所の図書館で借りられそうなものは借りて良いものがあれば購入する

ことや、司書の先生に

  • 絵本を読み聞かせている先生のブログのコピーを渡し、学校にあるかどうか確認してもらう
  • おすすめの絵本を教えてもらう

しかし、

「高校生が読んで良いと思う絵本は、読み聞かせするようなものではないのでは?」

とも言われ…確かにそうかも…?難しいですね。

夏休みまでの授業は多くても全部で10回、20時間程度なので、とりあえず10冊あればとりあえず乗り切れることになります。

ちなみに、家庭科の授業で絵本を読み聞かせたいと考えた理由は、生徒が落ち着かないため、「話を聞く時間」を作りたいからです。

勤務先は授業のルールが守られておらず、すべての生徒にとって安心・安全が確保されているとは言えない状態です。

少しでもホッとする時間があったらいいなという願いがあります。

ただ、今まで絵本の読み聞かせを躊躇していたのは、私の「感動的な話を読むと泣いちゃう問題」があるんですよね…。

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親の立場で読むと泣いてしまう…!

泣かないで絵本を読み聞かせるコツがあれば教えてください!(本気)

その後の実践報告はこちら!

 

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「新聞投書を書く」授業

総合的な学習の時間を1コマ持つので、せっかく課題として生徒がレポートを書くならば…と、あすこまさんの実践を追試してみたいと考えています。

askoma.info

AO入試の生徒にとっても、何かしらアピールに代わる体験になるのではと期待。

あすこまさんの実践をコピーして、図書室の司書の先生に渡して相談しているところです。

どうやら、

  • 読売新聞で2週間ごとにテーマのある投書を募集しているらしい
  • NIE の取り組みで、学校ごとに投書すると特集ページにしてもらえる取り組みがあった気がする

いうのを教えてもらいました。

新聞投書の実践は今まで他にも取り組んでいた先生がいらっしゃるため、話を伺ってみます。

まずは、例として提示しようと思っている私の投書が載った時の切り抜きを探さなければならないのが面倒くさい…。

週末にでも探してみたいと思います。

 

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ホワイトボードの有効利用

ニトリのホワイトボード、標準よりひと回り小さなサイズながらも10セット揃えられたのでこれから使っていきたいです。

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4月の忙しい時期に、パッケージから外してホッチキスで四隅を補強しました。

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DIY用のホッチキスです。

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これらを教室に置いておきます。

ホームルームなどの話し合い活動で活用していく予定です。

 

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テンプレ、劣化コピーにならないような工夫を

自分でテンプレートやチェックリストを作るのが大好きです。

授業のプリントを作ったら、ほぼそのまま翌年も使ってしまうということがどうしても多くなってしまいました。

辛辣な生徒に、「テンプレ授業」ってアンケートに書かれたし。

勤務中に教材をじっくり考える時間がなかなか取れず、去年のクオリティを超えられないのです…。

よくないね〜〜。

新たな授業を持った時、休日に子どもを夫にお願いして準備したときのあの情熱は一体どこに消えた?

しかし、できれば家で仕事はしたくないというのが本音です…。

今まで培った財産をうまく手直ししながら使っていきたいと感じました。

研修の充実、カリキュラムの学習

今年度の研修担当になり、新カリキュラムを考える委員にもなりました。

自分から立候補したことなので、最後まで責任を持って取り組みたいと考えています。

ただ、カリキュラムは全ての教育活動に関わってきます。

国語の時間を◯時間にすればいい、特進コースを作ればいい、では解決しませんよね…。

息子が中学生になったため学校説明会にいくつか参加してみたところ、公立高校も早いスピードで改革が行われていると感じました。

まずは、カリキュラムマネジメントの本をもう少し読み込みたいと考えています。

こちらも、おすすめの本がありましたら教えてください。

授業動画サイトを利用した勉強会の実施

今年から法人でFind!アクティブラーナーを導入していただきました。

それらをうまく活用して放課後研究会を実施していきたいと考えています。

全く使わなければ来年の使用は打ち切られてしまうので、うまく還元できるように頑張ります。

でも、4月が忙しすぎて全然動画視聴までたどり着いていません…。

なるべく早く帰りたい

日中元気でいるためには、夜は家でゆっくり休みたいです。

まだまだ子育ても終わってないし、自分の子育てがいい加減にならないようにしたい!

でも、時間を気にせずに授業準備されている先生方を見ていると、いいな〜と思う気持ちもあるのですよね。

昨日土曜の電話番で出勤したところ、静かな環境で事務仕事や授業準備がとってもはかどりました。

でも、家に帰ったら家事は全然進んでないし、疲れがなかなか取れないんですよね…。

へーって思った記事を貼っておきます。

cybozushiki.cybozu.co.jp

部活がない日は16時20分に職場を出るって凄いわ…。

まとめ

目標と現状をここに記してみると、やることの多さに少し気持ちがへこんできました。

しかも、心の火が消えるのは早いもんだよね…。

この時期にあれをやるぞ!これ頑張ろう!と思っても、夏休み前ぐらいになるとあまりの忙しさに計画が頓挫していることも多いです。

今年は授業の数も会議の数も昨年より多くなっているので、どのように時間のマネジメントをしていくかが問われてしまいます。

気がついたら、とっても長い記事になってしまいました…。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

皆さんの今年度の目標も教えて下さいね♪

ではまた☆

[セミナー]ことわざを写真に収めるとどうなる…?!「国語表現とICT」セミナーに参加してきました。

先月下旬に、たまたま Facebook で流れてきた「国語表現と ICT」 というセミナーに参加してきました。

peatix.com

私は国語科ではありませんが、池田修先生と石川晋先生が実践報告をしてくださるセミナー!

お二人のお話を初めてお聞きするチャンス!

