[書評]2017年上半期に読んで良かった本!教育・子育て・働き方・ビジネス書など36選♪
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「やっと夏休みだーーーーー!!!」
「この時期にうまく充電して、2学期を迎えたい」
こんにちは!
夏休みに入り、だいぶ気持ちも落ち着いてきました。
とはいえ、子ども3人の宿題を見つつ、仕事も家事も…そして読書もしたい!
この休みをいい充電期間にしたいものですね。
そこで、このブログを訪れてくださる、主に同業の皆様に向けて
「夏休みに読んだらいいかも!」
というおすすめの本をご紹介します。
2017年に入ってから読了した本のみ!
幾つかのカテゴリに分けてご紹介しますね♪
よろしければ手にとってみてください。
いわゆる教育書
ついつい、ハウツー本に目が行ってしまいます。
本来なら教師のあり方を問うような、beingに働きかけるような本を読まないとですよね。
「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)
信頼ベースの学級ファシリテーションの中の「振り返りジャーナル」に特化した一冊。
B5サイズでオールカラー、振り返りジャーナル初心者にもわかりやすく書かれています。
私も振り返りジャーナルを始めて3年目なのですがやってはいけないことをしていることにこの本を読んで改めて気づきました。
生徒がどんどん振り返りジャーナルを書かなくなってしまうのは、教師側に原因があることが多いのかもしれません。
小学校の実践のみの掲載なので、中学校や高校の実践ももう少し載っているといいなと思いました。
振り返りジャーナル、本当にいいですよ!
話し合い活動 ステップアッププラン: ホワイトボードで学級が変わる!! (教育技術MOOK)
B5フルカラー、60ページ位なのですぐに読み終えることができます。
ホームルームで生徒に意見を出してもらうと、誰も意見を出さなかったりみんなの前で発言しやすいこの意見しか通らなかったりします。
教室内の人間関係も希薄になり、1年間終えても生徒全員の名前を覚えていない子も多いです。
この話し合い活動の本ではではペアワークやホワイトボードを使うことでそれぞれの生徒の声を聞きあう活動を推進します。
巻末のちょんせいこさんのホワイトボードミーティング誕生秘話は必読です。
色々な人との関わりの中で気づきがあるんだなぁ。
ちょんせいこの ホワイトボード・ミーティング: クラスが落ち着く!! 低学年にも効果抜群 (教育技術MOOK)
ホワイトボードミーティングを低学年でどのように実践すればいいかということに特化した本。
また巻末には困った子に対して教員がどう関わるか?ホワイトボードミーティングで可視化する方法が掲載されています。
質問の技カードを全員分作り、ホワイトボードを1人1枚ホワイトボードマーカーを1人1本配るところから始まる。
今教室に2人に1枚は確保できているのだけれども、もう半分のホワイトボードを購入するか絶賛迷い中です。
高校生のインストラクションをどのようにすればよいのかも悩み中〜。
もう一度読んでみる!
協同学習がつくるアクティブ・ラーニング
協同学習とアクティブラーニングのツボをおさえた良本。
「グループが協同学習なのではない」「教科書をもっと有効活用すべき」「今日の学びがどこへつながるのか、価値を説明する」「グループへの課題を明確にする」いま、ただ話し合ってくださいとただグループにする教員はいないと思うけど…。
ジグソー法は知っていたが、LTDは初耳でした。授業で活用できないかどうかチェックしてみます。
そして肝心なことは、教師が協同すること。
形の協同ではなく核心のところで協同であるべき。
教師自身の個性を踏まえてなされる必要がある。ここ大切。
すぐ実践できる! アクティブ・ラーニング 高校理科 (ACTIVE LEARNING教科別実践法シリーズ)
理科の中でも、生物や地学などはだいぶ家庭科と課題の作り方が近いと思うので読んでみました。
アクティブラーニング型授業では、学習が生徒の主体的な活動中心になります。
最も重要な事は授業で生徒自身が何を達成すべきなのかと言う目標をしっかりと示すこと、すなわちゴールの設定が必要。
目標には「理解する」「説明できる」と言う文言が多いが、現実でそれらが求められる事は少ない。
知識を活用した思考を持つことが大切。課題作成の手法や問題作りのワークシート例が参考になりました。
最終的には、良い質問を生徒が考えられるようにしたい。
アクティブ・ラーナーを育てる高校―アクティブ・ラーニングの実態と最新実践事例
アクティブラーナーを育てる高校を作るにはどうしたらよいか?
