[実践]交流が苦手な高校生でもペアトークできた!その仕組みづくりとは?
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新年度から気合を入れて、授業中になるべく生徒が主体的に学ぶような仕組みづくりを考え、実践しています。
現在、授業内容のプリントはグループで取り組み、最後に確認の質問をするようにしています。
しかしそれだけでは生徒の学びが深まるのか…?
より新しいチャレンジをしたいと考えました。
今回の記事では、高校で取り組んだペアトークについてご紹介します。
高校生にアクティビティはできるのか?
今まで、勤務先にてペアトークのようなアクティビティを行うことに大変躊躇していました。
なぜなら、こちらがやるように指示しても取り組まない生徒が多い上に、コミニケーションに課題を抱える生徒が数多く在籍しているからです。
特に話し合いをするような授業は、生徒が交流できずにグループに沈黙が走ります。
とはいえ、このままでは新しいチャレンジができません。
最近仕事でFacebookを活用中。
様々な取り組みをしている先生に教えを乞うことにしました。
大阪の高校教員にペアトークを学ぶ
今回、インストラクションを教えていただいたのは、大阪の高校で家庭科教員をされているイチさんです。
最近、はてなブログでこんな素敵なブログを始められました。
こちらの記事を参考にさせていただいて、Googleスライドでフォーマットを作ってみました。
この実践を読んだ上で、さらにFacebookメッセンジャーで質問攻めに。。
実際にイチさんがやっているように、絵本の読み聞かせからペアトークまでを実践してみることにしました。
絵本の読み聞かせ
今回私が選んだのは、いわゆる名著と言われる絵本です。
たまたま保育分野の授業をしており、読み聞かせにはうってつけ。
この中から、「きょだいな きょだいな」と言う絵本を選びました。
しかし、子どもの頃に読んだ生徒が少ないのか、意外と受けなかったです。
残念!
王道のはらぺこあおむしなどを読めばよかったかもしれません。
ペアトークをやってみた!
その後1分間でペアトークをして、どんどん後ろにずれていってもらいました。
インストラクションのスライドはこちら。
またもや、Googleスライドを使用します。
避難訓練の後で時間がなかったためモデルを示すことができませんでした。
それでも、昔好きだった絵本や遊びについてしっかりと口にすることができていました。
このペアトークの良いところは、
- 1分間にどんどん相手が変わるため、苦手な相手とずっとしゃべらなくても良いこと
- はじめにじゃんけんをしてから話す順番を決めるので、ゲーム要素が強いこと
- 相手が変わるので自分は同じ話を繰り返して話せば良いこと
などが挙げられると思います。
時間が取れれば、質問の技カードも利用したいと考えています。
厚紙に印刷してみました♪
ペアトークのスライド閲覧用URLはこちらです。
まとめ
このペアトーク行ってみて、あまりに生徒がスムーズに取り組むので大変びっくりしました。
去年は、
「隣の人と話し合ってみて」
といった指示をしていました。
全く隣同士で話をしない状況もあったのがウソのようです。
比較的生徒同士のコミニケーションが取れているクラスだったからかもしれません。
まだ1クラスしか試していないので他のクラスではどのような結果が出るか試してみたいと思います。
こういったペアトークが普段からできるようになれば、ロングホームルームでの交流にも使えそうです。
また、考えを言語化することで、振り返りジャーナルの記入をスムーズにすることもできそう。
ワクワクしてきました。
イチさん、ありがとうございました!
ではまた☆