[ICT]即時グラフに集計!生徒のスマートフォンを利用して、Googleフォームで授業アンケートを取ろう!!
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そろそろ夏休みですね〜。
教師のみなさまは、テスト返しの日に授業アンケートを行っているのではないでしょうか?
私もそのうちの1人でした。
テスト返却時に模範解答の裏に授業アンケートを作り、それを配布、回収していました。
紙の授業アンケート、入力、集計してる?
回収したアンケートをパラパラめくって、
- 自由記述欄に励まされたり落ち込んだり
- なんとなくの傾向をつかむ
くらいで終わってました。
しかし、それで終わってしまっては、
- どのくらい生徒たちが学習に関わったのか
- 普段の授業の様子はどうだったのか
といった振り返りを定量的に確認することができません。
でも、、、150枚近くのアンケートを入力し、集計する時間はありません。
そういえば、以前子どもの通う保育園にて保護者の交流会アンケートをGoogleフォームで行ったことを思い出しました。
Googleフォームでアンケートを行えば、人間がデータ集計をする必要が全くありません。
この夏の試験返却では、一念発起しGoogleフォームでアンケートを作り、生徒のスマホでQRコードから読み込んで入力してもらうことにしました。
実際に取り組んでもらったところ、
「即時データがグラフになり、元データもスプレッドシートに入力されてるって改めてすごい!!」
と、興奮して周囲の同僚に声をかける始末…笑。
同僚の一人から、
「今までの集計の手間なんだったの?この方法は、ぜひ生徒会の授業アンケートにも活かすべきだ。」
と、励ましをいただきました。
教育現場の負担を減らして行くのもこのブログの使命?!
Googleフォームの作り方と注意点、生徒のスマートフォンでQRコードを読み込んでもらうためのチュートリアルをご紹介します。
Googleフォームの作り方と注意点
Googleフォームを作るには、Gmailアドレスの取得が必要です。
アドレス取得後、Google driveから新規作成を行います。
詳しくは、ネット上にたくさんのチュートリアルがありますのでそちらをご参照ください。
それよりも、どんな目的で、何をアンケート項目にしていくかの方が重要でしょう。
今回は、初の試みなので生徒の負担にならぬよう、多くともクラス、出席番号を含んで10問にしてみました。
ラジオボタンで選択する方式の質問は必須項目に、自由記述を必須項目から外しました。
Google検索で「授業評価 アンケート」といったキーワードでいくつかのページを参考にさせていただきました。
結局、今まで行っていたアンケート項目を多く含むことになりました。
生徒にQRコードを読み込んでもらう方法
作成したアンケートを、QRコード変換サイトでQRコードに変換します。
変換したQRコードを画像で保存し、スライドに貼り付け印刷。
黒板にも貼れるように印刷しました。
問題は、生徒全員のスマホにQRコードリーダーのアプリが入っていないことです。
勤務先では、生徒が授業中に使えるようなタブレットは1台もありません。
では、生徒が持っているスマートフォンでどのようにQRコードを読み込めば良いのでしょうか。
方法がないか調べてみたところ、LINEの友達追加のQRコードリーダーからウェブページにもたどり着けることがわかりました。
高校生はほぼ100%LINEを利用しています。
私のLINEのスクリーンショットを用いて、チュートリアルを作成しました。
このチュートリアルに沿って、生徒にアンケートを表示してもらいました。
こんな感じに…。
スマートフォンを持っていない、使えない生徒がいた場合の紙アンケートも何部か用意していきました。
しかし、スマートフォンを持っていない生徒はおらず、充電が切れている生徒がクラスに多くて1.2名いただけでした。
回答が終わった生徒のスマートフォンを貸してもらい、回答してもらうことができました。
結果、全員がスマートフォンを使って回答することができました。
まとめ
毎回行っているの紙のアンケートでも、多くの生徒がしっかりと答えてくれます。
しかし、読み書きが苦手な生徒もおりめんどくさくて記述はパスしまう生徒も少なくはありませんでした。
生徒はスマートフォン入力に慣れているためか、紙のアンケートより自由記述のコメント多めに書いてもらえました。
お互い初めての試みだったからかもしれませんが…^_^。
スマートフォンを持ってきても良い学校であれば、ホントおすすめします!
どんどん業務を楽にできるよう、積極的に利用できるものはしていきましょうね。
入力項目その他の振り返りは、リクエストがありましたらまた新たに書いてみたいと思います。
ではまた☆