企業の人材開発の研究者である中原淳さんが中心になってすすめたプロジェクトの報告とインタビューが中心です。
アクティブラーニングのような授業を、いかに組織として生み出していけるか。
授業改革は学校改革に通ずる。
1人が孤独に頑張っても大きくは変わらないものね。
巻末の学びのキーワード10に、「リフレクションとは経験や知識に基づいて意味づけを行うこと」とあり、ものすごく腑に落ちました。これからそう説明しよう。
アクティブラーニングに導くKP法実践: 教室で活用できる紙芝居プレゼンテーション法
KP法の授業実践編。
パソコンのパワーポイントだと ・場所を選ぶ、パソコンのないところでは使えない・スライドを全て一度に見せることができない、という問題点を解決しているのがKP法なのです!!
KP法とは、1組15枚程度の上質紙に、3行20字程度で伝えたいことを手書きにして、1組5分程度で紙芝居のように黒板などに貼りながら伝える方法。
ICTの設備がなくても、生徒にプレゼンの演習をさせてあげられるのです!
今年は授業で取り組んでみようかな。楽しみです!
クラスがワクワク楽しくなる! 子どもとつくる教室リフォーム
小学校の教室を生徒の手で学びやすくなるようリフォーム!
先生が1人で突っ走るのではなく、生徒がどう過ごしたいのか、自治の第一歩に良さそう。
とはいえ、小学校は生徒も小さいしどんどん生徒の数が減っているのでスペースあるのかな?
高校はいっぱいいっぱいで畳スペース作ったりは厳しそう。
アメリカの教室に入ってみた: 貧困地区の公立学校から超インクルーシブ教育まで
発達心理学者がアメリカで研究する機会を持ったものの、大学のある地域は貧困で有名。
そこに子どもを通わせることによりアメリカの教室を改めて知ることになる。
教育雑誌に掲載されたエッセイなので、2時間もあれば余裕で読めます。
教育に興味のある人なら多くの人が持つであろう素朴な疑問について一緒に考えていく感覚。
「アメリカのインクルーシブ教育はどうなっているのか」「早期から基礎学力をつけるための授業を行うとどうなるか」「日本とアメリカの教師の違い」「同年齢学級主義を前提としたインクルーシブ教育の問題」
ぜひ読んでみて!
勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方
「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」という問いに丁寧に答えている本です。
一般化のワナと問い方のマジックに注意。
一般化は自分だけの限られた経験を他の人にも当てはまるものとして考えてしまうこと。
問い方のマジックは、二項対立するテーマのどちらかが正しいものとして論議してしまうこと。
第三のアイデアがないかということを常に考えることが大切。
この問いには唯一絶対の正解は無いから自分なりの答えを見つけることが大切。
学ぶと言うことは自由になるための力をつけるため。
自由になるため、は生徒にも伝えたい。
勉強できる子 卑屈化社会
「スポーツや音楽や伝統芸能小さい頃からいろんなものを犠牲にエリート教育をするのは比較的肯定的に捉えられるのに、なぜ医者を3人育てるために学校の勉強をがんばって恋愛を犠牲にさせることだけがこんなにも炎上するのか」
日本では、勉強できる子が不当に扱われている。
「勉強できる子は性格悪い、勉強できないヤンキーは心根が優しい」など。
月刊学校教育相談 2017年 05 月号 [雑誌]
今月号のテーマは「特別な配慮が必要な子」をクラスに説明するとき。
特集の、ずるい?ずるくない? 公平と平等を考えるPowerPoint紙芝居をぜひ生徒に見せたいと思いました。
巻末の「愛着の視点を支援とかかわりに」では愛着形成の安全基地機能が作られないと幼稚園や小学校で母子分離不安が起きたり、お迎えの時に逃げてしまうと深夜徘徊と言うような変わらない行動の問題につながることがある。
探索基地機能がうまく形成されないとピンチの時に「親だけには言わないで」と言う子どもになってしまう。
自分はどうなんだろうとドキドキ。
子育て・発達関係
自分の子育てに悩んだときに読むような本も、仕事には役立つことが多いです。
また、最近発達障害のお子さんが増えていることもあり、発達関係の本も読んでおくとユニバーサルデザインの考えが身につくかもしれません。
うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)
通級に通っていても、6年生まで発達性ディスレクシアと診断されず、字は読めるのにひらがな、カタカナすらうまく書けない著者の息子さん。
程度の差はあれ、うちの息子もそんな感じ。
筆者の地域にはLDセンターがあり、トレーニングすることで5ヶ月でひらがなとカタカナをマスターできたそう。
気になって検索するもセンターは1年以上予約待ちで新規停止中。
高校生になった息子さんは法律で認められている配慮を受けられず。
教師は基本読み書き不自由しない人達なので理解が進まない。
クラスに3人はいるのに…!多くの人に読んでほしい。
さわりは以下のリンクで読めます↓
反抗期子育て乗り切りマニュアル―52人の先輩ママ体験談に学べ!
