[セミナー]学校で探求の学びを実現するには?チェンジメーカーを作る教育と探求社のワークショップに参加!
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「未来の先生展2017」の参加レポートです。
『学び合い』フォーラムで久々にご一緒した方と今回の先生の未来展入り口でばったり!
今年、どれだけご縁があるのやら…!
アクティブラーニングフォーラムの後は、
教育と探究社さまによる「ソーシャルチェンジ」ワークショップの見学にお邪魔しました。
体育館を使って1億円稼ぐアイデアを形にしよう!
今回のワークショップでは、
「体育館を使って1億円を稼ぐ」
をテーマに、4〜5人組になってブレストから、実現可能性、テーマなどを限られた時間で仲間と考え、最終的にプレゼンと質問までこぎつけます。
模造紙とワークシートがあるため、意見を見える化し論点をすっきりさせることができます。
私は途中から入場したため、外野からワークの様子やプレゼンを見学しました。
1分間のプレゼンは、話す方、聞く方とも集中して聴きますね!
「体育館でゆりかごから墓場までのライフイベントがすべてできるようにする」
「地域の人限定イベントを実施する」
など、様々なアイデアを伺うことができました。
振り返りの中で聞こえてきた期待や不安
振り返りの中で聞こえてきたのは、
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テーマがカギ。身近なテーマがいいのかな?
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やらされている感?班に一人は「だりーよ」みたいな生徒がいるが、どうしたらよいか。
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今回は、ファシリテーション慣れしている人が多かったが、現実にはかなり時間がかかりそう。
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話し合う必然性があるテーマだと生徒も乗ってくるのかも?
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お互いの意見を出し合うことが難しいこともある
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文化祭の企画を立てる際にこのようなブレストをやるといいのかも?
といった意見が聞かれました。
教育と探求社スタッフさんによると、
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誰を助けたい?誰を笑顔にしたい?という大きなテーマを掲げ、学びの変容をしていきたい
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テーマの設定は10以上用意されており、食いつきそうなものを選んでもらう。
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教職員のファシリテーター養成の役割も果たしている
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研修でファシリテーターが手助けをすることがある。
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自分が社会を変えられないとブラストレーションがたまっていくものではないか?→そんなことはない。ルールが多い中学校でも採用いただき好評である。
全国120校に採用されている「探求の学び」とは?
コースは3つ、ビジネスと生き方、最近新しく始めたのがソーシャルチェンジの3つのコース。
↓スクリーンショットです
授業で行ったプレゼンを全国の高校から応募してもらい、クエストカップという大会を開催している。
プレゼンの大会に出られるのは、72/1900チームで、かなりの激戦!
今年度は、特別支援学校の生徒のチームがグランプリに輝いたとのこと。
学力や偏差値による内容の出来不出来はあまり関係なさそうです。
まとめ
勤務校でも、キャリア教育を念頭に置いた総合的な学習の時間が持たれており、
「保護者など身近な人からの聞き書き」
「職業体験」
など、決まった内容はあります。
それだけでは、
「決まった職業からとりあえず選ぶ」
という考えからは抜け出せないでしょう。
これから生徒たち自身が「社会を変えていく」ためにどうしたらよいか?
仲間と折り合いをつけながらアイデアを出し、応募もできるのが面白いなと感じました。
料金も伺いましたが、「高い!絶対ムリ!」と尻込みするほどの金額ではありません。
ソーシャルチェンジについては、初回3回分は無料で行えるワークシートとCDがあります。
気になる方はお申込みされても良いと思いますよ!
この後学内でお茶をしてから、「志教育」のワークショップに向かいました。
学内カフェなのにおしゃれ!
体に良さそうな商品や本が並んでいました。
豆乳とアボカドのミックスジュースを注文。美味しかったです。
続きをまた、書きますね〜!
ではまた☆