[セミナー]「みんなのオンライン職員室」ってどんな感じ?ZOOMを使って未来の教育について語り合おう!
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「学び続ける教師でありたいけれど、事情があって夜や週末に外出するのは難しい」
「教員として、成果を出している人の話を聞いてみたい」
私も子ども3人を育児中につき、平日夜や休日に外出するのは難しい状態です。
また地方に住んでいると、セミナー参加のための交通費や宿泊費がない人も多いのではないでしょうか。
いつまでも学び続けたい、そんな人達と繋がれるのが「みんなのオンライン職員室」です。
みんなのオンライン職員室ってどんな集まり?
私はFacebookでフォローしている杉山史哲先生のつぶやきから、「みんなのオンライン職員室」を知りました。
PCやスマートフォンからZOOMというオンラインビデオ通話が可能なツールを使ってゲストのお話やディスカッションを行います。
1時間を三つのパートに分け、
はじめの18分は講演者ゲストのお話、
その後にディスカッション、
最後にゲストが質問に答えている形をとっています。
3月からは有料になるそうですが、2月は無料月間だったのでお試しで参加してみました。
ツイッターで「#みん職」ハッシュタグが付いているつぶやきを見ると、多くの先生方が参加しているようです。
今回のゲスト、フリーランスティーチャーの田中光一先生のお話がなかなか刺激的だったので、感想を記しておきたいと思います。
田中先生の教員歴と、フリーランスティーチャーという生き方
田中光夫先生は、東京の小学校の教員の経験があり、退職してフリーランスティーチャーとして短期間クラスに入ることでクラスの立て直しを行っています。
教員のキャリアは14年ほどで、教員人生をグラフに表すと3年おきくらいに落ち込みの波があり、落ち込んだ時には新たな学校へ異動をしていたそうです。
また3度目の落ち込みは、オンラインゲームにはまるという仕事とは関係ない理由(笑)。
日中は35人の生徒をまとめ、夜は80人のオンラインゲームのプレイヤーをまとめ…夜中までプレイしていたそうです。
田中先生がすごいのは、4年目にして「5時に定時退勤するのでよろしくお願いします」と宣言してから仕事をしていたとのこと。
なかなか真似ができないことだなと感じました。
私の校種である高校は、部活があるため生徒の最終下校がそもそも退勤時間の3時間後となっており、12時間勤務が当たり前になってしまいます。
その辺り、小学校の教員は「定時退勤の可能性」が中高の教員に比べてかなり高そうです。
臨任教師という扱いではありますが、午前中だけ勤務してひと月に20万円ほどの収入があるそうです。
午前中はフリーランスティーチャーとして働き、午後は大学で教えたりと弾力的な働き方ができるのも魅力だと感じました。
このような働き方ができる背景には、最近は教員の大量退職の時期を過ぎて若い教員がたくさん採用されていることがあります。
近年教員が多忙であること、職員室の年齢構成がいびつなこと、愚痴をこぼしたりメンターになる教員がいないこともあり、メンタルを病んでしまったり、途中でリタイアする教員も増えています。
そのため、4月9日から担任がいないというような深刻な事態も発生しているそうです。
もし自分がフリーランスティーチャーになったら??
もし私がそのような働き方をするとなった場合は、経験豊富で歓迎されるフリーな立場というよりは、いつクビになるかわからない非常勤講師という立場の方が妥当でしょう。
何か特別なスキルが身についていると良いのですが…現実的には難しいと思います。
ただ、小学校は中学高校に比べ近所にもいくつもありますので、家の近くで働けるというのはいいのかもしれません。
中学高校のように、クラスの増減によってコマ数が確保できないという事態も避けられそうですし…。
小学校の教員免許を取って、臨時採用で働くというのもあるかもしれません。 (いや、でもそれ経験豊富なフリーランスティーチャーと違うわ)
みんなのオンライン職員室の感想
オンラインでこのような学びができるのは素晴らしいことです。
ただ、今回は田中先生のお話をもう少し伺いたかった!
ディスカッションをする時間には、1人になれる場所がないため、残念ながら退出してしまいました。
職員室なわけだから、志が同じ方々とディスカッションできるのが強みなのにね…。
でも、オンラインで会話するのが慣れてないんだよぉぉ〜。
次回のさる先生のオンライン職員室にも参加を予定しているので、その際には可能であればぜひディスカッションまで参加したいと思います!
参加者の方のまとめがすごい!
今から #みん職 です!
— kathy@ECCジュニア美香保教室 (@ECCmikaho) 2019年2月22日
パソコンでセミナーに参加できる時代がきたのか! pic.twitter.com/UHU8r3ZxGA
早起き苦手な私にもできました、朝活。マーシャル諸島に図書館をつくる活動を応援しているので子どもに話すために田中先生のお話を直接きけるチャンス待ってました。
— kathy@ECCジュニア美香保教室 (@ECCmikaho) 2019年2月22日
熱い先生に、元気もらいました。
今日のノートも公開してよいとのことなので、ごちゃごちゃですが😅#みん職 #ノートテイキング pic.twitter.com/H0mCQLq39A
申し込み間に合った!
— キタエリ@『学び合い』奈良 (@natchatchan) 2019年2月22日
SNSでうわさになってる尖った実践者(でも話しかけるのには勇気のいる人)の肉声を、同じく気になってる人と一緒に聞けるという点でこの取り組みはとてもよい。#みん職 https://t.co/TKfTAIw6kr
まとめ
以上、みんなのオンライン職員室に参加した感想でした。
オンライン職員室で話された先生の講演をアーカイブとしていつでも聞けるような状態になっていたら、だいぶ使い勝手がいいのかなとも思いました。
若い方達が新しいテクノロジーを使って学び続けるプラットホームを積極的に作っている姿が眩しい!
実務に活かせるよう、ゲストティーチャーの生き方を取り入れていきたいです。
オフライン職員室もある様子!この日出勤日じゃん…残念。
【予告の予告】
— みんなのオンライン職員室 (@minnanoonline) 2019年2月23日
春休み
来たる3月27日にイベントを行います
その名も
\ みんなのオ'フ'ライン職員室 /
いつものオンラインのZOOMから
セシオン杉並に会場を移し、リアルに対話
登壇者
田中光夫氏 @kariageshokudou
坂本良晶氏 @saruesteacher
杉山史哲氏 @symphonicity
乞うご期待 pic.twitter.com/hAmEvkbPDD
ではまた☆