まなびと!

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まなびと!

自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[書評]取り組みたいけど、課題が山積みすぎる「高校教師のためのアクティブ・ラーニング」

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発売当時はamazonで扱いがなく、出版社のサイトで購入した甲斐がありました。

どのページも重要なの?

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読書メーターの感想より

読んでいるうちに付箋でいっぱいに。

高校におけるアクティブ・ラーニングについて、公文書の定義から、ポイント、行う上での条件など分かりやすく説明されています。

5科目の実践報告も現場の様子がよく伝わってきました。

教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れなければならない。

現場の学校教育で最も近いのは部活。皆が能動的に動いて目標のために練習を重ねる。仲間同志で支え合う。

こんな教室が作れたらいいのにな〜と思うけれどもどうしたらできるのか?それ以前の課題が山積み過ぎる。悩

この本で言うアクティブ・ラーニングとは、『学び合い』のことです。

『学び合い』の本は、考え方は共感するところが多々あり好んで読んでいます。

『学び合い』とは?

簡単に定義をご紹介しますね。

  • 教師が授業の意味を語る
  • その時間の課題を、「一人も見捨てない」「全員課題達成」するにはどうすれば良いか、生徒が考えて教室内を自由に歩いても良い
  • 生徒が「一人も見捨てない」の意味を理解し、仲間同志で助け合う
  • 教師の教え方はどうしても1つになってしまう。生徒が教え合えば40通りの教え方があり、その子にあう学び方が見つかる可能性が高い

他にも定義すれば付け足すことができそう。

とりあえずここまで。

実践してみたいけれど、一歩踏み出せない理由

一通り読んでみて、

「こんな風に実践できたらいいだろうな〜」

と感じてはいるものの、踏み出せない。

「できない理由あげて意味あるのかよ!」

と、もう一人の自分が突っ込んでますが、記録しておきます。

愚痴と言うよりは、今後どう対策を立てれば良いのかという棚卸し的な…。

なぜ、勤務校での実践が難しいと思うのか?

本の中では、進学校と一般校の違いをあげている方もいらっしゃいました。この本でのアクティブ・ラーニングは、進学校対応なのかな…と思ったりします。

メタ認知が苦手な生徒は、はじめ何をして良いのか、やり方がたくさんあるような非構成的な授業が苦手。

私は、現在4人組で学習に取り組ませており、そのグループメンバーが停滞気味、人間関係が作れないとなかなか進まない時もあり…もっと自由でもいいんじゃないかとも思う。

しかし、「さあ、どうぞ」だと、4人組よりもやらない子が増えてしまうことはかなり予想できてしまう。

しかも、後期になり、私語、ケータイなどが激増(悲)。

休み時間の中、授業やってるのかな?と思うほどの騒がしさ。

授業内の責任は自分にあるので、力不足なんでしょう。

文化祭も終わって中だるみの時期。

教科書を1/3の子が持っておらず、毎回コピーを貸し出しています。

また、「全員達成」を目標にあげていても、自分の課題が終わるとケータイを見たりして周囲が終わっているかには気を配らない。

今の4人組のグループは、調理実習のような状態。

隣の班に移ってはいけない。与えられた食材で、与えられたメニューを仲間と作る。

普段の課題も、もっと人と関わらないと達成できないような内容にしたらいいのかな。

調理実習ってジグソー法のようだな、とふと思ったり。

どうすればできる?

どうすれば、みんなが達成できて、自主的に参加できて、それが自分の利益になると腹落ちすることができるのかな?

こちらの本、仕事場で持ち歩いていたので興味のありそうな同僚3人ににパラパラと読んでもらいました。

「部活のように授業ができたらとても良いだろうとは思う。しかし、部活すら自分達でできず手取り足とり見てやらなければならない固まってしまう生徒たちができるのか?」

「『人と関わる』ことは授業でとても重要になってくるだろう。ただ、クラスの関係性は4月が一番良く、時間が経つとどんどんグループが分かれていき、自分が話す仲間の生徒以外の名前も覚えられないような状態ではできる気がしない。『隣と少し交流してみて』というペアワークすらできないので…。」

ですよね〜涙。

ちなみに、同僚と授業づくりについて話せるのも月に1度あるかないか…。 もっと授業づくりについて共有したいことがたくさんあるのに。

「緊急かつ重要なこと」で日々の予定が埋まっていきます。

どうしたらいいのかな〜。

まとめ

本には、目の前の生徒のことは書いてないのよね。

それでも、教育書読んで…意味あるのか…。(ある!と思いたい)

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本の感想と、棚卸しでした。

実践内容は参考になる箇所もとても多いので高校の先生方はぜひ読んでみてください!

ではまた☆

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