まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[性教育]性の健康教育講演会。セックスは「愛しているから」だけじゃダメ!

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職場にて、性の講演会シーズンが始まっています。(2012年の記録です)

性感染症については、ここ数年は国立感染症研究所の堀成美さんに来ていただいています。

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ツイッターでも盛んに情報発信されており、とても精力的な方です。

性感染症でも予防できるワクチンがあるものもあり、講演の内容もかなり変わってきています。

うちの職場、どんなことばを使っても大丈夫なのでありがたいです、とのこと。

「愛が無いセックスはいけないといってください」

と講演先の校長先生に言われたことがあり、

「校長先生間違ってますよ、愛くらいでセックスしたらダメなんですよ!」

と答えたそうです。

聞いている教員も勉強になりますね~。

以下、メモです。

手などにもでてきてしまったヘルペス、梅毒の写真

妊娠した女性がセックスしてうつってしまった。

清潔のために妊娠中にもつかってね、と言っています。

オーラルセックスでもうつります。

健康な子宮の入り口と、クラミジアにかかった入り口の写真。

痛そうなのに、痛くも痒くもない。

病気でも気がつかないのが恐ろしい。

痛い、痒いですむものはまた親切な病気だね。

しかし、無症状だと治しにくい。

薬で殺されないように潜んでいるものがいる。

妊婦は、コンドームを使わないでセックスした人の代表

二割はクラミジアにかかっている。

インフルエンザがなったといっても15パーセントくらい。

しかし、クラミジアの20パーセントは高い。

一度のセックスで70パーセントうつる。

性器、喉、皮膚に出てくる。

実際になったらどうするか?

駅前のマツキヨで売ってるかもしれない?!

と中学生は思う。

お金ない人はセックスしないで!!

ラブホテル代ですか?と聞いてくる生徒がいます。

まさかの時の病院代ですよ。

マツキヨ!祈る!

…ではムリです。

治療には保険証があると、30パーセントお金を払えばよくなります。

尿検査では、コップに名前を書きましょう。

採血もします。

男性は、ベビー綿棒よりもっと細い綿棒を尿道に入れます。

大人の男性でも悲鳴をあげる。

治療は、入院して点滴することもある。

治らないものもあるんです。

体から消せないものもある。

お友達が相談してきたら、病院へ行くようすすめてください。

薬は飲み切ること。いつかのために、友達にあげるなどダメ。

病院は一万円あればだいたい大丈夫ですよ。

食中毒の場合は、清潔、火を通す、冷やす

インフルエンザは?2mあけて話す、授業が終わったら窓をあける。

性感染症も、100パーセント防ぐことはできない。

防ぐならセックスしない。

清潔のために使ったらどう?

彼氏から病気うつるかな?

とは考えないよね?

コンドームを正しく使うために

岩室伸也さん、コンドームの開け方外し方付け方捨て方、YouTubeで教えてくれています。

よかったら見てください。

下手な人が使うと破ける。

相手が、コンドーム着ける技術があるか確認しないといけない。

男性は、技術を磨け!

一箱くらい使って練習しないと!

いきなりつけて成功するものではないよ。

1割くらい、使いたくない人がある。

私を大事にしてくれるなら、コンドーム使うべき!

もし、使わないでという女の人はちょっと危ない、パパにさせられちゃうよ??

病気はいやだし、妊娠も絶対にしたくないはずですよ。

コンドームしていても、2-15パーセント妊娠してしまう。

コンドーム消えました、というのもありますよ。

緊急避妊という手もある。

使って当然だよね、コンドーム!!

コンドームの限界

面積が狭い。

他のところをカバーできない。

毛じらみなどはうつることもあります。

B型肝炎 肝臓がん予防

15000円HPVワクチン 子宮頸がん、肛門がん、咽頭ガン、予防ができる。

子どもがすくない中央区は、タダで予防接種ができる。

皆さんは、打ったことがないと思います。

海外で生まれると、赤ちゃんの時にワクチンを打っている。

母子手帳に、なんのワクチンを打ったか書いてある。

教員など職業で、ワクチンを打っている人もいる。

それだけリスクが高い。

男性は、ワクチン、肛門、喉のガンに注意する。

終わりに

おたくになるために学ぶのではなく、性の健康で、今後、次の世代にも健康を!

セックスは、まんがみたいにお花しょって良かった~みたいにならない現実。

恋が終わった時に、リセット検査をすると、次の相手と付き合った時にうつさなくてすむ。

愛だけでセックスをしてはいけない。

お金、技術が必要だ!!

予防ワクチンを接種する。

相手の知識、技術レベルを確認する。

検査を受けて確認する。

コンドームは絶対に外さないこと。

講演を終えて・まとめ

とにかく、学校で行われる性教育は不十分。

先日も、産婦人科に高校生がカップルで来て、予期せぬ妊娠に男の子が怒っていたとのこと。

「俺はだまされた。だって習ったんだぜ?左か右の卵巣から毎月排卵されるって。排卵日くらいわかるはずなのに、なんで妊娠したの?」

・・・。

堀先生曰く、

「恋愛の作法がわからなくてストーカーになったりする30代も病院で相手にしているので、恋愛経験を10代のうちに積むのはステキなことだと思うんですけどね~」

ということでした。

ではまた☆