まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[セミナー]子ども達の夢をカタチに!学校でも広がりはじめたドリームマップ講座に参加しました♪

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ネットつながりママ友さんが受講してとても好評なドリームマップ。

 

www.dream-map.info

school.dream-map.info

理事を務めているお友達から、

「先生向けの講座があるからいかがですか?」

とお誘いを受け、これも何かのご縁!と思い受講してきました。

何事も、経験してみないと分からないものですね。

当日の様子と、受講して感じたことをざっくり記しておきます。

今回の会場になったのは、高田馬場の東京ハート。

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こちらで、月に2回程度ワンディドリームマップの講座が開かれているそうです。

直前にキャンセルが出て、なんと受講者は私だけ!「休日の日程もありますが…」とご連絡頂きましたが予定があるためマンツーマン、いや先生2人対1人で教えていただくことになりました。

贅沢すぎる。

2日前に頂いたリマインダーのメールには、

「自分の気に入ったイメージの雑誌の切り抜きなどがあると良いです」

と書かれていました。

でも、雑誌を全く読まないし、読んでもすぐ処分してしまうし、夢もない。こんなんで大丈夫なのか、超不安。

普段の講座は、6時間でドリームマップを完成させるそうです。なぜ6時間もかかるのか?講座を受け、その理由がわかりました。

ドリームマップ作成前に、下準備。自分と向き合う時間

まず、アイスブレイクを行い、テキストに沿って自分について掘り下げていきます。

先生のドリームマップも見せていただきました。

かなり波瀾万丈な人生を送っていらっしゃる方でした。

自分の得意なこと、嬉しいと感じることを交流。

最近、自分について考えることはあってもネガティブな評価ばかりだったので自分のプラス評価や、感じていることを表すのに困難を感じました…。

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今の満足度をチャートにしたり、自分の考えをリフレーミングしたりします。

例えば、「私はおっちょこちょい」→行動力がある、決断力がある、瞬発力がある、など。

なるほど〜。コインの裏表ですよね。

フレーミング後、行ってみたい場所、どんな友達がいるか、どんな社会だと嬉しいか、などを交流します。

ポイントは、「達成した」つもりで話すこと。

慣れると、すらすら「最近、○○に行ってきた」「演奏会をした」と言えるようになりました。

こういうワーク、一人ではなかなかできないので、何人かと取り組める時間を定期的に持つと良いかも。

上記のワークを終えたのち、テキストにある4つの視点から、実現したいことを書いていきます。

自分のことだけでなく、他者や社会への影響、貢献を考えるという視点があるのが利己的になりすぎず多様なしてんで夢を考えられそうだと感じました。

いよいよマップ作りに入ります。

いよいよ、ドリームマップ作り!

小中学校では、机の大きさに合わせてB3の用紙を使うそうです。私も同じ大きさで。

大人のドリマはさらに倍の大きさだそう。

今回は、3年後のドリームマップを作成します。

子どもは10年、20年後だったり、高校生は40歳、25歳をイメージさせるそうです。

確かに、中1の3年後は高1?それじゃつまらないよね。

参考になりそうな雑誌が沢山あり、その中で気になった写真や文字を切り取っていきます。

他には旅行のパンフレット、フリーペーパーなど。美容院でもらうこともできるらしい。

学校では、PC教室を使ってプリントアウトして使うことが多いそうです。

確かに、小中学生は大人より雑誌読まないし、持ってくるのも重たいですね。

写真を貼り、言葉を書き込むときに注意したいのは、

  • すでに達成したつもりで、現在形、過去形で書く
  • 〜ないという書き方はダメ。〜が脳に刷り込まれてしまう。
  • 数字で表す場合は、思い描いた数字の10倍にする。1000万→1億。中途半端に達成可能な数字にすると今の延長戦でしか脳が考えなくなる。

写真は、ピンときたものをチョイス。

青が多くなりました。

写真を貼っても、言葉を書くときに苦労しました。

○○を達成している自分のイメージ…。

○○すらうかばなかったりして…。

こう、なんか完全に今の仕事の延長線上に暮らしも何もかもあるじゃないですか?

ももう買っちゃったし。

勝間さんのサポートメールで、自分を変えるより環境を変える、仕事、住まいを変えるのが一番手っ取り早いとありましたがホントその通りだなと作成していて実感しました。

そんなことを考えながら、一緒に作ってくださった先生といろいろなお話をしながらあっという間に時間が来てしまいました。

2時間はあったと思うんだけど…。あれ?

真ん中の○には、3年後の日付と、キャッチフレーズを書いていきます。

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さすがに、ちょっと恥ずかしい~!のでぼんやりさせてみました。

完成したら、プレゼン!

