[ICT]生徒とのインタラクティブな学びを実現?!Kahoot!とGoogleフォームについて学ぶ。
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以前、職場内でGoogleスライドや、その他IT機器について紹介する機会がありました。
紹介してみて分かったのは、こちらがデジタルデバイスを駆使しても、生徒と双方向の学びがなければICTとは言えないのではないか?ということ。
生徒からもそのような指摘を受け、テスト後の授業アンケートにて生徒が持っているスマートフォンから回答を入力してもらいました。
生徒ががどのような回答をしたのか?
即座に円グラフなどデータとして出てくるのが大変便利!
これはぜひ紹介したい!
思い立ったら即行動。
夏休みに入ってから興味のある同僚と共に学び合うことにしました。
今回は、8名の先生方にご参加いただきました。
授業前の意識付けに有効?!「kahoot!」
大学などでも講義を行っている同僚の先生からは、講義前やセミナーの意識付けに有効と思われるツールの説明がありました。
Kahootに取り組む時のリンク↓
Kahoot!を作る時のリンク↓
このKahoot!は、海外で教育向けに作られたツールです。
モニターに映されたPINコードを自分が持っているスマートフォンに入力すると、2
〜4択で選んだ答えを送信できます。
その後何人がどの回答を選んだのか、グラフも即時表示されます。
グラフを見て、
「今回はどのような特性や考え方を持つ人が集まっているのか?」
ということを講演者が理解してから話し始めることができるのがメリットです。
表示している間は、何やら楽しげな音楽が流れてきます。
このツールなら、生徒も積極的に参加できるのではないかと感じました。
ただし、問いの画面は問題作成者のモニターやプロジェクターにしか表示されません。
手持ちの端末には4択のボタンのみ表示。
プロジェクターなど、皆が見られる画面が必要になります。
その場にいる人のみ取り組めるツールというのが、Googleフォームとの違いですね。
Googleフォームで小テストを作ってみました
Kahoot!と異なり、その場にいなくても個別にアンケートが取れるツールです。
最近、小テスト作成と自動採点の機能がつきました。
今回は、就活向けサイトを参考に一般常識の4択クイズを作成しました。
ラジオボタンやチェックボックスの場合、正解を編集していれば自動採点してくれます。
正解、不正解の場合、どちらにも解説をつけることができます。
不正解の場合のみ解説をつけてみました。
採点はできませんが、自由記述ができる欄も作れますよ。
スプレッドシートにも即時入力されます。
どのような問題に誤答が多かったかもグラフで分かるんですよ!
教員なら絶対に正解してほしい常識を間違えたのは誰でしょうね??
これらの特性を生かして、どんなことに使えそうか?
それぞれを紹介する項目でも既に書いていますが、
- 生徒への意識付け
- 生徒がどこでつまずいているかを確認する小テスト
などに、まずは使えそうです。
Kahoot!は、生徒全員がモニターを見るために顔を上げるのがいいですね。
Googleフォームに答えている間は、皆うつむいて自分のスマートフォンを操作していました。
そのあたりが、それぞれのツールの特徴と言えると思います。
そのための環境整備は…?
Kahoot!やGoogleフォームの利点は、生徒分の端末を学校で準備しなくても、持っているスマートフォンを使えば良いところでしょうか?
ただ、クラスに2、3人は端末を持っていなかったり、バッテリーが切れている生徒がいます。
学校で貸し出せる端末が何台かあれば、よりスムーズに授業が進むでしょう。
まとめ
まずは、研究会で発表するときに利用してみたい!
という同僚の声が聞こえてきました。
「この夏休み、研究会でGoogleフォームを使ってアンケートを取る準備をします!」
とのこと。
実際に使ってみて、どのような反応が得られるかぜひ報告してほしいですね。
また最近では、G suite for education の chromebook活用セミナーに参加してきました。
実際に利用されている先生のお話を伺って、参考になることがメチャメチャ多かったです。
またブログでご紹介したいと思っています。
まさか、サーバー不要で学校のドメインからGmailが使えるなんて…!
ではまた☆