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自らが学び続ける教師でありたい。振り返りの記録です。

[書評]新年度を丁寧に!「よくわかる学級ファシリテーション①かかわりスキル編」

書評
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私の大好きな実践家、岩瀬直樹さんちょんせいこさんの共著です。

小学校の先生向けの学級経営本というカテゴリになるでしょうか?

学級ファシリテーションとは何ぞや?

本によると、

「幸せな子ども時代」を支える「信頼ベース」のクラスづくりをすること。

子ども達の心の体力を温めることにより、学び合いの小さな種をまくこと。
最初が特に肝心。子ども達が「僕たちって力がある」と実感できるシーンを生み出すことで、信頼の目が誕生します。

小さな種をまいて、日本中の学校を幸せにしていきましょう!

いいね~!

教員が、ファシリテーターとして子どもたちとかかわるときのスキル10か条が載っています。

  1. クラスはチーム。「1年後にはこうなりたい」ゴールを子ども達と共有します。
  2. クラスや学びのオーナーは子ども達。先生もその一員です。
  3. 主語は僕たち、私たち。「やらせる、させる」ではなく「一緒にやろう」
  4. 心の体力を温める。学び合うプロセスをはぐくむ。信頼ベースのクラスづくり。
  5. 温める言葉:冷やす言葉=4:1。コミュニケーションのバランスを心がけます。
  6. 好意的な関心の態度が基本スタンスです。それも「相手にとって」が重要です。
  7. 体験的な学びを大切にする。スモールステップでゴールを目指します。
  8. 承認と共感に支えられた自己選択、自己決定。質問の技で子どもに寄り添います。
  9. 失敗もする、感情にも流される。それを大切な糧にします。
  10. 一人でがんばり過ぎない。仕事を楽しむ。学び続けます。

それぞれに、やってみたいな~!と思う実践てんこ盛りです。

体験学習サイクルの振り返りは、ぜひ授業で取り組んでみたいです。

ちなみに①なのは、この本で扱われている期間が新学期からはじめの1週間のクラス目標の作成までで終わっているから。

それだけ、はじめの一週間が大事なんですね。新年度のチェックリストもあり。

続刊にて子どもホワイトミーティングや学級活動の進め方が紹介されるそうです。
楽しみ~。

信頼ベースの学級ファシリテーション、続巻はこちら

既に続巻が出ています!岩瀬先生はお仕事されながら続々と本を書かれていてすごいなぁ…。

②ホワイトボードミーティング編

小学生のうちに、100均やニトリで売っているようなホワイトボードを使って学級内の対立を解消したり、相手の気持ちを思いやりつつ自分の意見を言えるアサーティブな関係を教室に作っていきます。

生徒がばらばらになり、学級崩壊をしていくことを「ココロの体力が冷える」と比喩しています。

勤務校の高校生にもこんなスキルを身につけて欲しい!と思うのだけれど、小学生とは違う困難がありますね…。

③授業編

こちらは、授業でいかにファシリテーションを使っていくか、そのやり方が満載です。

いきなり授業でホワイトボードを使おうとすると子ども達もわけわからず挫折をしてしまい、その後に活用することが難しくなってしまいます。

そうならないために、簡単なペアワークから、大きなホワイトボードを立ち上げてチームごとにしりとりをしたりとさまざまな仕掛けを起こしていくことが必要になります。

学級ファシリテーションを学びたくなったら?

私も以前、東京で行われた信頼ベースの学級ファシリテーション講座に参加しました。

講座では、休むヒマもないほどみっちりグループでのホワイトボードミーティングの練習ができますよ。

2017年現在もちょんさんの講座が全国で行われていますのでチェックしてみてくださいね。

wbmf.info

まとめ

学級経営本は、アマゾンでもたくさんリコメンドされますよね…。

読みすぎて何を軸にしようか迷ったこともあります。

むしろ、いまでも自分の中のでっかい軸はないかも。

他人の意見に左右されやすい性格なんです。困ったもんだ。

ではまた。