マップが完成したら、プレゼンの時間を持ちます。一人5分。その後2分の計2回行いました。

これも、3年後にもう一度参加者とお会いしたという設定で、すでに「達成した」つもりで話をしなければなりません。

これが、またなかなか難しい!!!

3年後は、末っ子がやっと小学生になり、保育園生活から解放されます。上の子は中学生。

私も40代に突入。

今の延長線上の、特に大きな変化のない3年後を語っていたような気がします。

と思っていたら、一緒に作っていた先生のプレゼンを聞いて、どうやら夢はものすごい変化のある大層なものでなくても良さそうということが分かってきました。

発表後、ではどうすれば叶うか、考え方などを伺ったのち、学校での導入事例を動画で拝見しました。

学校への導入方法は、ドリマ先生が教える方法と、先生が学校ドリマ先生として教える方法の2通りがあります。

その際、必ずテキストを購入することが条件。

確かに、テキストと材料があれば教員でも教えられそうです。

カリキュラムは6時間なので一日かけるか、分割して授業をするかは学校の都合でいいみたいです。

高校生は、25歳になって同窓会をする設定で、どうなっているのか発表するそう。

ドリームマップを作ったら、本当に同窓会やりそうですね。

ドリームマップを作ってみて気がついたこと

実際に作ってみないとわからないものですね~。

夢は、それぞれ違っていい。

生徒が作ったマップを見てみると、一人一人違っていてビックリするそう。

確かに、似通ってしまうのではないかと思ったけれど…そんなことなかったです。

夢は否定しない!小さい?夢でもいい。

相手の話を否定せず、応援するつもりで聞くこと。

今夜、お寿司を食べるのが夢でもいい。

夢は、小さな選択の積み重ねの結果ですからね。

他人にとって大小かどうかが重要なのではない。

ビジュアルがいい!

そういえば、これからやりたいことを考える時に、ビジュアルで考える癖がまったくないことに気づきました。

付箋に書いたり、リストにしているのだけれど、、、気がついたらTODOリストになってる!!

それって味気ない。

イメージを固定できるマップはこう、思考ではなく感情に訴えるのが無意識向けで夢が叶いやすいのかもしれません。

飾って毎日見られるか?

マップを作ってからの分かれ道。

家に飾ることができるか。

私も、帰ってからずーっとどこに飾るか考えて、とりあえず納戸に飾ることにしました。

飾ってニヤニヤするくらいがいいんでしょうが…まだ気恥ずかしいです。

応援してもらう!

また、マップはできれば公開して応援してもらうほうがいいらしい。

家族が見て、夢を叶える方向で提案してくれたりすることもあるそう。

自分の夢が、社会に繋がる

ドリームマップのいいところは、社会がどうなっていたいかという利他的な部分を必ず作るところだと思ってます。

私の場合、「みんなが働きやすい」「子どもたちに平等にチャンスがある」という夢を考えました。そうなるように、自分はどう動けるか?

無意識に任せたいと思います。

先生は夢を持ってる?

一緒にマップを作ってくれた先生が、

「そういえば、教師は「先生になる」という夢を叶えた人たちですよね。だから、なかなか夢が出てこないのかも。」

確かにそうかも。

夢を叶えても、夢を持ち続けることは大事ですよね。

夢の定義をすべし

そうそう、ドリームマップを作る前に、「夢」という言葉の定義が必要!

それぞれで夢の定義が違ったら、「こんな小さい夢なんて(だから、恥ずかしい)」と考える人がいてもおかしくないです。

大きい変化を起こすなら…

それでも、夢といえば何かを変えることなのかなと思ったり。

大きな変化を起こすなら、環境を変えるのが手っ取り早いですね。

例えば、転職、引っ越し、パートナーを変える、など。

もちろん手段であって目的ではありませんが…。

だれでも、いつでも夢は持てる!

というのも、最近は就職した若者が1,2年のうちに辞めてしまい困っている会社などでも導入されているそうです。

なぜ、今の仕事をしたいのか、仕事をしながらどんな夢を持ち続けるのか、様々な角度から自分のことを振り返れるので好評だとか。

また、障がいを持った方や、病気の方がマップを作ると表情がイキイキしたり、実現不可能と思うようなことでも描いたことで嬉しくなり、生活にハリが出てきたりと、ドリマ先生が予想しなかった結果にもなっているそう。

と、色々な気づきがある研修会でした。

講師の佐藤先生、川村先生、ありがとうございました!

仕事先では、まずは長期休みの間に有志にシェア出来たらいいな〜。

ではまた☆