[書評]「目標と学習と評価」の一体化!新年度に向け、『学び合い』を改めて学ぶ。
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気持ちはすでに来年度。
今年度よりも良い授業を目指したい!!
今から準備するとしたら?
良いと言われる授業を見学したり、レポート書いてみたりしました。
職場でうまく言っているケースを真似るのが大事。
ということはわかっているものの、またもや本を買いまくってしまいました。
好きなだけ?!本が買えるって、大人っていいよね…。
「成功する練習の法則」によると、優れている教師は、授業内容に20%、目標設定に80%使ってるそうです。
ほしい結果からまず考えるのが大切らしい。
新年度に向け、『学び合い』を改めて学ぶ
授業の目標を立てるのに参考になりそうなので、『学び合い』の本を5冊購入。
「成功する『学び合い』はここが違う!」も、具体的で分かりやすい良書でした!
なるほど!メモ
『学び合い』の考え方とは?
どんな状態が「知る」「理解する」状態なのか?
生徒が理解したことを知るための評価方法は?
- めあて
- めあてができたかどうかを確認する方法
- 制限時間
- めあてを達成するための手順
- めあてを達成するための条件
『学び合い』の3つの考え方
- 「学校は、多様な人と折り合いをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人が自分の同僚であることを学ぶ場」という学校観
- 「子どもたちは有能である」という子ども観(万能ではない)
- 「教師の仕事は、目標の設定、評価、環境の整備で、教授(子どもから見れば学習)は子どもに任せるべきだ」という授業観
『学び合い』の方法
- 子どもに課題を与える(課題達成に必要な資料も用意)
- 子ども同士で教えあって、課題を達成してもらう
- 「全員がわかる」が目標。それがどれだけできたかを評価
『学び合い』スタートブックより、目標の立て方の例
- 全員が達成できるレベルになっているか
- 教師だけでなく子どもが評価できる表現になっているか
- 具体的なゴールがわかりやすいか
- インプットしたものをアウトプットさせるようになっているか
- 相手を意識させるようになっているか
- 削って削って、シャープにシンプルになっているか
例
- ○○に理解してもらえるように説明することができる(下級生など)
- ○○という単語を使って、150字以内で書き表すことができる
- よくわかってもらえるように○○に手紙を書くことができる
- 発表できる
- 安全に使うことができる、コツや理由とともに結果を求める
- (ゴールフリーの課題の場合)なぜそのように考えるようになったのか、その理由と一緒に、お友達によくわかってもらえるように自分の考えを説明できる
- プロセスを説明できるようにする
その時々で響くところは違うと思います。
まとめ
協同学習の本も購入してみました。
実は、協同学習は「学習」という面が強調されがちですが、アメリカ合衆国などの教育困難な地域においては、学級の学び合いを支え、広げるために力を発揮してきた手法なのだそうです。
背景を知って、なるほどでした。
読んでも、なかなか実践まで至らなかったり、実践してもうまくいくケースはとっても少ないですけどね。。。
ではまた☆