まなびと!

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自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[書評]教師は何よりも、一斉授業がうまくなれ!「一斉授業10の原理・100の原則」

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個人的にファンな北海道の中学校教師、堀先生の教育書です。

なぜ、著作を出すような教師は北に多く、南には少ないのか?ナゾ。

さて、この本は、学校において軽視されがちな(よくない…本当に良くないね…)授業について焦点を当てています。

部活指導がうまくて授業が下手な教師はいるか?

ファシリーテーションなど共同学習が下手で一斉授業が下手な教師はいるか?

まあ、一般にはあまりいないでしょう。

読み進めてみると、いかに自分がピントがずれた、ボケた授業をしているかがわかってしまい、えらく恥ずかしくなってしまいます。

私は何を教えているのか?

穴があったら入りたい、いや、教師やめたほうがいいのではないか。

改めて勉強し直したくなりました。

なるほど!メモ

ゴールイメージの原則

3学期の子どもの姿を想像しよう!そのためには、どうすべきか逆算しましょう。

4月に研究する教材は、年度最後の教材である。

3学期にどのような授業ができたら満足なのか?

子どもを育てられたと自信を持って言えるのか?

考えよう。

3学期に自力で討論できるようになるとは?

1学期にペアワークを取り入れなければ間に合わないのではないか?

ホント、初回からの授業の組み立てが3学期まで引きずりますからね~。

研究授業だけペアワークやってもうまくいかない訳です。

授業のフレームを意識しているか

授業には、「習得型」「活用型」「探求型」などに分かれている。

こうしたフレームを教師と子どもが確認し合い、今日は何を目的とした授業なのか、共通理解して授業が進んでいるかはとても大切なことです。

もし、それがなければあなたの中でフレームが確認できていないということです。

耳が痛い…

実際、今の授業では習得型がほとんど。

しかもプリントを解説したりするような授業が続いています。

以前の学校では探求型の授業に取り組めていたのだけれど。

今は授業に向かう姿勢がない少数の生徒たちを前にして、そういう生徒でもなんとか参加できそうな授業方法を選ぶと…プリント使用の一斉に解説するような授業を選んでしまうのが辛い。

授業の指導事項を教材名で答えていないか

指導内容を明確に意識できるようになるためには、「教材内容」と、「教科内容」と、「教育内容」を分けて捉えること。また、指導事項の質、指導事項の定着のあり方を具体的に想定しておくことが大事。

著者の堀先生は毎時間ここまで意識して授業しているとのこと。

私も先生の授業を受けてみたいものだわ…。

グループワークを毎時間入れていく

もしあなたが、最終的には子どもたち同士の交流、協同によって課題解決を図るような授業を展開して行きたいと考えているならば、4月からの計画的な指導が必要になる。

ペアによるワークからグループワークへ、徐々に慣れて行くような教材研究が求められる。

一斉授業とはいえ、最低限8分以上のグループワークを入れる方が交流も深まるし、生徒たちを学びに向かわせることはできないとのこと。

私もペアワーク入れたいな。

コミュニケーションが難しい生徒も中学校にはいるんだから、できるはずなんだよねぇ。

学びは個人のもの。個人の学びをパーソナライズ作文へ

パーソナライズ作文は200字程度がよい。それをファイルなどに閉じさせ、学期ごとに振り返りを行うことで生徒を支える「人生という物語」が見えてくる。

国語の授業以外でもできるかな?

たまに何を学んだか書かせること、振り返ること大事だよね。

それだけのことを書かせられる授業がしたい。

教材と指導事項はイコールではない

「教科書を教えるのか、教科書で教えるのか」

「教科書や教材で何某かの指導事項を教えたり扱ったりしている」

そうでないとしたら、国語の説明文では文章の読み方ではなく、動物の生態や花の生態を教えていることになってしまう。

数学で教科書の問題が解けても、その原理がわかることは似て非なるものである。

家庭科の教科書で何を教えるか?

指導書読み返そうかな…

評価をとる媒体に注意する

音楽の鑑賞について鑑賞文を書かせて提出させ、それを評価資料としてはいないか。

その中に、作文力、文章力が紛れ込んでいないか。

作文力はないけれど、話し言葉で表現すれば鑑賞力として秀でたものを持っている…評価資料の媒体が評価をゆがめてはいないでしょうか。

評定資料を取ろうと決めた学習活動においては、かならず事前に評価基準を予告する必要がある。

事前に示されていれば、意図的で具体的な努力をすることができる。

うちの子も、話し言葉では意外と難しい言葉が使えるのだけれど、文章にすると「楽しかったです」としか書けないのよね。

まあ、書く力はないってことなんだけど。

入試といい、書く能力、暗記する能力しか日本では評価されないようです。

まとめ

以上、色々と考えさせられる本でした。

学級でファシリテーターになれる教員は、一斉授業も上手です。

若い人は、初めから協同的な学習に取り組むよりも、一斉授業の腕を上げるほうが近道かもしれません。

ファシリテーションの本と合わせてよむとさらに理解が深まると思いますよ。

ではまた☆

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