[性教育]生徒が教えてくれた!セクシュアルマイノリティの恋心を歌った名曲と変わってきた対応
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去年、性の授業で受け持った生徒が教えてくれました。[2012年の記事です]
本当は5月ごろに教えてもらったのだけれど、
「itunesとか、CDで買うのか?!」
どこで買うのが一番いいかな、授業でかけられるタイミングあるかな?
とかいろいろ思い悩んで今頃に・・・
最近になり、
「たいていの曲はyoutubeにあげられている」
ことを知りました…確かに、趣味で続けている合唱でも、
「こんなマニアックなものが?!」
と思うような曲も聴けるものね。。。ハイ。。。
槇原敬之「軒下のモンスター」
こちらです。マッキーすごいな。
歌詞はコチラ。
他のみんなが好きになる相手が僕は違う
普通に結婚して、子どもを何人か授かって
それ以外は幸せとは誰も信じないようなこの街で・・・
せ、切なすぎる!!!!
電車の中で、思わず何度も聴いちゃいました。
これは・・・授業でも聴かせたいな。
普通、自然って何?
この歌詞に共感する生徒がクラスに1人はいる。
「普通」「自然」という言葉に縛られて、自分のことがとても嫌いになってしまう。(自己肯定感が下がる)
メディアでも、法律でもなかなか「いいんだよ」「OK」が出ないことがどれだけの人を苦しめているのか。
10代の子どもが自死してしまう大きな理由の一つに、性の問題があるようです。
2017年の今、セクシュアルマイノリティへの配慮は…
文部科学省でも、2015年より「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」という通達がありました。
>>性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について:文部科学省
性同一性障害に関しては社会生活上様々な問題を抱えている状況にあり、その治療の効果を高め、社会的な不利益を解消するため、平成15年、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(以下「法」という。)が議員立法により制定されました。また、学校における性同一性障害に係る児童生徒への支援についての社会の関心も高まり、その対応が求められるようになってきました。
こうした中、文部科学省では、平成22年、「児童生徒が抱える問題に対しての教育相談の徹底について」を発出し、性同一性障害に係る児童生徒については、その心情等に十分配慮した対応を要請してきました。また、平成26年には、その後の全国の学校における対応の状況を調査し、様々な配慮の実例を確認してきました。
このような経緯の下、性同一性障害に係る児童生徒についてのきめ細かな対応の実施に当たっての具体的な配慮事項等を下記のとおりとりまとめました。また、この中では、悩みや不安を受け止める必要性は、性同一性障害に係る児童生徒だけでなく、いわゆる「性的マイノリティ」とされる児童生徒全般に共通するものであることを明らかにしたところです。これらについては、「自殺総合対策大綱」(平成24年8月28日閣議決定)を踏まえ、教職員の適切な理解を促進することが必要です。
世田谷区や渋谷区では、同性カップルにパートナーシップ宣誓書を発行するようになりました。
東京では、レインボープライドというゴールデンウィーク中のパレードも大々的に行われています。
より、性の問題で悩む生徒に寄り添えるしくみが徐々にできつつあるのかな…?
授業から興味を持ってくれて、アンテナに引っかかった情報を教えてくれた生徒に超感謝!
ではまた☆