[実践]生徒との面談!ホワイトボードを使って悩みを見える化!すっきり整理し、行動につなげよう!
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「生徒と面談すると、話を聞くだけで一時間過ぎてしまう」
「面談が終わっても、なかなか行動レベルに落とし込めない」
今年は3年生を担当しています。
今月に入り、進路に向けて三者面談を行いました。
こちらでメモは取るものの、三者で
「いつまでに何をするか」
を口頭でで確認して終わっていました。
自主的にオープンキャンパスに行けない生徒も少なくありません。
口頭のみでなく、可視化して確認しお互い形に残しておきたいと感じました。
先週生徒から個人面談の希望があり、時間が限られていたのでホワイトボードを用いて見える形で確認しながら進めていくことにしました。
これがなかなか良かったので記録しておきます。
ホワイトボードを使って面談してみよう
私は以前、ちょんせいこさんのホワイトボードミーティングの講座にも参加したことがあります。
それ以来、ホワイトボードの魅力にはまってしまい100円ショップで手に入るミニホワイトボードは20枚、A3の連絡用のホワイトボードは1枚常備しています。
今年は机と同じ40☓60サイズのホワイトボードを10枚購入し、ホームルームでも使っています。
とはいえ、ロングホームルームなど教室でのペアやグループでの話し合いに利用しているのみで、面談では利用したことはありませんでした。
しかし面談こそ、アクションプランまで可視化し、落とし込むことが必要だと感じました。
本人の話を聞きながら自分だけが分かるようにメモを取っていても、生徒は頭のなかにある心配事を繰り返すばかり。
1時間近く話を聞いても「聞いただけ」で終わってしまうことも多いからです。
もちろん、「聞いて欲しい」だけならホワイトボードを使う必要もないかもしれません。
しかし、実際には友人関係のトラブル、進路、生徒指導など本人が目で見て確認したほうが理解が進むかなと感じています。
何について話すか?まとめるか?
先週個人的に面談の希望があったテーマは、進路、保護者のことです。
ホワイトボードに、日付と生徒の氏名、箇条書きで今日話したい内容を記入しました。
- 進路のこと
- 保護者との関係
- 今の自分…この週末どう過ごすか?
大学には行きたいが学部など何も決まっていないこと。
志望大学について、保護者から
「名前も知らないような大学には行くな」
と言われていること。
今週末にオープンキャンパスに行きたいが、どこに行けばいいのかわからないことなどがあげられました。
生徒の言葉を聞き取り、意味は変えずに短くまとめていきます。
その場で、いくつかの大学のオープンキャンパスの日程をスマホで調べさせます。
「何月何日に◯◯大学のオープンキャンパスに行く」
までホワイトボードに記入し確認できました。
写メして記録に残し、後日確認
私も生徒も写メして、同じ記録を共有することにしました。
データを残すことで、私もいつ誰と話をしたか確認することができます。
プリントアウトしてその後実行したか声をかけてその紙に記入していこうと思っています。
まとめ
今回初の取り組みでしたが、
- 面談にかかった時間は約20分。大幅な時間短縮(私の中ではこれが一番大事)
- 生徒と文字を読んで確認、データ入力しなくても記録が残る
- 先生がまとめてくれたことによる満足感
が得られたのではないかと感じています。
年内にあと2回ある面談でも、ホワイトボードを利用して可視化しながら進めて行こうと思います。
ホワイトボードを使って意見をまとめたり、ファシグラするのは全く苦ではないので…!
注意点として、面談時に
「ホワイトボードを使いながら面談してもよいか」
と了承を得てから使おうと思っています。
書きながら話を聞いたら失礼と思われたりするのか少々心配なので…。
また、ちょんせいこさんのメソッドでは、3色のホワイトボードマーカーを用いてアクションは青と色使いを分けています。
練習してそこまで到達できたらいいなと感じました。
ではまた☆