場所は六本木でした。写真は新国立美術館

↓「国語表現とICT」リンクより

教育情報化では、校種や教科領域によっても親和性が高かったり、あるいは拒絶感が強かったりといった違いが見られる。

たとえば、国語教育で扱う「表現」では、情報機器を用いる効果が高いことが見込まれても、従前の手書き中心のカリキュラムへのこだわりは強く、長らく活用が広まらない厳しい現状がある。

新学習指導要領で示される【思考力・判断力・表現力等の育成】のために、国語に限らず全ての教科で必要とされるジェネリックスキル(ベーススキル)をどのようにとらえ、ICT活用とともに育てていくべきだろうか。

今回は、特に国語に関わる先生方から話題提供をいただき、その方向性について検討してみたい。

話題提供

「ことわざを写真で撮ろう」〜非連続型テキストの表現のための読解〜

池田修(京都橘大学 教授)

画像を言葉で説明する授業は、media literacyで行われている。しかし、言葉を画像にする授業は、実施するのが難しかった。何故ならば、画像作成を手書きに頼らざるを得なかったからである。しかし、タブレットPCのおかげで実に簡単にできるようになった。文を写真にするには、文の内容を理解する必要がある。

小学校三年生に行ったことわざを写真にする授業を中心に、国語科の読解、ICT活用、アクティブラーニングについて考えてみたい。

「わたしたちの『撮る教室』で、結局何をしていたのか」

石川晋(授業づくりネットワーク 理事長)

昨年度まで北海道の中学校教員でした。国語が専門ですが、最初の荒廃した中学校(生徒がスノーモービルを運転して登校してくることもあった)での体験から、教科の枠組みに収まらない授業の展開を考えてきました。最後の学級には年間20名、延べ80時間以上ゲストティーチャーが入りました。

今回は子どもたちの義務教育最後の存在証明としての写真集づくり、その取り組みを撮影したプロカメラマンとの協同による写真絵本の出版過程を紹介します。また、テレビCMをベースにした合科的な取り組みも見ていただきます。

 

池田先生と石川先生の実践報告から

それぞれ、聞いていてなるほど!と思うことが多くありました。

池田修先生の報告

亀の甲羅に文字を書いてみたり、「急がば回れ」が琵琶湖の中山道周辺が元になっていることから、実際に陸路と水路を比較してみたりしているそう。

教室から飛び出し、故事成語や文献から資料を読んで、

「本当にそうなのか、実際にやってみる」

ところが素晴らしい先生と感じました。

他にも、

「ワンピース1巻で小学生で学ぶ漢字の半分が使われているのに、なぜ国語の教科書で常用漢字を習うのに6年間1800ページも必要なのか?」

という問題提起もされていました。

確かに!国語教育への強い情熱を感じました。

今回の実践報告では「ことわざを実際にスマホで撮影する」という内容で、実際に参加者も5分でことわざを写真におさめてくる課題が出ました。

お題「二階から目薬」

五人一組で撮影したもの。

他にもユニークな写真が紹介されました。

「ボケて!」など、写真にキャプションを入れるものは多いが、逆はないのでは?

大学や小学校で実践したところ、はじめは意味がわからずイメージで撮影してしまうが、ディスカッションのあとはまずことわざの意味を調べてから撮影するようになったとのこと。

確かに、「二階から目薬」は指すほうが笑っていてはダメなんですよね…。

これは高校生の国語表現でも使えそうです!

石川晋先生の報告

はじめに、絵本の読み聞かせとその絵本の構成についてのお話にぐっと引き込まれました。

石川先生は、北海道の中学で国語の選択授業をされていた頃の実践や、ホームルームにゲストティーチャーを呼び、生徒同士で写真を撮って本にした時のお話をしていただきました。

生徒とCMを撮ってみると、撮影者側の意図が見えてくることってありますよね。

合科的な取り組みでは、家庭科についても取り上げて頂いて嬉しくなりました。

来てよかった…!

石川先生は、

「いま、感じたことをありのままに話します」

というタイプの方で、「正直さ」を感じました。

よく見せるために対面を取り繕わない、というのかな…?

池田先生が取り繕ってるということではナイです!

石川先生の本は気になっていたので、一冊手に入れてゆっくり読んでいるところです。

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その後、質疑応答に移りました。

セミナーの感想

最先端の方々が集まっているからか、分からない用語が飛び交ってました。

メディアリテラシーは、メディアに対して騙されないぞという感覚を養うものだったのかしら?

とか、

モンタージュって…どういうときに使う用語?意味分からない…。

など。

犯人を特定するときにモンタージュ使うよね?

と、心の中で思ったりして…。

実際には、こういうことらしい…勉強になります。

モンタージュ技法とは、人物と景色を交互に映し出すことによって、全く関係ないふたつの画像に関連性を持たせる技法です。しかもカメラと登場人物の視線を一致させることで、あたかも自分がその景色を見ているかのような効果が得られるのです。ただ淡々と全体を映すよりも、女性の視点に共感して見るようになります。 

 

viibar.com

質疑のレベルの高さが半端なかったです。

聞き取るだけで精一杯でございました。

セミナー後、六本木の夜

同僚と、ラーメン、餃子、チャーハンナイトでした。

「お気軽にどうぞ」と書いてあるのにコース一万円しかない小料理屋が軒を連ねていて、金銭感覚が狂いそうになっちゃいました。

危うかったけど、餃子屋さんで気軽に飲み食いできて助かりました。

美味しく頂きました!!

まとめ

全く知らない方が主催する研究会にも参加してみるものだなぁ…!

というのが率直な感想です。

家庭科や、総合的な学習の時間にICTを利用して何かしらできそうな気がしてきました。

一緒に参加した同僚が、

「来年度国語表現を持つので大いに参考になりそうです!参加してよかった!」

と言ってくれてホッとしました。

池田先生のブログ、著書はこちら

ikedaosamu.cocolog-nifty.com

スペシャリスト直伝! 中学校国語科授業成功の極意(明治図書

石川先生のブログ、著書はこちら

suponjinokokoro.hatenadiary.jp

わたしたちの「撮る教室」(学事出版)

学校でしなやかに生きるということ(フェミックス

国語表現は、NHK高校講座でも毎週放映されています。

>>NHK高校講座 | 国語表現

ではまた☆

[実践]Googleフォームで授業アンケート再び!質問項目を「授業評価寄り」にしたらどうなった?

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「高校で、どんなふうに授業アンケート取り組んでる?」

「授業アンケートで、批判的な意見ばかり出てきたら怖い…」

最近ではどこの高校でも授業アンケートを行っているものでしょうか。

勤務先では、簡単な授業アンケートを主要5科目で実施しています。

例えば、「先生の話し方はわかりやすい」「板書は見やすい」といった項目です。

学期ごとに授業アンケートを実施するとなると、個別に実施するほかはありません。

以前、Googleフォームをアンケートに利用した記事を書きました。

 

manabito.hateblo.jp

 

学年末では、授業後アンケートの項目に少々改良加えてみました。

特に、「何を聞くか」についてかなり悩みました。

授業アンケートの項目に悩む!

授業アンケートを実施する際に悩むのは、

「生徒に何を聞くべきか」

ではありませんか?

