まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[セミナー]子どもがやる気になる質問とは?魔法のしつもん・先生向け研修に参加!

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こちらの研修に参加してきました。

>>しつもん財団

2013年から、教職員向けの講座を無料で開催しているそうです。

子どもがやる気になる質問ってどんなものだろう?と好奇心で参加したら、参加者数の多さと熱気に圧倒されちゃいました。

100名以上の、教科、学校種を問わない先生方が大集合!!

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昨年の講習を受けたり、地域でキッズインストラクターの研修を受けたりして、すでにしつもん先生として実践されている方が大多数の印象でした。

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右がマツダミヒロさん。

お若くて気さくな感じがします。

午前中は、魔法の質問のインストラクションとワークショップ

この1日が終わっていたときに、どうなっていたらいい?

まずはこの問いから始まりました。

コーチングの初めにコーチから質問される問いと同じですね!

質問のルールについて

①答えはすべて正解

②答えが出なくても正解

③他の人の答えを受け止めることが大事。十人十色。

自己紹介

・ペアで共通点を見つける

#目に見えるところ以外で。ママイキでも出た課題だが、久々だったので意外に苦労しました。

・うまく行っていること3つを書く

人は欠けているところに目が行くので、意識してあるところに目が行くように質問する。

・褒めまくりゲーム

まず、褒めるために「言われて嬉しいこと」を10個書く。それをみんなで見て1分間褒める。

褒める方が関係が築きやすい。それぞれ、褒められて嬉しい言葉は違う。

何をやるかよりも、誰がどんな状態でするかの方が大事。

#言われて嬉しいことを書く時に、目的が示されていなかったので人に見せることを想定していないことを書いてしまいちょっと恥ずかしい思いをしました。

あと、見知らぬ人から褒められるのは苦手ということが分かりました。

質問を作る時のコツ

シャンパンタワーの法則

シャンパンタワーは、一番上が自分になるが、まず自分を満たすことが大丈夫。

自分のグラスを満たすために、一番大事なことは?

・質問の種類について

疑問、クイズ、命令質問、尋問は、自分のための質問。WHYが多い。

質問を始めると、人間の脳は答えを探し始める仕組みになっている。

どうすれば〜できるか?が、HOWの質問。

できる前提で物事を進めていける。

さらに、ワクワク感を感じるバージョンにする。

その人にとって一番大切なことはなにか?

その人を見ながら質問を作ることが大事。

お昼休みは、机が一緒になったメンバーでランチへ。

メンバーの中で、全く初めての参加は7人中2人でした。

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午後は、魔法の質問を使っている先生方のお話を伺う

高校では、1時間の授業の目標を立てたり、どんな力がついたら最高ですか?という問いを講習の表紙に書かせたりしている。

SHRでは、しつもんトランプをめくって考えたり、隣同士で伝えあったりしている。

小学校では、朝の会に今日の質問を作ったり、未来質問といって未来に到達したと仮定して質問をする方法。

この方法で、小テストでほとんどの生徒が100点を取ることができた。

などなど、何名かの先生からの熱い報告ののち、魔法のしつもん授業を行うにあたっての解説と、魔法のしつもん作りの練習を行いました。

まとめ

内容がぎゅーーーっと詰まった7時間でした。

印象的だったのは、ものすごいエネルギーを持った先生方がこんなにいらっしゃるんだ〜ってこと。

私は近県からの参加なので日帰りできますが、北は北海道から南は沖縄までこのために参加され、仲間が増えていくのを見て圧倒されました。

内容的にはドリームマップと重なっていることも多く、子ども達にもっと夢を持って欲しいと願っている人がそれだけいらっしゃるんだなと思いました。

まずは、教師がイキイキしないといけないんだけどね。

9月から、習った質問スキルを活かせるよう頑張ります〜。

(この記事は、2014年の雑記ブログをリライトしたものです。)

ではまた☆