まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[働き方]「自分は、役に立たない人間」だと感じていませんか?産業医の面接を受けてきました。

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職場にて、全員産業医の面接が実施されています。(2012年の記事です)

働く読者の皆さま、受けたことありますか?

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↑私が面接した産業医の先生は、白衣ではなく普段着でした…

以前も、残業代が出ていない問題(教員は残業代が出ないのです)で労働基準監督署から調査が入りました。

以下の記事でも触れたように、長時間労働が職場の課題になっています。

面接前にアンケート冊子にチェックをして、ストレスなど大まかな数値を把握してから臨みます。

www.ishamachi.com

産業医面接の様子

産業医は、小さいお子さんがいらっしゃる女性の先生でした。

私は現在、育児時間を取得中。

担任を持っていないので職場の中では早く帰宅できている方だと思います。

でも、その代わりの分を誰かが肩代わりしてやってくれているんですよね~。

多くの先生は、22時、23時過ぎまで働いていらっしゃいます。

産業医の先生が私のアンケートを見ながら、とあるチェック項目について質問がありました。

□自分は、役に立たない人間だと感じる

「感じてるか?と言われたら…やっぱり感じてます。保育園のお迎えに間に合うように早く帰ってるし。担任も持っていないし。使えないよなぁ、って思ってます。」

と話したところ、

「そんな風に思わないでくださいね。子どもを育てるのも立派な仕事だし、早く退勤する経験がないとなぜ長時間労働が良くないのか実感することが難しいから」

と言われました。

そ、そうなのかな…

長時間労働だとまず食事が乱れて体調を崩してしまう。

 

実際に我が社でも残業時間が100時間を超える人はほぼ体調を崩している。

若い人たちは、

  • 自分たちもそうなるのか心配
  • きりがない仕事なので、自分や周囲が納得行くまで仕事をしようと思うといつまでも仕事をしてしまう

という傾向があるということでした。

以前は、19時以降に職場に残る人には夕食の補助があるくらい皆さん残るのが当たり前でした。

それこそが長時間労働の現況であるとして、廃止されて少しはマシに。

私も、何年か先に育児に目処が着いたからといってまた22時過ぎ退勤の生活に戻るかと言われたら・・・。

今、割り切って早めに退勤している方、いかがでしょうか。

長く働くためには健康は欠かせない条件ですよね。

でも、なかなか自信を持つのは難しい。

と思っていたところ、タイムリーにネット友のTaniyanさんがとてもよい本を紹介してくれ、改めて働くことについて考える機会が持てました。

近いうちにこの本の紹介しますね。

これから社会に出る子ども達へのキャリア教育にも繋がると思います!

過去記事を振り返ってのまとめ

この記事を書いたのは5年前…早いものですね。

育児時間が翌年切れて、フルタイム勤務に戻り4年。

担任はなんとか持てています。

子どもが全員保育園を卒園したにも関わらず、それでもなかなか遅くまで残ることができません。

マミートラックをぐるぐる走り続けています。

職場で重要視されている生徒指導が超絶苦手というのも理由の一つかな。

それに、運動部やがんばる文化部の顧問になったら、もう土日はないんです。

30連勤、40連勤は当たり前。

「連勤術師」

なんて声も…。笑えないって。

それが教師の普通。

組合員として、長時間労働を是正しようと頑張っている人の多くが長時間労働になってしまっています。

私はこのままひっそりと、なんとかワークライフバランスを保ちながら生徒たちに寄り添って続けられたらいいななんて思ってますが…

多分、甘いんでしょうね。

ここのところは希望者か長時間労働の職員しか産業医の面接が受けられないので、久々に受けてみようかな。

ではまた☆