以前のアンケート項目では、

「生徒自身が授業をどのような心構えで受けたか」

ということについて質問してみました。

以前のアンケート項目はこちらです。

以前の授業アンケート項目

2017家庭科アンケート *マークは必須

①クラスを教えてください *

②出席番号を入力してください *

③[自己評価]今回の試験の結果は納得のいく結果でしたか? *

よくできた
まあまあできた
あまりできなかった
できなかった

④[自己評価]事前にまとめプリントに取り組みましたか? *

取り組んだ
取り組まなかった

⑤[自己評価]チャイム前の教材準備、チャイム着席はできましたか? *

できた
まあまあできた
あまりできなかった
できなかった

⑥[自己評価]授業の規律は守りましたか?(机の上の不要物、スマホなど) *
守った
時々守れなかった
守れなかった

⑦[自己評価]積極的にグループのメンバーと協力して学習をすすめられましたか? *

すすめられた
まあまあすすめられた
すすめられなかった

⑧[自由記述]授業で学んだことを普段の生活に関連付けて考えた人は、具体的な内容を教えてください。

⑨[自由記述]今学期の授業で、印象的な内容があれば教えてください。(保育、家庭経済について学びました)

⑩[自由記述]授業の感想や、良い授業を作る上で担当者へのアドバイスがあればお願いします。参考にしたいと思います。

今回は、インターネット検索で見つけた以下の2つの論文を参考にしてアンケートを作ってみました。

>>生徒の視点を生かした授業評価についての研究

>>高等学校における「生徒による授業アンケート」の授業改善への有用性

また、国立高校の大野先生のブログにて、教員がどのような心構えで授業アンケートを行うべきかについて良い記事があったのでこちらに貼っておきます。

biologymanabiai.jimdo.com

「授業を変える気がないならアンケートを実施すべきではない」

「なんでも変えてしまうことに意味はない。教員がどんな軸を持って授業アンケートを実施するかが重要である」

これは本当にそう思います。

教員のポリシーとともに、

「生徒にこんなふうに成長してもらいたい」

と言う願いがあれば、授業アンケートの結果に押し流されてしまわなくても済みそうです。

最終的に、学年末のアンケートは、

  • 生徒がどのような心構えで授業を受けたか
  • 生徒にとって授業が学びやすいと感じられたかどうか
  • 生徒は授業を受けて、なにか行動に移せたか

以上の3点を中心に項目を作成しました。

それらを踏まえて作成したのは以下の学年末のアンケート項目です。

学年末の授業アンケート項目

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2017家庭科学年末アンケート *マークは必須

・クラスを教えてください *

・出席番号を入力してください *

①[自己評価]私は、チャイム前に授業の準備をしていた。 *

毎回していた
だいたいしていた
あまりできなかった
できなかった

②[自己評価]私は、授業に集中していた。 *

常に集中していた
ほぼ集中していた
あまり集中できなかった
集中できなかった

③[自己評価]私は、授業の内容が理解できた。 *

できた
まあまあできた
あまりできなかった
できなかった

④[授業評価]授業の進み方はちょうど良い。 *

ちょうど良かった
進みが早いと感じた
進みが遅いと感じた

⑤[授業評価]授業中の説明や発問・指示がわかりやすい。 *

わかりやすい
まあまあわかりやすい
少しわかりにくい
わかりにくい

⑥[授業評価]先生は生徒の発言や反応を大事にしている。 *

大事にしている
まあまあ大事にしている
あまり大事にしていない
大事にしていない

⑦[授業評価]自分の考えや意見を出しやすい授業である。 *

考えや意見を出しやすい
まあまあ出しやすい
少し出しにくい
考えや意見を出しにくい

⑧[授業評価]授業中に、考えたり、活動したりする機会が多い。 *

機会が多かった
まあまあ機会があった
機会が少なかった
機会がなかった

⑨[授業評価]テキストやプリント、授業に関連した話等は興味を感じるよう工夫されていた。 *

工夫されていた
まあまあ工夫されていた
あまり工夫されていなかった
工夫されていなかった

⑩[授業評価]今学期の授業で、印象的な内容があれば教えてください。(高齢者、環境について学びました)

⑪[自由記述]授業で学んだことを普段の生活に活かせた人は、具体的な内容(取った行動)を教えてください。

⑫[自由記述]1年間授業の感想、より良い授業を作る上で担当者へのアドバイスがあればお願いします。

これらの項目を、生徒のスマホQRコードから読み取ったGoogleフォームに入力して回答してもらえました。

ただ、LINEのQRコードの読み取り設定が以前と変わっていたため、それに戸惑い読み込みを諦めた生徒もいたようです。

各クラスとも、全員のデータを取る事は出来ませんでした。

とはいえ、もし紙でアンケートを取った場合にはざっとめくってなんとなく傾向をつかんで終わりになってしまうでしょう。

各項目を正の字で数えて統計を取ったりグラフにしたりはしないと思います。

Googleフォームでは集計結果が即時グラフ表示され、回答がスプレッドシートに入力されていくなんて便利過ぎる!

これで無料とは…!!!!

このアンケートをとっている最中に、モニターに回答結果を表示して生徒と確認できたクラスもありました。

学年末のアンケート結果

学年末のアンケート結果がこちらです。

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選択式とは別に、個別に入力してもらったデータはこちらになります。(一部抜粋)

  • プリントに書き込む時間がもっと欲しい。
  • このままのやり方でいいと思います。
  • 授業楽しかった
  • グループにしなくてもいいんじゃないかと思いました。たまにぐらいが丁度いい気がしました。
  • わかりやすいので今のままでいいと思います!一年間ありがとうございました
  • 先生ー1年間ありがとー!先生が家庭科担当で本当によかった!すごく楽しかった!テストも最後はすごくいい結果になってとても嬉しかった!先生本当にありがとう!家庭科がなくなると先生にあえなくなっちゃうなーこれからもよろしくお願いします!先生元気でね!(〃⌒ー⌒〃)ゞ
  • 生徒の面倒くさい発言は流す。
  • 先生の授業好きです 。これからもその授業スタイルでいいと思います
  • 教科書を写すプリント学習は非常に楽。このスタイルを続けるべき。
  • プリントの量が時間ギリギリすぎて大変だった。
  • プリント等のやり方がテンプレ信者の無機質ピーポーなのでもうちょっと変わったやり方も入れてみてわ?
  • プリントに+αが欲しかった
  • 生徒ともフレンドリーで話しやすく、やりやすい授業でした。このままを維持していけばいいと思います。
  • 今後のことを考えさせられる内容だったので、大人になったら年金のことも考えなければと思った。

授業のやり方がテンプレになっているというのは否めません。

多くの生徒が15分程度で取り組める教材…となると、なかなか…。

しかし、ほとんどの授業で実施されている一斉授業こそテンプレなのでは??

