まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[イベント]教育ITソリューションエキスポ・NHKエディュケーショナルの優れた映像をもっと利用すべき!

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教育ITソリューションエキスポに参加した際のレポート第2弾です。

www.edix-expo.jp

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前回の記事はこちら。

manabito.hateblo.jp

教員向けおすすめ授業動画配信サービスの、FIND!アクティブラーナーさんの紹介でした。

今回はみなさんもよくご存知、コンテンツとして非常に高いクオリティーを持つNHKエデュケーショナルさんのご紹介をしたいと思います。

www.nhk-ed.co.jp

私も子供もEテレ大好きです!

土曜日の朝もデザインあや、「ひらめき工房」など、ついついチャンネルを合わせてしまいます。

何度見ても飽きない内容、ちょうどよい映像の長さが学校の先生からも支持される理由ではないでしょうか。

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NHK高校講座「家庭総合」が超おすすめ!

家庭科の教員として私が大変おすすめするのが、NHK高校講座家庭総合です。

>>NHK高校講座 | 家庭総合

以前は放送大学のように(いまは放送大学も改善されてるのかな?)、どこかの大学の偉い先生がただ一方的に喋るようなコンテンツだったような記憶があります。

しかし私がチェックし始めた2012年ごろから、お笑い芸人やタレントを起用、高校生の興味が湧くコンテンツ作りに注力しているです。

私が、勝手に敬愛している大阪の高校家庭科教員、南野忠晴先生も監修に協力されています。

何年かおきで新たに制作されています。

2012年の千原せいじさんから、2014年はパパイヤ鈴木さんと青木さやかさん、今年は黒沢かずこさんとロバートの馬場さんとの新シリーズが放映されています。

個人的には、高校生が数名ひな壇に乗って意見を言い合う2012年版の家庭総合が気にいっていました。

しかし高校生の喋りを入れるとコンテンツが少なくなると感じたのか、パパイヤ鈴木さんの家庭総合では高校生が一切出演しなくなりました。

その代わり、2014年のシリーズは番組のはじめにお悩みマンガが紹介されています。

2014年度版のコンテンツは岩波ジュニア新書にもなっています。

通信制の高校に通う生徒を対象にしているため、動画以外にも画像と文字で見られるウェブページや、学習の確認ができるPDFもあります。

細切れでセクションごとにスマートフォンから動画を確認することもできます。

小学生向けのカテイカも始まりました。

まだ録画して撮りためているだけで見られていません。

いま、ちょろっとリンク先見たら、カテイカ様のビジュアルがすごい。

www.nhk.or.jp

短い時間で家事の基本が身に付くと評判です。

アーカイブ、DVDも有効活用しよう!

小学生向けでは、プログラミング学習の番組や、そのまま使える英語のコンテンツなども充実してきているようです。

www.nhk.or.jp

いちど見逃した番組を見たいと言う場合、NHKアーカイブスなどを利用するのも手です。

さらに評判となった番組はDVDになっており、Amazonなどで手に入れることも可能です。

私のオススメはこちら!

奇跡のレッスン・サッカー編

生姜杉並区の小学校のサッカーチームが世界的なフットサルの指導者ロドリゴ監督に1週間レッスンを受け、技術やマインドを身につけて最後には勝てなかったチームと試合をして勝てるようになっていくレッスンをDVD化したものです。

この番組は何度も再放送されており、私も一度録画したのですがDVDに焼いて誰かに貸したまま…ハードディスクからも削除してしまいました。

このIT教育ソリューションエクスポに参加して、この奇跡のレッスンがDVD化されていることを知り、購入できるということで大変嬉しくなりました。

サッカーの指導者のみならず、教員なら見て損はないと思います。

子どもたちを励まし、良いところを見つけ勇気づけると言うことがこんなにも子どもたちに力をつけるのだと言うことが映像でよくわかると思います。

まとめ

高校生であれば、生徒がわからなかったの単元を確認するのにも良いのではないかと思います。

生徒が化学の授業がわからないと言うことで番組のQRコードをつけた学級通信を配ったことがありました。

それらをしっかり見てくれているのかどうか…とりあえず、紹介だけはできました。

私はたまにスマートフォンなどを用いて家庭総合のセクションを見せています。

ふと、授業中に視聴させて良いものなのか少し心配になりました。

教員が著作権に疎いのはよくある話ですね。

調べてみました。

>>教育・研究目的でのNHK番組の利用をお考えの方へ

どうやら、著作権法第35条でいう「学校およびその他の教育機関」において、授業内に視聴させる分には大丈夫そうです。

最近の生徒は、以前よりも映像に大変親しみを持っており、自分が喋るよりも映像の方がよく理解できる場合があると感じます。

私も、受信料を払っているのでより良いコンテンツをいつまでも続けて欲しいものです。

他にも、優れたコンテンツがありましたらぜひ教えてくださいね。

ではまた☆