子どもも徐々に反抗期。生徒も保護者ばりに教員に反抗してくるので読んでみました。
先輩ママの悩みに答えるかたちで諸冨先生のアドバイスが載ってます。
諸冨先生は教員向けの本も書かれていて結構好き。
「話をすれば分かる、ではなく話をまず聞くこと」「思春期の女の子にとって、学校は休まらない戦場」など子ども達が何故そのような行動を取ってしまうのかまず一息ついて考える、子どもと同じ土俵に立って子どもが引けなくなるまで追い詰めないなど参考になりました。
精神年齢が幼くなっており、高校生でも反抗期ど真ん中の生徒が多いのがツラい。
人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書
90の問いに答えて自分の9タイプをします。
本を購入するとウェブ上で簡単に診断ができます。
私は楽天家タイプでした。
それぞれのタイプに合わせてやる気にさせる一言や言ってはいけない一言、接し方などが細かく掲載されています。著
者の坪田先生が考える教育の目的は「自信をつける」「居場所を作る」「他人への敬意を抱かせる」。
自分との約束を守り自信をつけ、自分なりの居場所を作っていってほしい。他人への敬意を抱かせるためには、大人が敬意を持って接することが大切。
巻末のこちらの文章が心に響きました。
あれこれ言わなくても大丈夫! 自分で考える子になる「こども手帳術」
あな吉さんの手帳術を子どもにも使いこなせるようにするための指南本。
大きめのバインダーと付箋を使い、終わったタスクは別の台紙に貼ってタスクを見える化する。
毎日のタスクと、毎週のバーチカルスケジュールをうまく使いこなすと親が手をかけなくても自分で計画性をもって物事をすすめられるようになる。
お子さんが取り組んだ例も豊富で、カラーページを見ているだけで楽しそう。
自分の子に一緒に取り組むイメージがなかなか湧かないけど…娘が大きくなったら取り組んでみようかな?
