まなびと!

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まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[書評]高校でも配慮が必要な生徒は多いはず。「通常学級での特別支援教育のスタンダード」

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職場で発達障害についてのレポートを発表してから、困っている生徒のために何ができるか考えています。

まず、本を読みました。

特に、高かっただけあって(2940円!)日野市の取り組みはものすごく勉強になったし、すぐ取り組めそうなアイデアがいっぱいでした。

通常学級での特別支援教育のスタンダードは超おすすめ本!

読書メーターの感想より。

日野市の小中学校の先生にチェックシートを記入してもらい、できていない部分について全校で取り組んだ実践を集めた本。

A4、300Pというすごいボリュームですがその価値はある!

こういう教育を受けてきた生徒が高校に入ってユニバーサル授業がでなかったら失敗経験、叱責経験も多くなってしまう。

高校もユニバーサルデザイン授業について学ぶべき。

本質と違うところ、たとえば漢字が読めなくて学びから遠ざかるなんてもったいない。

個人的には発達障害は「理解と支援が必要な”個性”」というコラムに共感しました。チェックシートも必見。

チェックシートは、学校環境についてコーディネーターや校長、教員が記入するもの。

組織作り

□校内委員会は、適切に運営できる体制でしたか。

理解・啓発

□校内委員会として、発達障害などの理解に必要な資料、文献などを校内の教員に対して紹介をしましたか。

個々の教員に対しては、

学級環境

□座席の位置は個々の特徴に合わせたものになっていますか。

□クラス内のルールはシンプルで誰もが実行できるものに設定していますか。

□助け合ったり、協力したりする場面を意図的に設定していますか。

授業における指導方法

□授業のはじめに内容の進め方について全体的な見通しを提示していますか

□時間の流れの中で、イマ、何が行われているかわかる工夫をしていますか

□課題についてできる限り学習内容の細分化(スモールステップ化)していますか

□集中の持続が可能なように、課題の内容や取り組み方に少しずつ変化を持たせていますか

などなど。

小中学校では意識されている項目かもしれないけれど、高校では

「高校生なんだから過保護すぎ。自分で考えて動くのが高校生でしょ?」

という声が根強いような気がする。

障害は個性か?

この本では「障害は個性か?」というコラムがあり、「個性」について腑に落ちない編者が、「理解と支援が必要な個性」と説明を受け、腑に落ちたという文章にとっても共感しました。

私も、先日の研究会で「障害は個性」との意見を聞いて、

「うーーーん、そんな、個性とは言えないほど苦しい経験してきている生徒がいるんでないの?」

と思っていたのでした。

今のところ、そう言われたら・・・

目が悪い人の例えを使おうと思っています。

視力が悪い人は、メガネをかければ改善できるとわかっている。

もし、

「目が悪いのも個性だから、そのままでいいんじゃない?」

「メガネ使うなんて、不平等じゃない」

って言われたらどうでしょう??

発達障害の支援も同じことじゃないかな?

と思うのですが。。。

本を読んで早速やったこと

・授業の構造をはっきりさせて、開始時に流れを説明してから授業に入り、今何をしているか視覚的につたえる。

すると、こちらも生徒もやるべきことが明確になり、多少いい感じ。

(とはいえ、「静かを作る」ことが本当に難しい。。話を聴けないのはどうしたらいいの?)

これからも続けてみようと思います。

学んでみて、疑問2つ。

ユニバーサルデザイン授業のための、「刺激を少なく」という項目

『学び合い』では、本時のゴールは示されるものの、授業中立ち歩いて話してOK。

となると、話し声が過剰な刺激になってしまう生徒には苦しい学習環境かもしれない、と思うのですが・・・。

すでに実践されている方、どうなんでしょうか??

見学したい、話を聴きたい学校にどうやってアポを取ればいいのか?

日野の中学校を始め、見に行ってみたい学校や、話をしてみたい大学の先生がいくつか出てきました。

(クリエイティブスクールの神奈川県立田奈高校とか。)

職場ででもいろいろな学校を見学しに行こうという動きがあり、

「早速行きたいね!」

と話せる仲間ができました。とっても嬉しい!!!

でも、知り合いがいない時はどうやって見学のアポをとればいいのか・・・。

うーん悩み。

ではまた☆

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