まなびと!

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まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[性教育]高校の性教育で講演会。同性愛の方の話を聴いて学ぶ。

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総合的な学習の時間「性の授業」では、放課後講演会を年度末に行っています。

アカーという、同性愛者や、HIVについての正しい知識や、差別を解消を目指すNPOの方が、男性、女性それぞれお一人来てくださいました。

www.occur.or.jp

全体的に明るいトーンでお話くださいました。生徒からの質問に笑いが出たりして。

メモ書きをご紹介します。

基礎知識・性的指向について

  • 性別 生物学的性(sex)
  • 性自認 心の性・自分が自覚している性別
  • 性的指向 恋愛対象として、どちらの性別を選ぶか(もちろん、両方もあり)
  • 社会的役割 社会的に期待される性役割(gender)
  • カミングアウトという意味

同性愛者です、といって前に出ることは少ない。

もし、ここで話して親や周囲に伝わってしまうことがあるかもしれないと思うと、そんなに公言する人は少ない。

質問コーナー 生徒が書いた付箋を集めて、質問タイム

  • 好みのタイプは?と聞かれて・・・逆にあなたは?と質問されて、「いや、プライベートなことなんで」とたじろぐ生徒。自分に聞かれていやなことを聞いてどうする。
  • とても傷つく言葉は?「いつか治るんじゃないの?」
  • 同性愛者で困ること。結婚へのプレッシャー「なぜ結婚しないんですか」それは、同性愛者だからです、と言えない。話を合わせるのが大変。恋愛しています、というと異性が前提で話を進められてしまう。友人と話していても、深い話になれず、仲良くなれない。
  • 子孫を残したいか?養子という手もある。外国では養子を迎えて育てているカップルもいる。

体験談・メッセージ

お一人目の男性の方

大切な人いますか?大切な人を3人作って下さい。

  • 大好きな人1人。
  • 何でも話せる人1人。
  • 尊敬できる人1人。

4歳の時に同性愛者だと気がついた。プロレスを見ていて、ちょっとドキドキしていた。

兄も姉も、全然ふつうに見ている。

子ども心に、自分だけこんな気持ちになっておかしいと思っていた。

仲のいい○○ちゃん(女の子)と結婚するんだよね、親から言われて、親の期待に背いてしまうことを悲しいと思った。

中学時代好きになった男の子がいたが、

「おまえら仲良くしすぎての変に思われるぞ」

と周囲から言われて距離を置くことになった。これはどうやら、男を好きになるとあまりいい目で見られることがないんだな、と思った。

当時、ホモ田ホモ男というテレビのキャラがいて(私と同世代!)、誰彼かまわず男にアタックするのを見てみな笑い、クラスで

「だれかホモいるんじゃないの?」

と、ホモがいじめの対象になった。

家族は仲がよかったが、ゲイであることは話ができなかった。

アカーという団体に17歳にして会い、同性愛者の仲間がいて本当にほっとした。

18歳の時に、親に話をした。朝になり、母親が朝食を作りながら泣いていた。

父親に、

「一千万あるから、精神科に行って治してこい、治らなくてもいいから女性と結婚してくれ」

と言われた。

テストの点数が悪くても殴られたことがないのに、親に殴られた。

悪いことをしているわけじゃないのに。

家出をして、数年親と距離を置いていた。

神戸でエイズの会議があり、アカーを親に紹介した。

実際、自分の息子がやっているボランティアを見て見直したようだった。

自分のパートナーとは会っても避けられてしまう。

自分にとっての大切な人は・・・

  • 好きな人・・・パートナー
  • 何でもはなせる・・・アカーのメンバー
  • 尊敬できる人・・・仕事の先輩など

好きな人1人だけだと、その人がいなくなったら大変。恋人にも、こいつ重たいなって思われなくていいよ!(ホントその通り!)

お二人目の女性の方

  1. 自分の性的指向を知り、考え、意識する・・・他人の指向を尊重する。
  2. 人を好きになることはすばらしいことである。異性、同性関係ない。自分に誇りを持つ。

17歳で、アカーの合宿に参加した。

そのときにわかったこと。

  • 自分は生きていていい
  • 同性愛者でいい
  • 同性に恋愛感情を持っていい
  • 自分のことをわかっていくれる人がいる。

今でも、職場でもいえないことが多い。

同性愛者でよかったと思っている。

そんな自分に誇りを持っている。

生徒のみなさんも、異性愛、同性愛に関わらず誇りを持ってほしい。

まとめ

本物に勝るものなし・・・!

と、毎年の講演会に参加していつも思います。

この講演会の出会いを通じてカミングアウトする生徒も出てきました。(もちろん、みなカミングアウトすべしとは思いませんが…)

学校も多様な人たちで溢れているはずなのに、それらをなかなか実感する機会がないので外部の方の力を借りています。

ではまた☆

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