まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[ICT]無料で利用できるGsuite for educationとは?ChromeBOOK徹底活用セミナーに参加しました。

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Googleが、教育活動に力を入れているのを知っていますか?

私も、あすこま!さんのブログからGoogleクラスルームという仕組みがあることを知りました。

askoma.info

最近では、家のパソコンのサブ機として、Chromebook買っちゃいました。

これが…ものすごく快適!!

軽い、サクサク動く、ブラウザのみ。

「ソフトをアップデートしなきゃ!」などの心配なし。

そんなこともあり、Chromebookを学校でどのように使われているのか気になりました。

今回は、こちらのセミナーへ。

manabito.hateblo.jp

人生初!六本木ヒルズでした。

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ドラえもんがいました〜。

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入館証を受け取り、六本木ヒルズのオフィスフロアへ。

飛行機搭乗のチェックインか?!と思うくらい厳重です。

エレベーターの中も、英語ばかりでここは本当に日本なのか疑いが…。

田舎者ですみません。

Gsuite for education・ChromeBOOK徹底活用セミナー

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3部構成で、

  • Googleの方の講演
  • 学校にGsuite for educationを導入する際お世話になるだろう企業の方の説明
  • 導入されている学校の先生の講演

でした。

公共エリア以外は撮影禁止なので、以下は伺ったお話しが中心です。

Gsuite for education とは?

Googleが教育機関向けに提供している、グループで文書の共有やデータを保存しておけるプラットフォームです。

Gsuite for educationは、全てクラウドに情報があるため、サーバーが不要!!

職場でよくサーバーが落ちるんです…。

メモリ不足なのか容量不足なのか?!

もう、そのメリットからしてとても魅力的。

ソフトではないので、随時ウェブからアップデート可能!

Windowsにこだわる必要って、よく考えたらあまりないかもしれませんね。

Gsuite for educationの特徴

  • ビジネス用なら有料だが、非営利の教育機関であれば無料で利用できる。ed.jpや、acjpドメインであれば審査が通りやすい。
  • ed.jpドメインを使って、GMailを利用できる
  • 無制限のドライブ利用ができる。ドキュメント、スプレットシート、スライド作成可能
  • どのデバイスからでも編集可能

クラスルームを使ってできること

授業ごとにクラスを作ることができます。

クラスの中で、

  • 課題の配布
  • 学習状況の管理
  • クラスのコミュニケーションの改善
  • 課題に点数をつけて返却できる
  • カレンダーの共有
  • 資料の共有

これらのツールを使えば、夏休みなど関係なく生徒とコミュニケーションが取れる。

プライバシーに関して

  • データを広告に利用していない
  • 預かったデータはお客様のものである

といったポリシーがあるそうです。

Googleと言えばすべてのデータを広告に使うイメージがあったので、意外でした。

強調されていたこと

Gsuite for educationの担当者の説明によると、

「目的と手段を逆にしないでください」

とのこと。

どういうことかと言うと、

「自校の達成したい目的と、Googleのシステムが合うかどうか確認したい」

という問い合わせよりも、Gsuite for educationのシステムありきで、

「お宅のシステムでできる事は何なの?」

と聞かれることの方が多いそうです。

確かに、

「とにかくGsuite for educationを導入したい」

といっても周囲の人に反対されてしまいそうな気がします。

それよりも自分の学校にどのようなシステムが必要で、何が足りないのかを確認することの方が先でしょうね。

導入にあたって、担当企業の説明

コンソールシステムを構築している三谷商事株式会社さまから、端末購入時にシステムも購入すると端末の管理が一斉にできます、とのことでした。

↓導入されている学校の資料をダウンロードできます。

si.mitani-corp.co.jp

購入後にコンソールシステム(CMC)をつけることはできません。

それぞれの端末代金プラス1台につき4,200円。(一度きり!年間使用料ではありません!!)

Chromebook3〜5万円

一般的なノートパソコンに比べると格安!

セキュリティソフトを入れる必要もないし。

おそらく、かなりのコストダウンが期待できるのではないでしょうか?