発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法
発達障害やグレーゾーンのお子さん3人を育てている著者の工夫が満載。
facebookで子どもの声かけ変換表で見たことがある人も多いのではないかしら。
世界で一番多い職業のお母さんを楽しもう!というコンセプト。
しかし、そこに至るまでは「どうして自分だけ、こんなに苦労して子育てしているのか?」と他のお母さんと比べて落ち込んだり、いつも子どもを怒ってばかりだったそうです。
カラーページの工夫を見て、ラミネーター欲しくなりました。
とにかく「子どもをいうことを聞かせるための手段として怒らないこと」
怒ったら工夫のチャンス。
発達障害 うちの子、人づきあい だいじょーぶ!? (こころライブラリー)
「発達障害、うちの子だいじょーぶ?!」の続編です。
マンガなので30分もあれば読めます。学校で色々と支援を受けてきて、では社会で人づきあいや恋愛は実際どうなるのかという疑問を当事者から丁寧に聞き取っています。
コミュニケーションするにも感覚過敏があるが故に会話を聞き取るどころではなかったり、相手から手を握られてもムリ!となってしまう。
言葉の裏を読むことが難しいのでしてほしいことをしっかり伝えること。
パターン学習である程度補えるから。
カサンドラの奥さん、これはなかなか理解されないし大変そうでした。
ドラえもんの音楽おもしろ攻略 リコーダーがふける (ドラえもんの学習シリーズ)
小学生の息子が、リコーダーのテストがあるというので図書館へ。
音がなる仕組みや、リコーダーの名前の由来(レコーダー)、バロック式とジャーマン式の違いなど、リコーダーについての知識満載。
吹き方のコツなど知らないことがたくさんあった。
しかし、息子は大して読まず、私が読んで吹きたくなって巻末の曲を楽しく吹いちゃった…。
やっぱりレ以上の高い音はうまく出せなかった。
ちょっと内容が古いから、のび太が「吹き口にテープレコーダーが入ってる」って言ってて今の子にはわからないのかもと思った。
性教育
いまは性教育から少し離れてはいますが、性暴力の厳罰化で法改正が100年ぶりに行われたり、LGBTなど人権の視点からもおさえておきたいところ。
指導ではリベンジポルノ、同性間の性的いじめなども。
教員が知っておいて損はないと思います。
性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)
読み始めたら一気読み!止まらなくなってしまった。
風俗と福祉がこんなに密接な関係があるなんて…。
風俗イコール悪、という単純な式では割り切れない事情があるということ、風俗の経営者の中には家を借りる手伝いをしたり貯金ができるよう手助けをしている人もいる。
風俗で働いている女性は鬱、統合失調症や発達障害、知的障害と福祉からもれている人が多い。そこにどのような支援をしていくのか。
仕事で出会う子どもたちも福祉に近いところにいるのであまり他人事と思って読めなかった。
性教育関係の人には特におすすめ。巻末クイズ解けません。
弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
学校の図書室にだれがリクエストしたのか入荷されてた。
「きのう何食べた?」のような少女マンガ絵に慣れてたので絵柄に抵抗が…あったけど読んで良かった!
主人公の双子の弟が亡くなって、夫のカナダ人が訪れる話。日本では同性愛者が大々的に差別されることは少ない。
しかし、カミングアウトしてもその事自体なかったことにされたり、家族や身近な間柄では受け入れられなかったりする。
その辺りのもやっとしたところを日常に絡めてうまく描いている作品だと思った。
LBGTの基礎知識コラムも入っていてアウティングなど勉強にもなります。
LGBTを読みとく: クィア・スタディーズ入門 (ちくま新書1242)
教育関係者の教育実践本やティーン向けの性教育本、当事者の手記はよく読んでいて分かったつもりになっていました。
この本を読み、学問としてよく理解していなかったことがよくわかりました。
LGBTとひとくくりに書いても、トランスジェンダーは容姿から差別を受けやすく、治療にお金がかかるため金銭的な苦労を抱えていることが多いこと、逆に同性愛者はカミングアウトをしなければ周囲にに溶け込めてしまうことなど確かに!と思うことが多かったです。
さらっと読んだだけなので再読します。多様性が認められる社会になるといいな。おすすめ。
ヒューマン・セクソロジー: 生きていること、生きていくこと、もっと深く考えたい
以前愛読していたニューセクソロジーノートの改訂版。
性に関する学びはすぐに古くなってしまうので執筆する方も常に勉強が必要で大変だと思います。
学校で性教育をするなら、専門的すぎてもこのくらいの本は読んで授業に臨んでほしいですね。
働き方・ビジネス書
教員の働き方については、かなり議論が盛り上がってきましたね。
心がけで早く帰れる世界ではないので、構造的な部分で切り込んでほしいものです。
我が家は部活未亡人どころか、広報営業未亡人ですわ…(私学なので)。
働き方のヒントはビジネス書にあり!
