[セミナー]信頼ベースの学級を作る!よくわかる学級ファシリテーション講座その2
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※2011年に参加したセミナー記録です。2017年の今でも全く変わらない、大人気の講座であり、多くの方が取り組んでいる実践内容です。
昨日の記事に引き続き、「よくわかる学級ファシリテーション講座」の記事です。
【2日目】
午前中はケース会議、午後は授業に取り入れていくにはどうしたらよいか、演習を行いました。
まずは健康観察、今日の体調と昨日の振り返りをペアでお話します。
- ケース会議は、教室内で気になる子の状況を話す→発散
- その子やその子の周辺の人たちの困っていることを想像する→収束
- 最後に、担任の困っていることを話し、それらを改善するためにはどうしたらよいか考える→活用
1時間弱の会議ですが、「困った子→困っている子」と見立てを変え、参加者がそれぞれの困り感を想像することでとてもあたたかい場ができてきます。
ケース会議、うちでも取り入れたい!
でも、学年の何割・・・。
ちょんさんも職場に呼びたいなぁ~。
たまたま今回お会いした私立中学の先生は、職場にかけあって9月に丸一日研修を受けられることになったとか!!
いいなーーーー。
一応お伺いしたら、やっぱりうちの1回の研修でお呼びできる謝礼を軽くオーバー(>_<)。。。
ワークショップ形式の研修すらやったことがないので、ぜひ実現させたいな。
午後の授業では、イワセンが取り組んでいる小学校5年生の教材、
「きいて、きいて、きいてみよう」
というインタビュー形式の内容をホワイトボードミーティング実践した内容を紹介してもらい、インタビューから新聞を作るまでを実際にやってみました。
さすがイワセン、指導要領をしっかり読み込み、要領に沿う内容として報告もしています。
自分の事をオープンクエスチョンで聞いてもらえるってとても心があたたまりますね~
新聞に書いてもらい、プレゼント~。本当にうれしい!!!!
講座が進むにつれ、参加者の心があたたまっていくのを感じました!!!
こんな学級作りができたらいいなぁ~♪(家庭も、職場もねー)
懇親会のときの話も少々。
質問コーナーで印象的だった話を二つ。
ちょんさんとイワセンの出会い
イワセンは、実践を言語化するのが難しく悩んでいたところ、ちょんさんのファシリテーション本をアマゾンから勧められ(ありがち)購入。
おお、自分が実践していることとすごく近い!でも大阪か~。
そこであきらめず、埼玉の実践仲間3人とちょんさんを呼ぶことに。
講座の後、驚いたのはちょんさん。
どんどんツイッターやメール、ブログなどでフィードバックが集まってくる!!!
埼玉での講座の参加者、一体どうなってるの??
というのも、大阪で何度も講座をしていても、「実践しました!」というフィードバックが得られることはほとんどなかったのだそう。
(大阪・・・三大都市圏で、スマホ率が一番低いのもあるかな・・・なんて・・・)
そこでちょんさんがイワセンに連絡し、
「理論と実践、両輪が備わった本を書きましょう!」
となり1年経たないうちに学級ファシリテーションの本ができあがりましたとさ~。
実践を執筆する暇の無いイワセン、しかも大阪と離れていてどうやって・・・?
と思ったら、ちょんさんがひたすらスカイプ&オープンクエスチョンで聴きまくったそうです。
家族からも「またちょんさん?」と言われたとか。。。
このスピード感が、今回の参加者属性にもあらわれているかも。。。
教育関係のセミナーで、フェイスブックやったり、終了後ツイッターで挨拶したりする人が何割かいるようなものってないですよ。
申し込みもチラシとFAXがまだ主流ですしねー。
何より、ちょんさんを呼びたい!と思ったら呼べる仲間がいること、その行動力がに脱帽!
ちょんさん大阪か~、東京で講座があったら参加してみよ、くらいで終わってた・・・。
できない理由より、どうしたら出来るかを考えること、大事ですね!
そして仲間作り!
実践を共有するようなサークル活動がしたい。
実践の戦略性
勝てない勝負はしない!とイワセンとちょんさん。
失敗が許される期間なら見守るが、行事の前日なら入るかな、と子どもの成長を見通しを持ちつつ見守る!!!
学級ファシリテーションも、1年の見通しがあるからこそ、ここでこれをやる、とプログラムが立てられます。
そういうの、一番苦手なんですーーーー。
職場の実践、作りこみが足りない。。。
ここでこういうトラブルが起こりがちな時期だからこんな風なアプローチ、とか全然頭になく、とりあえず火消し~!みたいな・・・。
多分、トラブルの質が違うんでしょうが・・・行事に対してぶつかるとかじゃなく、人権を損なうようなトラブルはすぐ介入しないといけないので・・・いやいや、反省です。
早速、続編のコチラの本も予約しました。夏の終わりにいかがですか?
困った子について、現状とどう支援していくかのプロセスがとっても良く分かるこちらの本もおすすめです。
2日間とも3人の子ども達の面倒を見てくれただんなに感謝!
ではまた☆