まなびと!

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自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[家庭科]家庭科教育学会にて、勝間和代さんの講演に感動!「家庭科が生活を豊かにする」

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先日の記事を書いてから、

「勝間さんの講演、なんとかして聞けないかしら??」

manabito.hateblo.jp

子どもの預け先がないため、

「子連れでお伺いしても良いでしょうか?」

と聞いたところ了承いただけました。

ありがたい…!

そんな訳で、午前は子どもの公開授業があったため、午後から代々木オリンピックセンターへ。

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ポスターセッション会場で教科書会社の展示している冊子など見つつ、勝間さんの講演をしっかり聞いてきました!

ポスターセッション会場で最新教材をチェック!

受付を済ませて少し時間があったので、ポスターセッション会場の教材ブースを見て回りました。

1番注目したのは東京書籍の教科書ARアプリです。

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iPadなどタブレットに東京書籍のアプリケーションを入れ、特定の画像を写すと動画が見られ、音が出るものも!

最新の技術を取り入れています。

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このARを取り入れているのは、今のところ家庭科の教科書会社では東京書籍さんだけなのだそうです。

また、生命保険文化センターでは今年から「君と未来とライフプラン」と言う冊子を作り希望の高等学校学校向けに無料で雑誌を配布しています。

>>高等学校向け新副教材提供開始|公益財団法人 生命保険文化センター

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巻末にはライフプラン年表があり、シールを貼ったりプランを考えていくことができます。

教科書自体にこの巻末付録が付いていると良いのではないかと感じました。

ただこのライフプラン冊子は無料と言うことなので本校でも早めに入手して授業で活用したいと感じました。

勝間和代さんから、家庭科教育へのエール!

さて、今回の目的であった勝間和代さんの講演についてご紹介したいと思います。

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今回講演をするにあたって、家庭科の指導要領と教科書を送ってもらい、全て読み込んだそうです。

現在、家庭科は週に1、2時間と言う大変少ない履修時間となっています。

話は変わりますが、勝間さんがデフレ脱却に向けて仲間と会議を発足し、現在の政権に働きかけそれを実現しました。

同様に、ロビイングをしてはどうかと言う話から始まりました。

例えば、なぜ家庭科はセンター試験に入っていないのか?

受験科目ではないため重要視されていないのが現実です。

その辺りをどのように解消していくのか?

受験科目にすれば良いということでもありませんが、私たち家庭科教員への宿題のように感じました。

家庭科教育は最優先スキルである!

人生において職場にいる時間よりも自宅にいる時間の方が長い。

自宅での生活を向上させるためには、

夫婦などの人間関係や、

家庭生活を円満にするためのスキルを身につける必要がある。

そうすれば、自己肯定感も高まる。

そのため、家庭科は大変重要な科目である。

しかし小中高と学齢が上がるにつれて、抽象的な概念を中心とした学習が
増えるため、生徒の家庭科への興味や関心が薄くなってしまう。

受験がより良い職業選択と言う明確なゴールがあるように、家庭科にもそれに負けない位のゴールを設定する必要がある。

今回の講演前に、男性の参加者に話を聞いたところ、「生活を良くするための科目として家庭科が魅力的に感じた」ため家庭科教育を研究しているとのこと。

すべての教科の中で家庭科ほど「人間の幸せ」に近い教科は無い。

ポイントは、家庭科で習ったことを実践して嬉しい事はあった?

生徒すぐにできることが盛り込まれているかどうか?

そしてやりきる力「グリット」をつけてあげること。

問題点と改善するには?

まず、家庭科教育のカバー領域が大変に広すぎること。

家庭科の教科書を全て読み込んでみたら、この教科書1冊で自己啓発書20冊かけてしまう位の量がある。

また、広く浅い。

たくさんのコンテンツだけを追いかけてしまうと授業で全てカバーすることが難しい。

アプリケーションの領域ではなく、その裏側のリテラシーの学習に力を入れる必要があるのではないか?

また勝間和代さんが実践しているロジカルでは、家事の中にも情報を獲得したりAIを要するスキルが必要。

という事は家庭科も情報の授業とコラボした形で授業して行くのも良いのではないか。

勝間さんのロジカル家事

講演の半分はロジカル家事の紹介でした。

例えば調理において、加熱に適切な温度や時間が分かっているのに、ガスコンロでは上手にできないこと。

またその間ガスコンロの前につきっきりになってしまい時間がかかること。

そのような家事の問題を解消するために、かなりのお金と時間をかけたこと。

特に、調理について研究と実践を重ねてきた内容についてご紹介がありました。

 

勝間和代さんがこのロジカル家事を実践するに当たって、情報の獲得や仲間との学習が欠かせなかった。

学校でも、仲間とインフォーマルなグループを形成して学んでいくようなやり方を身につけ、生涯を通じて学んでいけるような仕組みを作ることが大切である。

まとめ

初めての家庭科教育学会でした。

国公立大を中心とした、大御所の先生方ばかりなので堅苦しい感じかと思いましたが非会員でも参加できて和やかな雰囲気でした。

金曜日のスマたちへのロジカル家事の特集をご覧になった方?」

と勝間さんが聞いたところ、200〜300人くらいの会場に私を含め数人しか手をあげなかったことが印象的でした。

手をあげなかった方々が勝間さんの講演内容を聞いて、家庭科教育とどのように関連付けていくのか?

気になっています。

最後に、勝間さんへ駆け寄り、娘と一緒にスリーショットの写真を撮らせていただきました。

勝間さんが笑顔で対応して下さったにもかかわらず、私はあまりの緊張で顔が引きつっていたのが残念無念…。

友達が紹介して下さった先生ともお目にかかることができ、さらにTwitterで交流のある大学院生の方ともお話しができて、勝間さんの講演以外にも大変収穫のある学会でした。

次回は、研究発表から参加してみたいと思います。

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頑張って一緒に講演を聞いてくれた娘にも感謝!

ソフトクリームおごって帰りました。

ではまた☆