[ICT]授業でICTを利用するなら一斉授業?個別学習?協働学習?来年度の計画を妄想中。
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「ICTを利用して、どんな授業ができるだろうか」
生徒にメリットがあるツールであるならば、積極的に利用するべきです。
先日、職場のICT環境に変化があり、新しい機器が導入されるという記事を書きました。
今年3月までの授業で、新しく導入された機器を利用することは考えていません。
もし、持ち上がりで学年を担当するならICTを利用してどのような授業ができるでしょうか?
職場のICT環境はどうなる?
学校には、以下のようなICTツールが導入されました。
教員のウィンドウズタブレットから教材を配布したり、生徒が書き込んだ課題を回収可能です。
1人1台タブレットがないため、4人1組でタブレットを見たり操作したりすることを想定しているようです。
ICTをどの授業で活用する?
文部科学省のウェブサイトには、以下のICT活用の冊子がダウンロードできるようになっています。
>>「ICTを活用した指導方法~学びのイノベーション事業実証研究報告書より~」
この冊子では、1人1台のタブレットを想定した実践例が載っています。
冊子の図が分かりやすいので、参考にしながら授業を組み立ててみると良さそうです。
A一斉学習
B個別学習
C協働学習
学校のタブレットを利用すると、
一斉学習における
「教員による教材の提示」
協働学習での
「発表や話し合い」
「協働での意見整理」
「協働制作」
「学校の壁を超えた学習」
には活用できそうです。
一斉学習で、黒板に字を書いている時間が毎度もったいないですから…。
その間、生徒は何をしていればいいの?
逆に、個別学習の
「個に応じる学習」
「調査活動」
「表現、制作」
「家庭学習」
個々の課題提出、学習履歴の把握、理解や関心に応じた学び現在ある機器では厳しそうです。
となると、発表や話し合いの活動が多い
「総合的な学習の時間」
で活用できそうな気がします。
3年生は卒業後の進路や、社会が抱える課題について学習していきます。
協働学習をイメージして、課題を送信したり、動画リンクを送信して班ごとに視聴したりすることはできるようです。
それぞれの課題について班ごとに話し合って出てきたことを電子黒板で共有することが可能です。
限界を作らず、授業計画を妄想しよう!
都立高校のように、生徒のスマートフォンを利用できれば(都立も模索中)個別学習の可能性も広がります。
妄想ですが…
- 生徒のスマートフォンを利用して、LINEのようなツールがあれば(LINEでもいいんだけど)生徒個人に課題の配布が可能、反転学習も夢ではない?
- 月末に通信制限がかかる生徒もいるので、動画を配信するのは現実的ではないかも。(家にWi-Fiがない生徒も)
- 個別に課題の提出も可能になる(グループだと、匿名性が保たれないのがネック?)
- Googleフォームを利用して、生徒に個別にアンケートを取る
- LINEのグループがムリなら、GoogleフォームをQRコードで読み込んで課題を提出してもらう(Googleの無料教育プラットフォームを導入してほしい…)
- 一斉学習のスライドを共有すれば、一から授業を作らなくてもそれぞれがカスタマイズすることで教材準備の負担を減らせる
来年度に総合的な学習の時間を受け持つならば、あすこまさんの「新聞の読者投稿を書く」課題にぜひ取り組みたいと考えています。
スマートフォンで音声入力したり、推敲に使えないか探ってみたいところです。
また、Facebookでつぶやいた際に他校の先生からアドバイス頂いたのが、
「このアプリは何のために作られたのか考える」
という課題もアリではないかということ。
これから先、生涯学習を続けていかなければならない生徒たちと、
「どのツールを使えば自分が一番学びやすそうか」
というテーマでディスカッションしてみても良さそうです。
そもそも、生徒の考える「学び」は、
「テストで点数を取るための知識を覚える」
ことなのかもしれません。
「生涯に渡って学び続ける」
とはどういうことなのか探ってみたいところです。
まとめ
というわけで、手持ちのツールを授業に使えないか妄想してみました。
これらの活動が、
- 教員も授業準備、授業がラク
- 生徒の学習に効果的である
となると良いんですけどね〜。
「PCに詳しい人達が頑張ってるよ〜」
「私の授業には関係ないわ」
とならないようにしたいです。
Amazonで教育ICT関連の本を探してみたけれど、多くはなかったです。
「無理なくできる」って大事ですよね〜〜〜。
ではまた☆