生徒はいつものやり方には疑問を持たないのかな…。

機会があったら、直接生徒に声をかけたいと思っています。

テンプレと感じるような授業構成を続けている私のやり方に問題があると思いますので、来年度は改善していきます。

また、

「発問はわかりやすい」「工夫されていない」「生徒の発言を大切にしている」

という選択式の問いに対してすべて

「できていない」

とチェックした生徒が110名中3名ほどいました。

その生徒に対して、

「具体的に、どのような場面でそう感じるのか」

と聞いてみないと、改善のしようがないですね。

これは他のアンケートにも言えることで、職場で実施している学校アンケートで

「この学校に入学してよかったか」

という問いに対して

「あまりよくなかった、よくなかった」

と答えた生徒が全体で4分の1ほどいました。(4分の1って多くない???)

「どのような時に、この学校に入学してよくなかったと感じるのか」

具体的なフィードバックを求めなければ意味ないんじゃ…と自分の授業でアンケートを

取ってみて改めて感じました。

アンケートを取る側は、形式的なものと割り切っているのかな?

せっかく貴重な時間を使ってアンケートを取っているのだから、生徒に還元できないとね〜〜〜。

まとめ

「授業アンケート」で検索すると、ほぼ100%大学の授業アンケートの実施結果が出てきてしまいます。

それだけ大学では、授業改善をしなければならないという思いが強いのでしょうか。

学期ごとに授業アンケートをとっていても、よくある「声の大きさや話すスピード」について改善するのは難しいので質問項目にできていません。

教員のもともとの資質を改善するより、新しくデキる教員を雇うほうが早いですし…。

教員の教え方について聞くべきか、生徒の学びやすさについて問うべきなのかまだまだ悩みがあります。

こんなふうに授業アンケートをしているよ!といったアドバイスや、記事があればぜひご紹介ください。

ではまた☆

[考え]まなびと!ブログ1周年。コツコツ書き続けたことで得たものとは?

こんにちは!まなびと( @manabito1)です。

「学び続けたい教師のブログ」

として、昨年3月から始めたこのブログもおかげさまで1周年を迎えることができました。

ありがとうございます。

今回の記事では、私のブログ歴や書き方、ここで得たものについてお話ししたいと思います。

新年度に向けてこれからブログを始めたい方、続けていらっしゃる方への参考になりましたら幸いです。

アラフォー教師のブログ歴

私は、大学生の頃にインターネットが導入されたアラフォー世代。

iPhoneを手に入れるまでずっとパソコンでネットに接続していました。

このブログが初めてではなく、いくつかブログを立ち上げては辞めてきた歴史があります。

以下のような変遷がありました。

  • 2004年に楽天ブログで子どもの育児についてのブログを立ち上げ
  • 2005年にミクシィにも日記を書き始める
  • 2010年に楽天ブログから、ココログに移転(ジャンルは雑記)
  • 2012年にさらにWordpressに移転
  • 2016年に雑記ブログからスピンアウトさせたブログをつくる
  • 2017年にまなびと!開始

こうして書いてみると、14年ほどインターネットに何かしら文字を書いてはアップしていたことになります。

飽きっぽい性格、そして学生時代に作文を褒められたことなど一度もないのによく続いたな〜と自分が一番驚いています。

時が経つのは早いものですね…。

他に運営しているブログのこと

上記のように、いま運営しているのは、

  • 10年以上続けている「雑記ブログ」
  • 雑記ブログからスピンアウトさせた「テーマ特化ブログ」
  • 教育に特化した「まなびと!」

この3つになります。(あと、所属してる合唱団のブログ担当もしてた…)

どれも雑記ブログからスピンアウトさせたものです。

まず、はじめは自分の興味の赴くままに文章を書いてみて、ボリュームが大きくなったカテゴリを独立させていく方法もありだと思います。

まなびと!ブログの書き方

ブログを始めてみたい人のために、なるべく時間をかけずに入力する方法を中心にお伝えします。

教員なら、はてなブログがおすすめ

このブログを、Wordpressでなくはてなブログで始めたのには理由があります。

私が尊敬している先生方が利用しているブログサービスであるということが第一にあげられます。

アメブロも良いのですが、アクセスが大幅に水増しされていたり、カスタマイズがしにくいのがどうも…。

Wordpressはカスタマイズの幅が大きいサービスではあります。

しかし、それぞれのブログが独立しているためコミュニケーションの面ではあまり期待できません。

それなら、はてなブログのようなブックマークやスターですぐに書き手同士が繋がれるサービスを使うのが得策だと考えました。

実際に、現在このブログをブックマークやコメントをいただくことがありブログを続ける励みになっています。

ありがとうございます!

音声入力は必須

私はまず、「カウントメモ」というメモアプリでタイトルと見出しをつけます。

上に文字数が表示されるので重宝しています。

 

見出しをつけたら、iOSの音声入力を利用して下書きをします。

 

1,500字程度の記事も、20分から30分ほどあれば余裕で入力できてしまいます。

音声入力については、勝間和代さんのブログが大変詳しいです。

katsumakazuyo.hatenablog.com

現在、彼女はiOSではなくGoogle音声入力を利用しているそうです。

Google音声入力を利用するなら、ノートパソコンを出さなくては…。

それは少しめんどくさいので、今は手軽にできるiPhoneから音声入力しています。

その後、Googleキープに貼り付け、見出しを整えるためにマークダウンをHTMLに変換してからはてなブログに貼り付けています。(なんのこっちゃ、の方すみません)

画像の貼り付けは、はてなブログアプリや最近発見した機能「Googleフォトから挿入」を利用しています。

モザイク等が必要な場合は画像加工アプリを用いて編集しています。

まなびと!から得たものは?

ブロガーさんとの交流以外に、「まなびと!」から得られたものはこちらです。

記事数と、現在のアクセス

この3月までで約170記事。

はじめは雑記ブログからのリライト中心で、有り余るほどの記事がありました。

しかし、仕事が始まってみるとなかなか書くネタもなく、セミナーに行く機会も多くないのでなかなか記事が書けません。

仕方なく週一回の更新にしようと決め、時間のあるときに記事を書き予約投稿することにしました。

この年度末は職場用のレポートとして書いていたものもあり、だいぶハイペースで記事をアップしています。

2月までのアクセスは月5,000程度でしたが、この3月にやっと1万アクセスを超えました。

新年度に向けて、先生方が読みたいと思う記事が多く載せられていたのなら嬉しいです。

ブログからお声かけいただきました!

ブログの記事からお問い合わせいただいたこともありました。

フォレスタネットさんからは、記事の転載についてお願いをいただきました。

>>授業準備のための無料情報サイト「フォレスタネット」

会員制のサービスですが、私の記事がいくつか転載されています。

また、授業動画配信サービスの「FIND!アクティブラーナー」さんからもひょんなことからつながりができ、動画の感想をお伝えすることもできました。

>>ウェブで授業研究 Find!アクティブラーナー

ブログを書いてなかったら声をかけられることもなかったと思うと不思議な感じがします。

本やグッズの紹介もできました!