導入された学校の実践報告

光明相模原高等学校の笹原健司先生から、実際に導入した経緯と現在の実践についてご報告いただきました。

学校の目指す教育環境とシステム

笹原先生の勤務校では、目指した教育環境が

  • 管理側 安定・安全・シンプル
  • 生徒側 いつでもどこでも誰でも簡単に学べる
  • 学校側 導入費用、保守費用は最小限度

この学校の目的を達成するために導入したのがGsuite for educationです。

現在、

  • 生徒はクロームブックとGsuiteで学習
  • 教員はAzure+オフィス365を採用

学内のサーバーを全て撤去し、クラウドシステムに完全移行したそうです。

授業での実践

あまりに盛りだくさんでどこから紹介すればいいのかわかりません…!

笹原先生のスライドからは以下のようなアジェンダが示されました。

Gsuiteを使った教育活動
アジェンダ
使い方1 学習記録(クリッカー・シンク・シェア)
使い方2 学習記録(ミニッツ・ペーパー)
使い方3 学習記録 Chomeアプリを使う(マインドマップ
使い方4 学び合い(シンク・シェア・ペア)
使い方5 共同学習(教科横断型学習)
使い方6 社会教育との接続(PBL)
使い方7 デジタル教科書を想定して使う
使い方8 スプレッドシートで観点別成績処理

これらを読んでいるだけでもワクワクしてきませんか?

私は話を伺って印象に残っているのは、

  • 生徒の学習記録や振り返りを取り、ウェブ上でタグクラウドにすること

生徒が入力した文章を分析し、どのような言葉が多く使われているのかタグクラウドで表示することができます。

textmining.userlocal.jp

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また、情報の整理や発想の整理に、

にも取り組んでいるそうです。

qiita.com

Googleフォームを用いて、確認のためにのために生徒に問題を作らせ、まとめてから生徒に問題を解かせることもできるそうです。

教科を横断しての実践も行なっています。

修学旅行でオーストラリアに行く際、ホームステイのご家庭で日本文化をプレゼンテーションする課題を課しています。

情報科や英語科と協力して行います。

ジグゾーで発表練習をして、事前に現地の大学生にプレゼンを見てもらいます。

現地に端末があれば世界のどこででもGsuiteを用いてプレゼンができるのです。

講義の間、私たちもクラスルームに入り笹原先生から指示された課題を取り組みました。

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それらのデータがすぐに端末に反映されるのも取り組んでみて興味深い点でした。

笹原先生の目指す教育環境の姿

最後に、笹原先生がなぜこのような教育活動を行っているのかという理由をお話ししていただきました。

社会活動にも大変熱心な笹原先生は、東日本大震災の際、被災地にボランティアにいかれたそうです。

子どもたちへの学習支援を行う中で困ったのは、学習支援をしたい大学生は多くいるものの、大学生は教え方がわからないこと。

デジタル端末も多く寄付されていたにもかかわらず、いつでもどこでも学べる環境を使いこなせる人材がいなかったそうです。

先生の志は、

「この世に命を受けた子どもが生き抜く力を身に付けるために情報技術と教育の力を使って新しい学びの環境を創造すること」

これだけ膨大な数の実践を精力的に取り組んでおられる理由が分かった気がしました。

まとめ

今回のクロームブック活用セミナー、大大大満足!でした。

↓冊子も頂いてきました。Google検索もっと使いこなさないと…!

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ウェブ上で調べてみてもよくわからなかった情報が整理され、よく理解できました。

また、笹原先生のような、志が高く、すでに教育環境を整えられている先生がおられることに衝撃を受けました。

Gsuite for educationのシステムありきではよろしくないとは思いますが、サーバーが不要になったり、システムのメンテナンスの手間や費用が大幅に軽減されると思うと、かなり魅力的なシステムではないかと感じました。

残念なのは、私が職場の決裁者ではないと言うことです。トホホ

情報収集者として、まずは職場に提案をしてみようと思います。

ではまた☆