[進路]進路多様校での進路指導はどうなってる?個別指導が多くて大変です。
スポンサーリンク
もう、5月ですね~。
今回は高校生の進路の話を書きたいと思います。
↑懐かしいな、「今でしょ」。
進路指導は高校1年生から折にふれて行っているものの、本腰が入るのは高校2年生の3学期頃から。
高校は基本的に学力で輪切りされているので、進学校では早々にクラスが文系理系で分かれていたり、予備校に通ったりと大学受験の準備を着々とすすめていることでしょう。
私も、ほぼ生徒が100%大学に進学する高校に通っており、学ぶことが嫌いではなかったので大学に行くのが当たり前だと当時は考えていました。
そして、進路についてはもちろん悩みがありました。
絵を書くのが好きで「美大に行こうかな」と考えていた高校1年生。
周囲が絵が上手すぎて、そして絵で食えるのか心配だった高校2年生を経て、部活を中心に高校生活が楽しかったので高校の教員になる!と決意した高校3年生。
その後色々あって、今に至る…。
現在、進路のサポートをしているのは中学時代までお勉強がどちらかと言うと苦手な生徒たち。
選ぶ進路も大学、短大、専門学校、就職とさまざま。
入試形態も私が高校生だった時と比べてはるかに、なおかつ10年以上前に持っていた卒業学年よりもさらに多様になっています。
試験で選抜される「一般入試」以外には、「AO入試」「公募推薦」などがあり、エントリーシートを書いたり、推薦書を書いたり、面接指導をしたりと個別指導が必要になります。
本質的な「進路指導」「キャリア教育」とは異なるかもしれませんが、生徒も保護者も否応なしに考えなければならないのは卒業後の進路について。
この時期の生徒さんはどんなことを考えているのか、私の経験と周囲から見聞きした分とを織り交ぜて代表的なタイプを紹介しておきます。
大学志望
- とりあえずみんなが行くから大学
- やりたいことが決まらない(専門学校ほどには)ので、大学でやりたいことを見つけたい
- 消去法で経済学部
- 最低限、MARCH(または有名大学)は行きたいから塾に行っている。学部は問わない。
- 三流大学に行くくらいならやめてくれ、このくらいの大学には行って欲しい(保護者)
専門学校志望
就職志望
- 早く社会に出たい
- 勉強が嫌いなので就職したい
- 公務員試験を受ける予定。ダメなら就職に切り替える。
- 経済的に進学したいができないので就職。
その他
- 気がついたら高校3年生になっていた。何もしていない。
- 何をやりたいのか全く決まっていない。
- 奨学金について
指導しながらも、自分の子どもの将来について考えてしまいます。
お子さんにはどんな進路を歩んでもらいたいと思っていますか?どんな不安がありますか?
次回は、それぞれの項目について少し詳しく書いていきたいと思います。
ではまた☆