このブログを通して、書評やグッズの紹介もできました。

はてなブログをされている方は、デフォルトのサービスを利用して紹介をされている方が多いと思います。

私は「ヨメレバ」というかん吉さんのブログパーツを使わせていただいています。

>>ヨメレバ

ヨメレバを利用して本を紹介する際には、「もしも」というASPアフィリエイトサービスプロバイダ)を利用するのがおすすめです。

アマゾンアソシエイトでは、ポイントでの還元または5,000円以上の売り上げで現金が振り込まれますが、手数料がかかってしまいます。

もしもを利用した場合、1,000円以上の売り上げがあれば手数料ゼロで銀行に振り込みされますよ。

>> もしも無料会員登録はこちら!

CSVで、リンクから購入された商品を確認できます。

3月、紹介から購入された本やアイテムはamazon楽天ブックスを含めてかなりの数にのぼりました。

多くの先生が、

「新年度に向けて新たに学びたい」

と考えていることがよくわかりました。

まとめ

小学校の頃から壁新聞を書くのが好きだったり、職場でもどこでも発信をしてしまうタチでした。

発信することのメリットは大きいです。

自分の備忘録とコミュニケーションに重きをおいたこのブログでも、予想以上に得たものがありました。

続けるためのコツは、とにかくムリしないこと。

0か100かではなく、一日の作業が10でもOKとすることが大事です。

読者登録させていただいている先生方のブログ更新も楽しみにしています。

今後ともよろしくお願いします。

ではまた☆

[実践]高校生と毎日コミュニケーション!振り返りジャーナル、毎朝考えた120の質問をご紹介。

振り返りジャーナルの記事、続きです。

 

manabito.hateblo.jp

 

今年度の取り組みとして、毎朝振り返りジャーナルの質問を黒板に貼りました。

毎週、まとまった質問(テーマ)をストックしておけば良いのだと思いますが…

新鮮なネタを生徒と共有しようと考え、毎朝通勤中に思いついた問いをワードに入力し印刷して黒板に貼っていました。

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「問いを立てる」

って、なかなか大変でネタ切れ必至!実際には、

  • 今日あったことと、考えたこと
  • 今週の振り返り(週末に)
  • 今週頑張ること(週明けに)
  • 先月の振り返り
  • 今月の目標

最低、この5つがあれば回ると思います。

ただ、生徒も飽きてしまうしこちらにも慣れが出てきてしまうので、あえて質問の文言を変えたり、担任からの一言を添えたりしていました。

昨年度はテーマを全く提示しないでいたら、書かない、無くす(なんで?教室で?って思うよね??)という悪循環に陥ったので…

あきらめず、改善点を考え取り組んで良かったです。

質問を考えるにあたって、手元にあった「シャベリカ」を1枚1枚見てよい質問がないか考えたりしましたね〜〜〜。

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↓こちから購入できます。宇宙兄弟バージョンもあり!

teamgame.stores.jp

なぜ、振り返りジャーナルを書くのか?価値のインストラクション

以下のような形で、

「今年1年、振り返りノートに取り組みますよ」

と生徒に伝えました。

「帰りのHRでは、振り返りノートを書いていきます。

自分の成長のために、今日ははどのような過ごし方をして、どんな学びがあったのか確認していきましょう。

一流のスポーツ選手は、毎日練習の振り返りをノートに書いているそうですよ!

よろしくお願いします。」

以下、振り返りノートのテーマをお知らせします。

4月〜7月までの振り返りジャーナルテーマ

  1. 今週1週間を終えて、いま感じていること。目標は5行。
  2. 授業初日を終えて、考えたことやいま感じていること。目標は5行。
  3. 2日目の授業を終えて。
  4. このクラスをどんなクラスにしたいですか?目標は5行。 
  5. ロングホームルームを終えて考えたこと目標は5行。 
  6. 今日の選択授業を終えて考えたこと。目標は5行。 
  7. 今日で1週間の授業が終わりました。いかがでしたか?目標は5行。
  8. この週末は何をする予定?理想の休日でも可。
  9. この週末の過ごし方。印象的だったことを詳しく書いてください。×何時に寝て起きて楽しかった。←小学生か!
  10. LHRを終えて、体育祭について考えていることを教えてください。
  11. 選択授業2回目を終えて。進路にむすびつきそうですか?
  12. 1年生が入学してきましたね。この1年で成長したな~と思うことを書いてください。
  13. 前半の連休にしたこと。
  14. 連休後半にしたいこと。ちなみに、テスト前に授業がある日はあと6日です。 
  15. 健康診断を終えて。なにか進歩はありましたか?
  16. 連休はいかがでしたか?「振り返り=意味づけ」テスト前に授業がある日はあと6日です。
  17. 今まで、少しでも効果があったと思える勉強法 テスト前に授業がある日はあと5日です。
  18. 生徒総会を終えて、考えたこと。お疲れさまでした。テスト前に授業がある日はあと4日です。
  19. 今回の中間テスト対策で取り組んでいること。テスト前に授業がある日はあと3日です。
  20. 振り返りノートを見返してみよう。4月からの気持ちの変化はあるかな?テスト前授業は2日です。
  21. いよいよ中間テスト前日。準備状況を100点満点で表すと何点?理由も書いてみよう。ファイト!
  22. ノートはなし。明日、テストの出来について書いてもらいます。
  23. 今まで返却されたテストの結果を教えてください。それについてコメントも。(去年の自分と比べよう)
  24. 進路ガイダンス、LHRを終えて。いかがでしたか?明日からもがんばろう。
  25. 来週の今日は体育祭(!)。あなたができること、取り組んでいることはなに?
  26. Tシャツの出来など、いかがでしたか?感想をどうぞ。
  27. 体育祭お疲れ様!おちついたところで感想をどうぞ。
  28. そろそろ文化祭の企画を考えなければ!~こんな企画はいやだ~が、今日のテーマ。
  29. 本日、LHRを終えていま・どんなことを感じていますか?来週は文化祭の企画提出です!
  30. 昨日から梅雨に入ったそうです。ジメジメした時期でも快適に過ごす工夫を教えてください。
  31. 今日の振り返り。ネタがない人は…最近湿気で体が重くなってせんか?「疲労回復の方法」
  32. 2年生になって2カ月が経ちました。勉強/友人関係/趣味/バイトなど、起きた変化を書いてください。
  33. 最近の授業の様子は?できていること/提出物/おしゃべり/けじめ などについて書いてみて。
  34. 自分が文化祭でできることってなんだろうか…?人の役に立てるといいね。
  35. 中学校の時の文化祭(または合唱コンクール?)の思い出を教えて~。団結してた?充実してた?
  36. 本日二時間目の話を受けての感想。あなたは、自分の特徴をよく知り、それを生かせていますか?
  37. 最近、授業中のスマホが増えてますね。1日何時間使ってますか?その魅力は?おすすめアプリは?
  38. 子どもの頃、なりたかったものはなんですか?(進路のヒントがあるかも)私はマンガ家でした。
  39. 将来、絶対にやりたくない仕事は?(進路のヒントがあるかも)私はドライバー。運転が下手すぎて事故る
  40. いつの間にか、テスト1週間前になりました!自分ができること、アクションしていますか?
  41. スマホは学習(勉強)に役だっていますか?「こんな風に使うと便利」という経験があれば教えて!
  42. 理想的な登校時間は?家を何時に出て何時の電車に乗ると余裕がある?現実は?
  43. 終業式は来月20日。夏休みにやりたいことは何ですか?(オープンキャンパスは考えてる?)
  44. なんと!!今日で、2017年の半分が終わってしまいました。この半年を振り返ってみよう。
  45. 今日は七夕ですね。短冊と思って、ノートに願い事を書いてみよう。叶うかもしれない♪
  46. 9月1日、始業式の自分に伝えたいこと。良い夏休みを!

