[考え]自己理解に必須!教育重要キーワード。メタ認知ってご存知ですか?
スポンサーリンク
メタ認知。皆さん、ご存知ですか?
私は3年位前、勝間さんと和田秀樹先生のポッドキャストで初めて知りました。(2011年の記事です)
最近は、教育現場においてメタ認知は重要視されているらしく…
って生徒が書いたらしいです。笑
いやでも、そのくらいメタ認知大事なんですよ。
ググッたらいくつか参考になりそうなものが出てきたのでご紹介します。
メタ認知とは?
もてる方法2.0より。(これ、結構面白い!)
メタ認知能力とは、自分をあたかも外から見ているように客観視する能力のこと。
メタというのは「より高次の」という意味で、元々は認知心理学という分野の専門用語になります。
結論からいえば、メタ認知能力が高い人ほどモテて、低い人ほどモテなくなってしまうのです。
メタ認知とは(成徳大学の先生のブログより)
人間には、自分で自分のことを知り、それをコントロールする力がある。メタ認知力と呼ばれている。なお、メタ(meta)とは、[ 「何かを越えて、何かと付随して、何かのあとに」を意味する接頭語である。
メタ認知力とは、したがって、「認知についての認知力」ということになる。たとえて言うなら、頭の中にもう一人の自分(homunculus)がいて、自分のことを監視し、コントロールする力が、メタ認知力である。
メタ認知力は、2つからなっている。 一つは、「自分の心を知る力、すなわち、自己モニタリング力である。これもさらに次の3つの領域からなっている。
1)自分は何を知っていて何を知らないかを知る(知識についてのメタ認知)
2)自分は何ができて何ができないか。あるいはどこまでできるかを知る(能力についてのメタ認知)
3)自分の今現在の心の働きがどうなっているか(認知状態についてのメタ認知)
・・・
学びの場.comより。(内田洋行総合教育研究所っていうのがあるんだねー。メタ認知を取り入れた学習活動の紹介ページです。)
なぜ、子どもの自己評価活動が必要なのでしょうか。
教育の目標である「生きる力」とは自ら学び、自ら考える~といった学習者自身の主体性がその根底にあります。
つまり、学習者自身が自分の学びについてその過程や結果を価値づけ、望ましい自分へと変えていく方略が必要です。
そのため自己評価活動(メタ認知活動)は重要な活動だと考えました。
一般的には、振り返りカードや自己評価カード、自己評価表などを活用することが多くみられます。
私はこの他にも、主に社会科ではイメージマップ(写真参照)を取り入れています。
wikipediaより。(メタ認知能力を測る9項目が載っています。)
メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。
それをおこなう能力をメタ認知能力という。
Knowledge Monitoring Ability
Knowing about knowing.(知っているということを知っている)、
Cognition about congnition.(認知していることを認知している)、
Understanding what I understand.(私は理解しているということを理解している)
現代において、メタ認知能力の育成は、教育、とくに学校教育において特定の教科教育を越えた重要な課題のひとつとなっている。
教員も、授業中に自分を俯瞰して見られるかは大切ですね。
授業もやりっぱなしにするのではなく、
「生徒にとってどんな意味があったのか?」「よりよく授業を行う方法はないか?」
振り返って考える必要性がありそうです。
まとめ
メタ認知=自己理解の基本。
分からないということが認知できなければ、
「これはチャレンジしても大丈夫そうかどうか」
と判断できません。
自己評価が高すぎたり、低すぎたりすることの原因にもなるでしょう。
生徒も、よく評価を「神」or「クズ」の二極化で済ませたりします。
そうなると・・・自分を客観的に評価するのは難しい!
スマートノートの5段階評価や、学級ファシリテーションの振り返りジャーナルはメタ認知能力を伸ばすのにいいでしょうね。
私も、
「自分と同じように他人も感じるだろう」
という勘違いを犯しやすいので、メタ認知能力が高くはないです。
鍛えればなんとかなるのかな…。
研究会で発表時間を守れない人は、メタ認知能力が低いのかもしれません。
そのためには…
- やりっぱなし禁止!!!
- 振り返りの時間をしっかり持つ!!!
- DCPAサイクルを実践の基本とする!!!
・・・くらいしか浮かびませんが・・・
ではまた☆