ちきりんさん、勝間和代さんの本が大好きです。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
新年に気になってポチして良かった。
核家族でオットの帰りが遅く、子育てにも仕事にも余裕のないワーママの例があり、似たような状況でもあるので少しウルッときました。
これからベーシック・インカムが導入されたら、生産性が低い、またはマイナスな人は市場から締め出されるという予測を読んでなるほどと思いました。
条件が圧倒的に厳しくなるほどちょっとの工夫ではできないやり方が考えられるとのこと。
日本の一斉授業を中心とした教育はムダが多く生産性が低い。
生産性を上げる教育ってどんなものだろう。教員の仕事で、どれがムダなのかな。
生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの
朝のニュースでライフネットの出口さんが勧めていたので思わずポチ。
その時紹介されていた会議のレジメを音読せずに2分間黙読する時間を持つと言うのに惹かれました。
生産性に関する著者の考察が大変参考になりました。「長時間労働は良くないから短時間労働にする」と言うコインの裏表理論では労働生産性が上がるとは言えない。
労働生産性を上げると言う事は3%程度の仕事の見直しも必要ではあるが、30%生産性を上げるようなイノベーションを起こしていかなければいけない。
教育現場においてもこのような視点を失わずに仕事をしたい。
育児は仕事の役に立つ 「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ (光文社新書)
いま、とっても直面している問題。できていないことだらけなのて読み進めるのが辛くて読了まで日数がかかってしまった。
家庭内で「プロジェクトのゴール、ビジョンを設定して人を巻き込み動かす」ことで、リーダーシップ行動を身に付けることができる。
また、育児も仕事も一人で抱え込まないための「ヘルプシーキング」すなわち「助けて」と伝えることが大切。
どれも全然できてない気がしました。
著者二人とも実家が遠く、周囲の人に助けてもらいまくり。
働き方、暮らしについて職場のワーママだけでなく若い人にも読んでもらって一緒に考えたい。
新たな“プロ"の育て方
若者、女性が活躍し、かつ離職率が低い原田左官工業所のノウハウ。
左官は職人の世界なので下働きをしながら「見て盗め」の世界だそうです。
それでは若者がバンバン離職してしまうため、プロの動画を見て実践、自分が塗っている動画とくらべてどう違うか確認。
入社したら予め研修の日を設けておき、現場以外の場所で練習することで技術も定着していく。
見習いから4年で一人前になるよう育成プログラムが組まれているそう。
どんな職場でも活かせそうなノウハウがたくさんありました。教育現場でもなにかしら使えないかなぁ。
フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)
コーチングが一定流行り、いま注目されているのがフィードバック。
「耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す」ことができたらいいなと思う。
しかし、自分自身がフィードバックされることが殆どないことや、周囲の同僚も慣れていないことからかなりうまく伝えないと誤解されて嫌われて終わる可能性大かも。
フィードバックするなら、本に示されているやり方をよく読んでからにします。
また「フィードバックする」ということは「それだけサポートをする覚悟がこちらにもある」ことが一番大切なことなのかもしれません。
恐れず取り組みたい。
まんがでわかる 伝え方が9割
本屋で気になり、家で読みたくなってKindle。
一度単行本を買って読んだはずなのに全く忘れて実践もできてない。
あこがれの女性ファッション誌の編集者になった主人公は、「思ったことを伝える」だけで周囲とトラブルを起こし、よい紙面づくりができていない。
そんなときに出会ったオネエに「相手に伝わる、上手な伝え方」を伝授してもらう。
エピソードが具体的で「こんなときにこんな伝え方をすればよいのだ」ということを頭に入れるのがマンガだから楽。
このマンガの教えを実践するだけでコミュニケーションが改善されそうな気がしてきた。
伝えることから始めよう
一代で地方のカメラ屋を年間1500億を売り上げる通販専門の企業まで大きくした高田社長の自伝。
「できない」から「どうすればできるか」考えて新しい機械を試したり、ラジオショッピングからテレビにチャレンジしたり。
長期的な計画は立てず、とにかく今に集中すること。本当にオススメを紹介すること。
伝わらなければ、伝えたことにならない。など名言がたくさんありました。
テレビではテンション高く、声も高いけれど普段はもっと声が低いそうです。
遺伝子は、変えられる。――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実
「エピジェネティクス」について、たくさんのエピソードが書かれており読みやすい。
人間は生まれた時にさまざまな遺伝子を情報として持って産まれてくる。
しかし、その発現状態は、私たちの思考や行動や食物やライフスタイルで変わってしまうということらしい。
イジメられたマウスは、3世代に渡りイジメられた時の形質を遺伝させてしまう。
これが人間だったら?また、薬や食べ物も本当に個人によって合う合わないがあり、一般的な食事療法さえ病気の引き金になることもある。
自分の遺伝子にどんなリスクがあるのか、知りたいけど怖いね。
相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳 (SANCTUARY BOOKS)
上手に気配りができる人になりたい、けどなれない。
職場に何人もの気配り上手な女性同僚がいて、観察してみてはいるのですがなかなかマネできず…!