 

46の質問を考えたようです。

「担任早退のため、ノートはなし。明日、テストの結果についてうかがいますね。」

という日もありました。

スマホの学習利用について、生徒から出た意見

  • 調べものに役立つ
  • 勉強アプリを入れている
  • 英単語を調べると、発音してくれるよ
  • 翻訳アプリが地味に便利
  • LINEでプリントを写メして送ってもらってる
  • LINEでわかんないところを教えてもらってる

LINEを便利に利用しているみたいです。

9月〜12月までの振り返りジャーナルテーマ

  1. 授業が始まって、改めて考えたこと。生活リズムは戻りましたか?目標は5行。
  2. 最近、気になるニュースとその理由。(国内、国外、ミサイル等なんでも)目標は5行。
  3. ロングホームルームを終えて。文化祭…いつごろから残って取り組めそう?
  4. 文化祭を終えたとき、自分やみんながどんな状態なら「クラス企画が成功した!」っていえますか?
  5. クラスの特徴はなんだろう?我がクラスはどうですか?
  6. 文化祭まであと14日…!具体的にグループで打ち合わせしてますか?
  7. 明日のロングホームルームでは、何を決めていく?
  8. ロングホームルームでは、打ち合わせた結果、どうなった?今日から動くそう。
  9. 連休中の予定は決まっていますか?やりたいことはありますか?
  10. 本日、またもやミサイル。思うことを書いてください。朝から慌ただしい。
  11. この連休は充実していましたか?(私は体調を崩しました。特にノド)
  12. 本日のLHRを受けて…これから7日間どうしましょう?できることはなに?(昨日のインスタすごい!)
  13. 今日から来週の準備日までに大東祭に向けて自分ができそうなアクションを1つあげてください。
  14. 他校の文化祭に遊びに行ったことがありますか?面白い企画はありましたか?
  15. 秋の味覚で好きなものはありますか?果物(梨、ぶどう、柿…)、栗、魚…もう食べてる?
  16. 明日からいよいよ準備日。グループでやることは決まっていますか?当日は写真撮影の役割もありますよ。
  17. お疲れ様でした。文化祭はいかがでしたか?今回の準備や当日を通して学んだことを書こう。
  18. 中間テストまで2週間。気持ちを切り替えよう。テーマ「代休にしたこと」
  19. 「いつから準備すれば、中間テストで満足いく結果が得られるか?」
  20. 中間テストまで1週間。試験範囲はチェック済?テーマ「連休にしたこと」私は娘とキッザニアに行きました。
  21. 男子の部屋割はLHRの間に決まりました。テーマ「修学旅行についてわからないこと」もう買い物行きましたか?
  22. 「修学旅行への期待、不安、疑問などなんでも」
  23. 「この休み中の過ごし方」どの科目がんばる?
  24. 「もし、今18歳だったら衆議院選挙に行きますか?その理由」今回の衆議院選挙、ニュース見てる?
  25. 「中間テストの手ごたえはいかが?」普段の学習を理解していたといえるでしょうか…
  26. 「この週末気になったこと」衆議院選挙でも、台風でも。台風になるとぜん息出ますね~(子どもと病院行った)
  27. 「進路ガイダンスの希望調査はスムーズに書けましたか?」迷いや悩みがあれば書いてみてください。
  28. 「ハロウィンに関する思い出、または今年やりたいこと」最近盛り上がってきたイベントですね。仮装する?
  29. 「修学旅行の荷物の準備を%で表すと」私は10%、スーツケース出しただけ。日曜日も学校よろしくお願いします。
  30. 「修学旅行の荷造りをして、足りないものはありましたか?」私はアイマスクを買いに行きます。
  31. 「明日は何時に家を出ますか?」大きい荷物があるので、余裕を持って出発しよう。私は30分早く出ます。
  32. 「修学旅行で楽しみなこと、気になること」天気が晴れるといいですね!では、来週7:30に会おう!
  33. 「修学旅行を終えて考えていること」お疲れさまでした。明日の午後は選択授業ガイダンスです。
  34. 「選択ガイダンスで出てきた疑問・悩み」来週の水曜日は、外部で進路ガイダンスです。しっかり悩んでおこう!
  35. 「来年は、どの選択授業を取ろうと思ってますか?」当日にあわてることのないように!
  36. 「席替えの希望」目的は、“授業に集中すること”“助け合えること”叶えられない場合も多くてごめんなさい。
  37. 「この週末の過ごし方。行動+感想を!」急に寒くなりましたね…!北海道や青森は積雪20cmとか!
  38. 「明日の進路ガイダンスで得たいもの」
  39. 「進路ガイダンスの学び、または昨日のこと」
  40. 「選択授業は決まりましたか?」明日には全員提出してほしいです。試験まであと登校7日。
  41. 「期末テストまでにやっておきたいことは?」そろそろ、放課後残って勉強するのもいいですね。
  42. 本日は生徒会選挙のため、ノートを書く時間はなさそうです。会長選、よく考えて投票しよう!
  43. 「昔、クリスマスプレゼントでもらったもの」うちの子はサンタにSwitch頼むらしい…。
  44. 「今年、クリスマスにほしいものは?」私はAIスピーカーがほしいです。「OK google!」
  45. 「期末テストの準備具合を%で表す」まさかと思うけど、土日に友達と焼肉食べてお泊まりなんてしてないよね…?
  46. 「期末テストが終わったらやりたいこと」期末テスト中はノートはお休みです。頑張って!
  47. 「2学期を振り返り、3学期の自分に向けてメッセージ」9日にノートを開いてびっくり・・・?

