[WLB]ママ先生あるあるに共感!育休後カフェfor教職員・その2
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昨日の記事の続きです。(2014年の記事です)
ワールドカフェ風に、テーブルが一緒になった方とお話させていただきました。
仕事と育児の両立について
こういう場所に参加される方の特徴なのかもしれないですが、大変仕事熱心で、出産前は遅くまで残るのが当たり前、休日出勤もしていてそれをどうこれからの生活で折り合いをつけてやって行くのかというのが課題という声を多く聞きました。
先生あるあるも興味深いです。
私は、
「子どもが嫌がらずに学校に行っているだけで文句なし」
タイプなのですが、
「先生目線(若干辛口)で子どもの先生を見てしまう」
という意見も。
今まで、自分の子どもの担任の先生はハズレではなかったのかもしれません。
いや、この
「ハズレ」
という考え方自体が自分自身を苦しめます…。
あと、
「オンオフの切り替えができない」
問題も。
先生っぽく自分の子どもと接してしまわないよう担任の先生から言われたりするとか。
「だから先生の子は…」
と言われてしまったり。
教員が子どもの課題を家庭での生育歴を原因にすることはよくありますし。
またそれが自分を苦しめるのか…。
人生の中で必ず接する職業なので、相手の先入観が半端なかったりしますね。
なかなか人に仕事を言えなかったり、職業を言ったら色々と言われたり。
「IT関係です」「金融です」とかそういう逃れ方がないと言うか…。
「公務員です」という言い方もアリみたいですけど。
働き方で言えば、担任を持つか、持たないかがかなり大きいです。
子どもが小さいうちは副担任を申し出ても、担任のなり手がいなくてどうしてもお願いされることもあるそう。
メンタル面を崩している教員が必ず何名か職場にいて、特定業務の時に休む、担任を持てないコミュニケーション苦手な若手の先生…。
そういった人員のおかげで、突如担任をもつことになったりして年間の見通しが持てないこともあるとか。
学年で学級通信を出すか出さないか、学年で申し合わせをしていたり、逆に隣のクラスの先生が出しているので出さないワケにはいかなかったり。
「隣のクラスの先生は出してくれてるのに」
って言われますからね。
職場の先輩は実家頼みだったりして、
「なぜあなたはそうしないのか」
と言われたり。
教員といっても全然環境も考え方も違うので、ひとくくりにしないことも大事かもしれません。
キャリアについて
教員のキャリアは、管理職になるか、担任でいるか、研究で大学に進むか位しかないので
「うーん、キャリアね…」
って感じでした。
ただ、公立との先生との違いは感じました。
私学の場合は、倒産もありうるので…。
公立であれば、自分から降りない限り、失職の心配がないんですよね。
私学は営業もあるし…その辺の考え方はかなり違うのかな?とも。
最近は、公立も社会人枠があったりして社会人経験を持つ人を積極的に採用する動きもあります。
民間企業から転職した方によると、ムダが多いと感じるとのこと。
居眠りしてる人がいる会議の意味が感じられないとかね…。
確かに長く、人数が多く、伝達のためだけの会議。
紙が多すぎとか。
目指す教師像がある人、辞めるのは考えられないという人、同じような境遇で辞めた人もいて、すごく揺れたという人。
「仕事を辞めたとしても人生そこでおしまいよ、ではない」
という考えも、
「ここでもう一踏ん張りして育児の負担が軽くなるまで耐える」
という考えも、どちらも大事。
しなやかな軸を持てると良いのですが…。
テーブル回れなかったので、すべての人とお話しできなかったのですが、非常に参考になりました。
山口さんのレクチャーと、ランチの様子に続きます。
ではまた☆