レビューもよかったので購入して読んでみました。
1000人にアンケート、気配り上手に徹底的に取材し厳選した気くばりを紹介。
NGな気配りとよい気配り、なぜそれが良いのかイラストで紹介されているのでとても参考になりました。
つい、相手よりも独りよがりの自分ファーストになりがちな自分を反省。
無理せず、気軽にできそうな気くばりを取り入れていけたらいいな。
秘伝すごい会議
だいぶ前の本だけど、十分ココロに火がつきました。
「すごい会議」という収益を伸ばすための会議のマニュアルを全て書き出しています。
印象に残ったのは、時間をかけても5分で出してもアイデアは86%変わらないこと、また、「なぜ?」と聞くのではなく「どうすれば?」と聞くことがとっても大事!
「なぜ遅刻したの?」→「どうすれば、遅刻しなくて済みますか?」
この問いは生徒指導でも十分使える上に、自分への問いかけとしても今年ガンガン使っていきたいフレーズでした。
図書館本だけどもう一度読もう。
勝間式 超ロジカル家事
勝間さんの待望の一冊!サポートメールなどで紹介されていたものの、一覧できると復習になって良い。
このところ毎日パラパラ読んでます。すでに実践してるものも多いです。
これから取り組もうと思うのは、「ネットスーパーの利用」「服の管理をしやすく」今まで近所に安いスーパーがあるからと週末買い物の時間を取り、肉や魚類は生協だったけど週2回ネットスーパー利用でいけそう。会員登録したのであとは注文するだけ。
服についてはワンピース中心なら上下の服の管理をしなくても済むこと。
家事全般の良いヒントが見つかる、おすすめの一冊。
自分を操る超集中力
どうすればものごとに集中して良い結果を出し充実した生活ができるのかが良くまとまっていた。
ウィルパワーをうまく利用するには、集中しやすい環境を作るため余計なモノを机に置かない。
整理整頓。
確かに、目につくものが多ければ集中力は削がれますね。
25分集中、5分休憩のテクニックをタイマー使ってやってみてますが5分の休憩で何をすれば良いのかわからなくなってしまう。
スマホ触るのはちょっと違うと思うし…。メリハリが大事なんだね。
インベスターZ コミック 1-12巻セット (モーニング KC)
kindle安売りで購入。kindle読み放題で途中まで読んでいたけれど、改めてまとめて読んでよかった!
高校生が学校の運営費用を投資で賄う話。
ドラゴン桜といい、常識を疑えというスタンスが読んでいて気持ちいい。
常識的な人間として、主人公の父親が教師でお金の話がキライというのも周囲の同僚を見ていて納得。
もっとお金の話を学校でもしたら良いのでは。教育関係者に読んでほしいですね。
まとめ
1月から7月まで読んだ本の中で、良かったものをまとめてみました。
読了したら読書メーターに250字程度で感想を残しております。
忙しかったからか、例年の半分くらいのペースでしか読めていない気がしました。
改めて感想を読んでみると、これから自分がすべきことが見えてくるかも!?
「こんな本もおすすめだよ!」
と言うものがあればぜひ教えて下さいね♪
この夏の読書は、マンガレンタルをしてダラダラ読みながら過ごすのが夢。(マンガも本も、かさばるので一定量以上家に置かない主義)
みなさんも、良い夏休みをお過ごしください。
ではまた☆