いま数えたら、47の質問が!

1月〜3月までの振り返りジャーナルテーマ

  1. 「冬休みにしたこと&今年の目標」充実した冬休みでしたか?今年はいよいよ進路実現の年!
  2. 「最近気になったニュース・できごと」情報を得ているのはテレビ?ネット?
  3. 「来年の今頃はどうなっていたい?」3年生も今月で授業終了です。さびしくなるね…
  4. 「新しい席になって2日経ちました。いかがですか?」授業に集中できているといいな…
  5. 「席替えをして1週間、いかがですか?」HRと授業が思いのほか「静か」を作れず悩んでいます。(担任より)
  6. 「来週の進路ガイダンスはどの分野に参加する?」大学短大、専門学校、就職、未定で組む予定です。
  7. 「合唱の練習が始まりました。いかがでしたか?」
  8. 「進路ガイダンスを終えて考えたこと」↑3年生の報告会を聞いて、6時間目の進路別の説明を聞いた感想をどうぞ。
  9. 「最近、嬉しかったこと」←何かしらあるはず!私は週末7時間半寝たこと…
  10. 「風邪・インフルエンザ予防でしていること」←咳が出てマスクがないとき、手でおおうより服の袖がいいらしい
  11. 「1月の振り返り」
  12. 「2月の目標」
  13. 「睡眠時間」
  14. 「節分どうする?」(この辺りの質問は、データが消えてしまい覚えている分を記入)
  15. 「最近幸せを感じた瞬間」他人と比べない幸せをコツコツ積み上げていきたいものですね。
  16. 「自分は、こんなことで人からほめられる」ほめられることは、他の人にはなかなかできない「自分の強み」かもしれません。
  17. 「三送会の学年合唱、どんな気持ちで歌う?」
  18. 「この週末の過ごし方。考えたこと」私はオリンピックが気になり、そわそわしてました。
  19. 「テストに向けて、まず取り組むこと」学年末テストまで9日
  20. 「来年のいまごろ、どうしてるかな?」
  21. 「最近気になっていること」学校のこと、プライベートでも、オリンピックでも。
  22. 「今週の振り返りと土日に取り組むこと」
  23. 「週末の振り返りと今週取り組むこと」テストまでの授業日数はあと5日+卒業式です。
  24. 「うまくいかないことがあったとき、どうしてる?」人生は、うまくいくことのほうが少ない。
  25. 「今年の卒業式はどうだった?来年の卒業式はどうしたい?」式後のお祝いする会も盛り上がっていました。
  26. 「テストの出来はいかがでしたか?」
  27. 「ノート最後のひとこと。見返してみてどう?」

27でした。46+47+27=120あったようです。

まとめ

こうして見返してみると、「良い質問」って難しいものですね〜〜。

この取り組みに付き合ってくれた生徒に感謝です!

来年度も取り組めたらと思っています。

「こんな質問があるよ、効果的だったよ」

というアドバイスなどありましたらお願いいたします♪

新年度を迎える前に、もう一度読み直そう…。

その後の実践報告はこちら!

 

manabito.hateblo.jp

 

ではまた☆

[実践]試行錯誤の3年間を振り返る。高校生との「振り返りジャーナル」110日間続きました。

やっと春休みになりました!

毎年、この時期は

「生きててよかった〜〜〜」

って感じます。

この仕事を辞めても生きているとは思いますが…。

今年度も絶賛「退職したい気持ち」と戦っていました。(まあ、いろいろあるさ)

さて、職場での研究報告会にてHR運営の報告させてください、と立候補。

今年は高校2年生を担任しました。

HR運営で一番力を入れた取り組みとして、「振り返りジャーナル」の取り組みを紹介する予定です。

今年は、1人を除いて2冊目に突入できました。

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返却時は、輪ゴムで巻いただけ…。

来年度も続けられたら、小学校の先生がされているように製本テープを使って生徒に返却したいです。

小学校の振り返りジャーナルをFBで見せていだきました。

4冊くらいにまとまっていて、これだけの分量を小学生が書けることに驚き。

そして、高校生が概ね1行や2行、または一言で振り返りにもなってないことに落胆。

生徒が悪いのではなく、こちらの指導に難ありなのでしょう。

振り返りジャーナルについての記事はこちらです。

2016年度の振り返り。

manabito.hateblo.jp

なぜ生徒がノートをバンバン紛失してしまったのか、全く書かなかったのか今ならよく分かる(つもり)。

2017年度、夏休みの振り返り。この記事、自分が書いたにしてはよくまとまっていました。(自画自賛

manabito.hateblo.jp

さて、以下のようなかたちにまとめてみたので転記します。

振り返りノートを振り返る

毎日をただ流されず、自分の行動を振り返って成長して欲しいとの思いから2014年(週に1回)、2016年、2017年に実施している。

B5のノートを1/3にカットし、帰りのHRで生徒に記入してもらい回収する。

・2016年度は書かなくなる生徒が続出、半分以上の生徒が紛失したという失敗から、

「罫線ではなく1cmのマス目のノートを使う」

「毎日、その日の質問テーマを決めて朝黒板に貼る」

というルールを決めて運用した結果、だれも紛失せずテスト返却日まで110回続けることができた。

・質問を決めても返事が1行くらいの生徒もいて、振り返りノート(ジャーナル)の本に

「振り返りたいと思うほどの経験やチャレンジをできているかどうか考えてみては」

と書いてあり、その通りと感じた。

振り返りノートのメリット、デメリット

◯単純にコミュニケーションの数が増え、生徒の意外な面を知ることができた。(韓国アイドルが好き、GWは九州の実家に帰ったなど)

◯聞いておいて良かったと思うことも多かった。(苦手な生徒がいる、相談があるなど)

◯やんちゃな男子も書いてくれた。(趣味のバイクの話など)

◯最後にノートの感想を求めたら、

「取り組んで良かった」

と書いてくれた生徒が多かった。

▲生徒から、

「帰りのHRが若干長くなるので朝配って欲しい、そのほうが長く書ける」

との提案があったが紛失が怖く受け入れられなかった。

まとめ

年間授業日数の約2/3のHRで、この振り返りジャーナルを使って生徒とつながることができました。

100回☓生徒40人=4000回のコミュニケーションができたと考えると、この振り返りジャーナルの威力がより感じられます。

放課後、20分弱でノートの返事を書くのを楽しみにしていました。

(いや、生徒が真面目か不真面目かわからない性的な悩みを書いてきたことに困ったこともあった…どうリアクションするのがベターだったのか…悩みは尽きない…)

普段の授業や放課後に毎日生徒全員に声をかけるのも限界があります。

もちろん、直接生徒と面談する機会を多く持つに越したことはないですけどね。

個人的にはとてもおすすめ!

