[家庭科]リアル人生ゲーム?!家庭経済で人生設計を学ぶ「ライフサイクルゲームⅡ」家族でお試しプレイ。
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他校で家庭科を教えている友人と消費者教育の教材についてメールで交流していたところ、
「第一生命が発行しているライフサイクルゲームⅡを無料で配布しているので取り寄せてみたの。授業で実施したら、生徒が楽しく取り組んでいたのでおすすめ。」
ということで、冬休み前に第一生命に申し込んでみました。
「ライフサイクルゲームⅡ~生涯設計のススメ~」は、すごろく形式のゲームを楽しみながら、人生の様々なリスクと必要な備え、消費者として知っておくべき消費者契約等に関わる知識などを学ぶことができる消費者教育教材です。
友人いわく、
「何部必要か、折り返し聞いてくれるはず」
ということだったのですが、冬休みに中に1部だけ送られてきました。
1クラス40人なので、できれば10セット欲しかったんだけど…。
まずは教員がやってみないことには、実際に何分かかるかも分からない!
年末に持ち帰り、お正月に我が子3人とライフサイクルゲームに取り組んでみることにしました。
ゲームの大まかな流れは?
就職から定年退職まで、結婚したり子どもを持ったり家を買ったりといわゆる「人生ゲーム」に似た感じで遊べます。
20代、30代…とそれぞれサイコロを振って10年分の年収を一度にゲットします。
紙幣は100万、500万、1,000万と高額紙幣ばかり。
画像にもありますが、
「アクションカード」
「ボーナスチャンスカード」
なるものがあり、消費生活センターに相談して解決することで救済されたり、問題に答えて合っているとお金がもらえたりしました。
私でも答えられない問題が結構あり、ドキドキしました。
アクションカードは、同じ答えがまとまってしまっているので、実施前によく切っておくことをおすすめします。
また、生命保険に入るかどうか選べます。
病気にかかった時に、生命保険に入っていないと数百万が医療費でなくなっていきます…。
子どもの高校、大学の教育費の支払いもかなりの額に…。
生徒自身が知っておいたほうがいいことではある。
ゴール一歩手前が「振り込め詐欺にあう」。
被害額は3,000万円、アクションカードを引いて救済されないとツラい。
ゴール順ではなく、最終的に金額が多い人が1位です。
残った金額が多い人で9,200万…
そんなに老後にお金残るかな…
かかった時間と取り組んでみた感想
スタートからゴールまで30分程度で終わりました。
小1の娘の感想
「保険って大事なんだね」
友人の勤め先の高校生と同じこと言ってました笑。
まとめ
振り込め詐欺にあったり、悪質商法にあったり、医療費がかかったり…。
結構リアルな出来事が多く、上手くイベントのコマに乗っかれば生徒自身の学びになりそうです。
市販の人生ゲームは「エベレストに登頂して30,000$払う」といった類のイベントが多いですしね。
学校の教室でも実施できるように、もう少し頂けないか交渉してみようかしら。
高校生の家庭経済の分野で活躍しそうです。
ではまた☆