実践する前には、かならずこちらの本をお読みください。

カラー版で、実際のジャーナルを見ながら学べますよ。

その後の実践報告はこちら!

 

manabito.hateblo.jp

manabito.hateblo.jp

 ではまた☆

[書評]教師でない人にもおすすめ!地域と学校はどうあるべき?「まんがで知る教師の学び3」

教育に興味のある人なら必読!の話題の教育書が発売されました。

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熊本の前田康裕先生がまんがから文章から全て考えられた一冊です。

実は、前作「まんがで知る教師の学び2」の発売記念イベントで前田先生のお話を伺い、

「私も、前田先生のように学び続け、そしてアウトプットできる教員でありたい!」

と大変共感してこのブログを立ち上げたのです。

manabito.hateblo.jp

あれから1年…早いものですね。

私がダラダラとブログを書いている間に、前田先生は教職大学院で教鞭をとりながらまんが1冊を仕上げてしまいました。

ものすごいバイタリティを感じます。

今回の記事では、まんがで知る教師の学びの読みどころと、太っ腹な前田先生の取り組みについてについてご紹介します。

まんが的にスゴいところ

普通なら、原作とまんが担当は分けますよね〜。

私もイラストやまんがを描くので、この作業がどれだけ大変かよくわかります。

もし、自分に依頼があったら原作とまんが担当に分けると思います。

片手間ではなく、本気で描いたとしか考えられないレベルです。

1.最先端の知識が分かりやすく説明されている!

今回も、カリキュラムマネジメント、学習する組織、システム思考など本ではなかなか理解しづらい考え方を分かりやすく説明してくれています。

学習する組織なんて、一冊で何センチあるやら…ですから。

大学の先生が、これだけわかりやすく物事を説明できるって素晴らしい。

2.伏線が回収されている!

  • 夫も同業、本人も多忙で自分の子どもすら育てられているか自信のない女性教師
  • 息子が大学受験で「先生の仕事は魅力的ではないから教育学部は選ばない」と言っている
  • 雑事に忙殺され、なんのために教頭になったのか分からない

といった伏線が最後にしっかり回収されています。

マンガではよくある展開かもしれませんが、伏線がしっかり回収されてないとモヤモヤしますよね…。

すべてのコマ、エピソードに必然性がある展開に拍手。

3.笑いあり、涙あり

私が一番ウケたコマがこちら。

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「教頭先生、裏庭でハトが死んでます」

教頭先生の苦情係っぷりといったら!

我が社の教頭先生もこんな感じですよ〜。

他にも、震災の描写や人々の戸惑う様子に涙…。

苦しいシーンも多いですが、それらの困難を乗り越えていく姿に希望を感じます。

4.キャラクターが魅力的、でもシワはない

「阿田布太郎(あたふたろう)」

「大磯賀史(おおいそがし)」

名前がそのキャラクターの性格や状況を表しています。

そして、それぞれのキャラクターがそれぞれ一生懸命に取り組んでいるのに学校ではうまく行かなかったりするのです。

そして、53歳の主人公である吉良先生…

シワがなく若々しい!

最近の53歳、確かに昔よりかなり若々しいですね。

教員が退職し、高齢者になった時にどう生きるか、そのあたりにも触れられています。

まんがで知る教師の学び3で描かれていること

3作目では、主に現代の社会と学校の問題点とあり方について触れられています。

教育関係者以外の、保護者や地域の方にも是非読んでいただきたいですね。

ドラマ化してくれないかしら…!

さくら社の紹介から。

www.sakura-sha.jp

カリキュラム・マネジメントや「働き方改革」が声高に言われる中、学校を取り巻く環境は依然としてブラック。加えて震災という危機に面した時、教師達を変えたものは何だったのか?
現場を知り、未来を想う教師が描く「幸福論」。
いま知っておきたいキーワードも満載で、各章にわかりやすい解説がついています。

著者の前田康裕先生は熊本市の教育センターでの教員指導に加え、先駆的な実践やICTの活用など多彩な教育活動で知られ、現在は熊本大学教職大学院准教授。

熊本市立向山小学校教頭時代に熊本地震で被災され、本書では勤務校が避難所になった体験も描かれています。

新学習指導要領の理念である「よりよい学校教育を通してよりよい社会を創る」ための一例を提示。

■もくじ

第1章 学校の多忙化 ――学校における働き方改革

第2章 教育課程と学習指導要領 ――社会に開かれた教育課程

第3章 熊本地震 ――教職員のメンタルヘルス

第4章 避難所としての学校 ――自助・共助・公助

第5章 学習する組織とシステム思考 ――人生100年時代

第6章 カリキュラム・マネジメント ――ゆとり世代

第7章 学校と社会との連携 ――業務改善と5S

第8章 まちづくりと共同体の再構築 ――他責社会から感謝社会へ

 

震災で避難所としての小学校を助けてくださったのは地域の方でした。

前田先生の人生は、熊本の震災で変わったと言っても過言ではないようです。

この本に書いてあるような地域の結びつきが地方ならどこでもあるのかというと、そうでもないみたい。

私の住んでいる地域は、日中は若者がほぼ仕事で地元に残ってないので震災の時にまず帰ってくるのが大変です…。

章ごとに先生のおすすめするビジネス本(教育書からではなくビジネス本!)の紹介が載っているのも嬉しいですね。

何冊か、図書館で予約しました!

なんと、フリー漫画イラスト資料集が配布されてます!

さらに、最近の前田先生の取り組みとして、研修会で教育用語のわかりやすい説明がなされるようまんがの一部分をPDFで配布してくださっています。

r.goope.jp

太っ腹すぎる!

研修用資料としてPDFが、そしてイラストも配布されています。

学校の研修などで非商用として利用する分には無料で使用できるそうです。

研修担当として見逃せない資料ですね!

まとめ

仕事の多忙化により、教員もなかなか骨太の本を読む時間がありません。

このような読みやすい本で、周囲の同僚にも最先端の教育技術の理解が広まっていくのはありがたいことです。

前田先生、良い本をありがとうございました!

「まんがで知る教師の学び」シリーズのご紹介はこちら!

 

manabito.hateblo.jp

manabito.hateblo.jp

manabito.hateblo.jp

 

ではまた☆